2010年1月26日火曜日

米国発 Pay Per Tweet の波:透明性の確保を含む5つのリスク


いずれこの波は日本にも来るのでしょうか?New York TimesにPay Per Tweet(PPT) の実態についてのレポートがありました。
記事で紹介されていたのは、50,000人のフォロワーを擁する@JohnChow氏。例えばM&Mの顔や名前をカスタマイズできるサービスをツイートして、彼は200ドルを得ているほか、通信企業やMake-A-Wish財団についてのツイートなどを通じて、10月には約3,000ドルの収入をTwitterから得たそうです。
ボタンを押すだけで収入を得られる(John Chow氏)
PPTを提供しているのはAd.lyIZEALikesという新興企業。登録している(Kim Kardashian, Dr. Drew, ミュージシャンのErnie Halter ら)セレブリティは$10,000をTwitterを通じて得ているとのこと。
Ad.lyの説明を読んでみましたが、セレブリティ本人の承認をともなうものなので、ツイートされるものは自分のフォローしている人がいい(悪くはない)と思った広告で、むやみやたらにプッシュされて来るものではないようです。
やはりここで問題になるのは、信頼性・透明性と、今のTwitterの健全な感じの環境が少し変わってしまうことだと思います。 以下に2つの例をご紹介したいと思いますが、上は広告で下は広告ではないツイートです。
広告でないツイートの方がよっぽど明確に関係性を説明しています。
このご時世、透明性の確保のために自分と企業との関係性を明示するのが基本ですが、#adの3文字をツイートの最後に書くだけで十分なのかなぁ、と若干気になりました。しかもご丁寧に"RT pls"とRe Tweetのお願いまでしています。
さて、とはいえ、始まっているものですし、いずれ日本にも来ることでしょう。
PPTで発生しうるリスクについてのまとめがあったのでそちらも併せてご紹介。
1. ユーザーが一斉にフォローを解除する危険性あり:なにせ初めてのことなので、広告に対する重要性は未知数
2. 技術的にまだ確立できていないので、ビジネスモデルを破壊する可能性も:クッキーの活用などができていないため、例えば同じ広告を何度も見せられる可能性がある
3. ROIが見えないため、比較が困難:CTRはとれても実際にツイートを見た人の数を特定することが不可能。かつ、ターゲットとして適しているかも判定不能
4. 広告主は会話を妨げることを好まない:広告主はソーシャルメディア上での評価に敏感であり同時にユーザーの会話に割るこむことを好まない
5. 透明性の欠如はTwitterの信頼性のモデルを傷つける:Twitterは互いの信頼をベースに成立している

広告は批評の対象ではなくなったのかもしれないけれど・・・:Budweiser のCM「作品」 "All Together Now"

今日は休日だったので久々に朝、CXのとくダネを見ました。

番組の中で海外CMの特集があったのですが、その中でもBeatlesの"All Together Now"の歌詞を使ったBudweiser のCMの制作秘話がなかなか面白かったです。

これはBudが欧州向けに作ったCMで、そのためかテイストもゆったり。撮影はシカゴで行われたそうで、100名の実際の市民が参加したとのこと。

列車に固定したカメラからの撮影でCGの使用は無し。一人でもNGを出すと最初からやり直しになるので、走行距離は5日間で1500キロにも及およんだそう(うろ覚えです、、)。

番組の中でCM出演者に人生で大切なものは?という趣旨の質問をしていました(これもうろ覚えです、、)。

・歌詞のBee(B)役の女性:Bee Happy(人生はハッピーでなければ)
・"Sail the ship"で船を漕ぐ老人:Crazy - Good(バカなことも時には大事)
・"Chop the tree"で板わりをしている空手道場の師範:Dedication(どんなにつまらないことでも努力することで実を結ぶ)

番組でも紹介していましたが、このCM、CGを使わなかったところが何よりもすばらしいと思いました。各自の登場はほんの一瞬ですが、参加者達はちょっとばかげているこの撮影を楽しみ、協力し合って作り上げたのだろうということが感じられます。

広告批評が休刊し「広告は批評の対象ではなくなった」とも言われています。確かにそうだなと思いますが、こういう作品に出会うと、やっぱり広告って良いな、と純粋に感じます。

低予算でクリエイティブ、そして歌詞を探す楽しみがあり、突っ込みどころ満載のこのようなCM「作品」は、クチコミされやすさという点からも、まだまだ価値があるのではないでしょうか?

~"All Together Now" 歌詞~
1,2,3,4, can I have a little more
5,6,7,8,9,10, I love you
A,B,C,D, can I bring my friend to tea
E,F,G,H,I,J, I love you
Sail the ship
Chop the tree
Skip the rope
Look at me
All together now, all together now
All together now, all together now

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「Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2009」一般の部グランプリのBlogopolisを試してみた



「Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2009」の受賞作品が発表されたようです。

その中の一般の部グランプリのBlogopolisを試してみました。

筆者のposterousは、Twitterエリアに属すようですが、それにしても占有エリアの小さいこと、、、

ちなみにこれまでで最も人気のあったエントリは、「Twitterで "#trick" か "#treat" のどちらかをツイートすると」です。

Blogopolis作品紹介:
Blogopolisは、主に国内で開設された23万件以上のブログを3Dの仮想都市景観にマッピングしたサイトです。1つ1つのブログ記事に「建物」が割り当てられ、その大きさは記事の人気度に応じて変化します。Google Earth風のインターフェースで、自在な探索が可能。さらにOpenIDでログインすると、自分のブログが所有する建物をペイントできる「集合アート」的機能も備えています。




Guy Kawasaki 氏が考える、Twitterをビジネスで使う場合の3つの鉄則

Guy Kawasaki’s top Twitter tips for businesses というエントリがあったのでご紹介。Guy Kawasaki 氏はアップルコンピュータの元エバンジェリスト(wiki)。

1. Re-formingではなくIinfroming:最新情報や情報源となるもの、Tipsなど(オリジナリティある情報)を提供する
2. 必ず Reply する:自分に関することを話している人や、ダイレクトメッセージには必ずReplyすること
3. Twitterでの全ての活動のゴールはRTされること:ReTweetは、それをする人の評価も左右するものであり、それだけにもっとも真摯な「お世辞」といえるから

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フォーチュン100企業のTwitterアカウントの半数は不人気:Weber Shandwickによる調査と提案



Weber Shandwickが行った、フォーチュン100企業のTwitterアカウント調査がなかなか面白い、というか予想通りだったのでご紹介。

・フォーチュン100の73%(8月は54%)がTwitterアカウントを登録している
・フォーチュン100の現在のアカウント数は540と大人気

と、ここまではいい感じ。問題はこのあと。

・その使い方の約半数が一方通行なコミュニケーション

fortune100-purpose
情報のフィード(26%)、ブランド認知(24%)ということは、主に一方通行なコミュニケーションで、単なる存在感を出すことが目的ということでしょう。

・双方向なコミュニケーションではないので、フォーチュン100のアカウントはとてもおとなしい。

fortune100-tweets
グラフからわかるように、発言数500以下がなんと76%という状況。。。

そして極め付けがこれ。

・フォーチュン100のTwitterアカウントは不人気。

fortune100-followers
なんと50%がフォロアー数500以下のアカウント。

なんとも厳しい現実ですが、そんなものかもしれないですね。

ということでWeber Shandwickが提案するのは、スタンダードですが以下の5点。

1. Listen to conversations (会話に耳を傾ける)
2. Participate in conversations (会話に参加する)
3. Update frequently with valuable information (価値のある情報を頻繁に更新する)
4. Reply to people who talk about issues that are important to your company (自社に重要な問題について語っている人にリプライする)
5. Retweet relevant conversations (関連性のある会話をRTする) 











「妻の6割が夫の浮気を携帯でチェックの調査」のニュースが大々的に取り上げられたのは偶然?:元々は「子育てママの携帯活用に関する調査」

Q.結婚や出産をしてから携帯電話の使い方に 変化はありましたか?
Q.内緒で夫の携帯電話を見た主な理由を教えてください。



今朝の日経朝刊社会面でも取り上げられていた「妻の6割が夫の携帯をチェック 浮気や隠し事してない?」という記事、ご覧になった方も多いと思います。

この調査、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんだもののように記事で紹介されていますが、本当でしょうか?

というのも元々の調査は、マクロミルの「子育てママの携帯活用に関する調査」(リリース)であって、リリース内でも特に「いい夫婦の日」にちなんだもの、という雰囲気は見受けられませんし、そもそもメインのファインディングすは以下の3点で浮気チェックの部分はリリースの「おまけ」として扱われています。

・1位 「レシピを調べる(66%)」2位「子供のケガ・病気の対処・病院を検索(52%)」
・結婚・出産を経て、7割超が「携帯電話の使い方が変わった」
・携帯メールのやりとりは、「夫」より「友達」。4割超が「夫の携帯代より、自分の方が高い」

季節性や、記念日はメディアの記事づくりの文脈の大きな要素の一つです。それは多くの人にとって関係のあるニュースだからで、だからこそPRではその切り口を狙って情報を加工し、メディアの文脈に自然に採用されやすいようにデザインし、大きな露出を期待するのです。 

今回自社のリリースとは異なる方向性ではあるものの、季節性にフィットして大々的にメディアに取り上げられた(可能性がある)、マクロミルのこの調査。

偶然だとしたらマクロミルにとってはラッキーな結果だったのでしょうか。

本来伝えたい主題とは違うものが取り上げられたので、望んだ形ではないかもしれませんが、調査PRの目的が社名を売ることであることを考えると、成功だったといっても良いのではないでしょうか。まぁ、そもそもこの結果を想定したうえでリリースを出していたのかもしれませんが。









ソーシャルメディアは思いやり:医療現場でオペのレポートを伝えるTwitter活用 

   Dr. Carlos Wolf, left, of Miami Plastic Surgery performs an operation with help from surgical technician Briceida Garcia, while nurse Ileana Sotolongo tweets the procedure's progress.

マイアミのCarlos Wolf氏の整形外科の待合室、15分に一度、ブラックベリーを家族が回している。

「Mは眠っている」「手術を開始します」「美しい」「きっと気に入るでしょう」

ブラックベリーのディズプレイに表示されるのはオペの進行を待合室の家族に伝えるツイート。

待合室で手術が終わるのを待つ家族に対してオペの進行を伝えることで少しでも不安を軽減しよう、というこのサービス。

ソーシャルメディアは冷たいもの、と思っている人がいるが私は娘を近くに感じることができました。いわば現代的な医師による思いやりのようなものです。

"People think of social media as being cold,"  "Although I couldn't see it, I felt like I was close to my daughter. It's modern-day bedside manner.''

と語るのは娘の手術中にツイートを見ていた母親。

こちらは実際のCarlos Wolf氏のアカウント@carloswolfmd

以前書いたエントリ、Twitter をする時に注意したいエチケットまとめにもありますが、プライベートアカウントでもない限り公開されるTwitter、厳粛な席での使用は奨励されるものではありません。

賛否両論ありそうな事例ですが、整形外科という比較的シリアス度の低いオペで、本人も了承済み、公開されるのはイニシャルのみだからこそ許されているケースなのだと思います。

この分野におけるソーシャルメディア活用、倫理的な問題もあり容易ではないと思いますが、患者やその家族の不安を「コミュニケーションによって低減する」というのは価値のあるテーマだと思います。

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光るOOHには文脈がある:事例集

Btritney- Ooh Ooh Baby Blend by 0k4mi.

via flickr

いつも楽しく読ませていただいているブログのひとつに、日刊・世界の広告クリエイティブというのがあります。興味深い広告事例を掲載されているのですが、最近のポストに面白いOOHが多かったのでまとめてご紹介。

OOH=Out of Homeですが、外を歩く、買い物をする、食事をするなど、現実世界のなかでそれぞれの目的をもって行動しているターゲットに、企業のメッセージを届けるのは至難の業。

そこで必要となるのが文脈。

筆者がいまさら言うようなことではありませんが、これ、全てのコミュニケーションにおいて重要ですよね。

ということで以下ご紹介です。

◆歯が強くなるOOH
歯磨き粉の広告を王冠の栓抜き付自動販売機に掲載することで「歯で王冠を開けれるかの様に」歯が丈夫になるという点を表現。

◆鼻がスッキリするOOH
トイレの中に時々ある乾燥機に鼻のビジュアルと製品の広告を掲載することで、「鼻がスッキリする薬」である点を訴求。

◆修正液OOH 
横断歩道のラインを巨大な修正液で引いたという設定。

 

◆フィットネスクラブのOOH
つり革的なバーに重りがついてることでバーベルを持ち上げた感じを演出しています。

◆レゴブロックのOOH
ビル壁面にあたかもレゴブロックが一つ抜けたトリックアートの様なビジュアルのポスターを掲出。

 

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Google サジェストを使った簡易分析:関連キーワードから見えてくるニーズやイメージ


企業の広報担当やマーケティング担当であれば、様々な調査を通じて、自社やそのサービスに何が求められているか、世の中からどのようにみられているかを常に把握しようとしているもの。
非常に簡易的ですが、Google サジェストの機能で簡単に把握できます。
調べたい言葉とスペースを入れるだけで、一緒に良く検索されるキーワードが件数とともに表示されます。 
画像は、彼、彼女に関する関連語で、何ともほほえましい感じ。
たまたま痛いニュースに記事があり、ちょうどいい機会がだったのでエントリを書きました(元記事には目を覆いたくなるような事例が並んでいます)。
サクッと調べる、把握する、というのには便利だと思います。

東西ドイツの統合を祝うTwitterの壁:こんな風に世界中が繋がれるなんて当時は想像もしていませんでした、感謝 #fotw


2009年11月9日、ベルリンの壁崩壊20年を祝う盛大な式典がドイツで行われました。その模様は様々なメディアで報じられ、ソーシャルメディアでも様々な活動が行われていたようです。
その一つがこの、The Berlin Twitter Wallです。
これはベルリンの壁崩壊を記念して行われているオンラインイベントで、ツイートに #fotw (Fall of the Wall) というハッシュタグを書き込むとこのサイトに反映される、という仕組み。
壁の上部にあるカメラのアイコンをクリックすると、式典で展示されているアートを閲覧することもできます。
以前のような状態には2度と戻ってはいけない、と思いつつ今の状況を享受できていることに感謝。
追記:私のツイートが反映されたお知らせがその後送られてきました。
@capote one of your messages has been posted on berlintwitterwall.com: http://www.berlintwitterwall.com/tweet/5633301946

Twitter上でのdocomo対ソフトバンク:3つのアカウントとリストを使いこなしたソフトバンクの圧勝 #docomo #sb2009

sb2009のつぶやきの件数

今日の日経朝刊ですでにソフトバンクからのアンドロイドのローンチが先んじて報じられており、新端末という切り口ではほぼノーサプライズに終わった2社の発表会。

特にソフトバンクは、Twitter中継を3つのアカウント(@SoftBank、@WhiteFamily0103、@Norika_e)を複合的に使いながら、リストの機能を生かしてその3者のコミュニケーションを分かりやすく伝える、というTwitter中継のあるべき姿を示しました。 

ソフトバンクアカウントのリスト:3アカウントのやり取りを一覧できます。

また、アカウント名もお父さん(0103)、乗り換えと、洒落が効いています。

さて、そういった努力もあってか、Twitter上の盛り上がりはソフトバンクの圧勝でした。

上記グラフはhashtagsjpを使ったもので、キーワードは"#sb2009"です。

そして下は"#docomo"。

docomoのつぶやきの件数

その差は歴然。

ソフトバンクにとってはスマートフォン(iPhone)ユーザーを意識してのTwitter中継という必然性のあるアクティビティだったのでしょう。

オフィシャルアカウントだけで進行すると自然に発生してしまう「硬さ」と、Twitterに必要な「ゆるさ」のバランスを、お父さんのキャラクターをいかしたエンターテイメントと、乗り換えアカウントによるソフトな解説によって見事に実現したソフトバンクのこの事例は今後のスタンダードになるかもしれませんね。

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廃刊を告げる新聞の表紙:East Valley Tribune


米アリゾナ州の地方紙East Valley Tribuneが、今年の大晦日を最後に廃刊することになったらしくそのことを伝える表紙。120年近い歴史があるパブリッシャーだったとのこと。 

バージニア州、ニュージャージー州で敗れたオバマ大統領のtwitter上での評価は?


今週来日予定のオバマ大統領ですが、先週行われたバージニア州、ニュージャージー州での連邦下院議員補欠選挙では共和党が勝利。当選後ほぼ1年にあたる選挙だけに注目されていましたが、良い結果とはならなかったですね。

さて、とはいえ、広くtwitter上ではどうなのか、という記事がAdAgeに出ていましたのでご紹介。

添付しているチャートですが、Trendrrを使用して集計されたものです。

上の方は単純にObamaと書かれたツイートの数の変化で、1月のピークは大統領就任、7月のピークはロシア訪問、10月のピークはノーベル賞受賞です。就任時の方がツイートが少ないのはおかしいのでは?と思われるかと思いますが、その間Twitter自体のユーザー数が爆発的に伸びていますので(前年比1,170%)、ノーベル賞のときのピークの方が大きいようです。

バージニア州、ニュージャージー州での選挙結果についてはあまり言及されていないことが分かります。

で、下のチャートですが、こちらは定量に対する定性。赤:ネガティブ、青:ポジティブ、黒:ニュートラルにツイートの内容を自動的に分析しています。これも一目瞭然ですがネガティブなものが増えてきている、というような傾向も見られません。

Trendrrのサイトでは、Brands、Buzz、Film、Gaming、Music、Politics、TVの各ジャンルのトレンドをサンプルとして閲覧できます。それを見るだけでも結構楽しいかも。





Twitter リストの非常に有効な使い方:NHLリーグがチーム別にファンを登録中


昨日のポスト「リストのリストが登場」で、リスト機能は広報的にも使えるかもと、いうようなことを書きましたが、米ホッケーリーグのNHLが早速、リストの有効な使い方を開始しています。
凄くシンプルですが、NHLリーグ内のチームごとにファンのリストを作り、リストへの登録を公式に受け付けています(上図)。
登録希望の方は、自分の好きなチーム名をハッシュタグ#myfavoriteNHLteamとともにツイートするだけ。あとはNHL側で登録してくれるようで、現在20チーム分のファンのリストができています(20はリスト機能の上限のようです)。
ファン同士の交流や他のチームのファンの会話の閲覧を楽しめるのはもちろん、NHLやチームにとってはファンの登録によるダイレクトなコミュニケーションが可能になります。
これ、企業広報やマーケティングに応用できないわけがないですよね。

Twitterリストのリストが登場:企業広報にも使えるのでは?



Listriousというところで公開されていました。

アートからセレブ、ジャーナリスト、マーケティング、ユーモアまでジャンルも様々です。

人気が高いのが、Twitter作成のteamというリストや、Robert Scoble氏によるMost Influential In Techというリスト。ソーシャルニュースメディアのMashableやThe New York Timesなどによる記者のリストも人気が高いようです。
企業広報的にも、自社のスタッフリストを作成したり、自社のサービスに関連する情報発信してくれている人をリスト化したりすることでメリットを見出せそうですね。企業の公式アカウントやセレブリティがつくるリストに登録されることがまた新たなモチベーションになるかもしれません。もちろん自分の業界関係者のリストを作ることで効率的にモニタリングをすることもできるようになるでしょう。

フィードのセグメント化であり個人のタグ付けでもあるこのリスト、なかなか面白いのかもしれません。


NHKが無料で1000本以上の映像素材を公開、さらにマッシュアップを推奨


10月31日(土)、NHKが「NHKクリエイティブ・ライブラリー」をプレオープンしました。これはNHKのカメラマンが撮影した映像素材を無料で提供するもの。
提供される素材は、生き物や世界各国の風景、CG、乗り物、色、そして音などから1000以上。
もちろん、全てがダウンロード可能。
非営利目的で著作者名を表示することにより利用可能に。利用規約を守れば、映像素材をWebサイトやブログで掲載したり、動画投稿サイトに投稿することもできます。(はてな
とのことだから凄い。
素材そのものも凄いんですが、もっと凄いなぁと感じたのはサイトのUIの分かりやすさと、マッシュアップを推奨しているところ。自分の気に入った素材をマイリストに登録し、編集、投稿できます。
例えばこんな感じです。
作品名:カメラ目線
うーん、なんかメディアでもっともソーシャルなのは利権関係からいってNHKなのかも、と思ってしまいました。

Twitterで "#trick" か "#treat" のどちらかをツイートすると


画面が怪しい雰囲気に替わり、アイコン画像がゾンビになります。
#trick
#treat
このどちらかだけを入力すると出ます(他の文字は入れないように)。
Twitter、粋なかはらいをありがとう。
Happy Halloween!!

伝統的なPRとソーシャルメディアPR、基本は同じ。重要なのはテーラーメード


"HOW TO: Use Social Media in Your PR Pitch Plan"という記事を読んでいて、ソーシャルメディアの時代になっても基本は変わらない、ということを改めて確認できて、ちょっといい気分。
上の画像は、ジャーナリストのTwitterアカウントに対して投げかけたアプローチ(Pitch)であり、ここに全てが集約されているといってもいいと思います。
伝統的なPRとおなじく、記事を読み、記者のことを調べ、そしてアプローチする。それがソーシャルメディアに置き換わり、「プレスリリースの配信」ではなく、TwitterやSNSなどのような「ツール」使い、記者やブロガー、一般のユーザーにアプローチする。それだけのこと。
ただここで重要なのが、最初のステップである「相手を理解する」というプロセス。これなくしてPRは成功しません。情報を送る相手に合せてこちらの情報の出し方を変えていく(テーラーメード)ことが重要ですね。
テーラーメードの役立つ情報をもらえれば、使われる確率が飛躍的に上がる、というのは記者の立場で考えればすぐにわかると思います。
若かりしころ、手書きのFAXで上のツイートと同じようなことをしていたのを懐かしく思い出しました。

一般の企業アカウントにも使える、NPOでTwitterをする場合の9つの秘訣


"charity: water" というきれいな水を途上国に届けようというNPOがあるそうで、そこの主催者Scott Harrison 氏のソーシャルメディアの使い方がなかなか素晴らしいらしく、NGOがTwittterを行う場合の9つのヒントが紹介されていました
NPOに限らず、一般の企業アカウントにも使えるTipsだと思います。
Do:
ユニークであれ:世の中を変えようとする自分たちの活動を伝える写真やコメントなど、ユニークなものはフォローする意義を人々に与えます。
スタッフ全員のアカウントを作れ:スタッフのツイートをRe-tweet する代表アカウントを作る方が、単一のアカウントに全員で書き込むより良い。
寄付してくれる人の意見を問え:繋がりを生み出し、(コミュニケーションを通じて)自分の行動に対するオーナーシップも生まれます。
フォロアー全員をフォローせよ:ダイレクトメッセージを送ることが可能になり、コミュニティ感がうまれます。
他の団体を応援せよ:他の団体への愛をシェアすることは、いつか自分にかえってきます。
Don’t:
Twitter上で募金を募らない:Twitterはあくまでもつながりを生み出すためのもので、募金はオフラインで行いましょう。
問題提起や一般的なツイートをしない:ツイートは信頼関係を構築するための明確な事実に即したものにするべきです。
くだらないことを書かない:自分以外のお手本となる人のツイートを見習いましょう。
自分の宣伝をしない:グループのミッションについて語る時の主語は「私」ではなく「私たち」とし、組織のためにエゴは抑えましょう。。
追記:原文を読み直したらNPOだったので一部修正しました。

TwitterやFacebookのコストは無料、ではなく約2,300億円:無駄を防ぐには?

pic

調査会社TNSのレポートによると、英国企業のソーシャルメディアにかかるコストは約2,300億円に上るそうです(Forbes)。膨れ上がるソーシャルンディアに費やす人件費などのコストを意味しています。調査では1,460名の会社員を対象にした調査で、57%が業務時間中にソーシャルを利用と回答し、1週間の平均利用時間は40分になるそうです(ん、意外と少ない??)。

こうした状況に対し、ITコンサルタントの意見が掲載されていました。
Philip Wicks, a consultant at IT services firm Morse, which commissioned the survey, said businesses should issue guidelines and policies that clearly outline the use of these sites at work, rather than taking a "draconian" stance by simply banning them.

(抄訳)単純に利用を禁ずるよりも、業務時間内の利用のガイドラインを明文化すべき。
確かに何らかの策をうたないと、従業員の無駄な時間は増加し、情報流出や無益な炎上などのリスクも高まりますね。同調査では、企業がTwitter利用に関するガイドラインを発行していないと回答したのが76%になったそうです。

ところでガイドラインを導入している日本企業に関するデータってどこかで開示されているんですかね。ちょっと気になりました。

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オンラインニュースの有料化でWSJが独り勝ち:20年間の新聞の発行部数の比較


これはものすごく如実な結果ですね。
20年間の主要な米国新聞発行部数の比較のチャートです。圧勝しているWSJには有料オンラインサービスの購読者が含まれています。これはあくまでの発行部数の比較であって、収益の比較ではありませんが、勝者がだれか、なぜ勝利しているのかがこれで一目瞭然です。
関連記事:Out of 25 Biggest Newspapers, Only Wall Street Journal Gains Circ (AdvertisingAge)

HTCスマートフォンのかっこいい広告とそのタグライン:You don't need to get a phone. You need a phone that gets you.

iPhoneやブラックベリーに続け、とグーグル携帯でおなじみのスマートフォンメーカーHTCが始めた広告が非常にかっこいい!

タイトルにもあるようにそのタグラインがまた素敵。

携帯は今は持つ人そのものを映し出す、とってもいいほどパーソナライズされたもの。それを携帯側の視点からストレートに描いたとてもかっこいい広告ですね。

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70%のブロガーが企業ブランドについて書く:テクノラティのブログ動向調査

テクノラティのState of the Blogosphereの2009年版が公開されていました。 
さて、その結果。驚くには値しませんが70%のブロガーが企業ブランドについてブログを書いているという調査結果でした。

そのうち46%が好きなブランドに関してポストし、38%が製品レビューを書いているとのこと。パートタイムや自営業の人ほどその傾向は強いようです。 



このレポート、数年前ならわくわくして読んでいたと思いますが、今のソーシャルブームの中においては以前ほどの刺激を感じないのは筆者だけではないでしょう。。。なんかちょっと寂しいかも。


任天堂とソーシャルゲームの覇者Zyngaの共通点

先日、「アメリカのバーチャルグッズの売り上げ1,000億円!:ソーシャルゲーム課金が牽引・・・課税も?」というポストを書きましたが、ソーシャルゲームの盛り上がりは本当にすごなぁ、と感じる今日この頃。

そのリーダー的存在ともいえるZyngaのCEOの発言がまたすごい!

昨日の段階でZyngaの全ゲームのアクティブユーザは5000万。
Farmvilleだけでアクティブユーザは2000万いる。
Web 1.0はWebとリンクの発見。
Web 2.0はGoogle(検索とAdSense)。
Web 3はアプリケーションの経済。
Web 3の収益化は、ユーザからの直接の支払い。すばらしい時代だ。
Facebookがやってることがまさに配管工事…なにか(どこか)となにか(どこか)を結びつけて情報の流れを作り出すサービス…だ。Facebookは大きなポータルだ。
将来のAmazonは、共有するフレンドたち…たとえばソーシャルなリビューページなど…からユーザを獲得する。Googleの広告クリックからではない。
Farmville特製のサツマイモの仮想種子は2週間で83万ドル売れた。 – その半分はハイチの学童たちに寄付された。
その金額でハイチの500名の学童が1年間食べられる。(TechCrunch

数字による裏付け、マーケットのマクロ的変化と自社の位置づけ、そして実社会への還元、、、

スポークスパーソンとしてのスキルの高さを感じるとともに、なんだか生態系(エコシステム)を変化させた神の発言のようにも聞こえます。

同じくソーシャルゲームの盛り上がりを伝えるUSA TODAYのこのくだりも非常に印象的。 

"Nintendo changed all that with Wii. They, like us, did not compete on high-end graphics, production values," says Playdom CEO John Pleasants.
"It was more about simple graphics, short games and socializing."
But socializing on Wii and Guitar Hero has limits: Only four people can play at once, and they have to be in the same place.
"The Wii democratized social gaming, but the always-on Internet took it further," says analyst Bagga. "So, many people who would not play games now do so on Facebook."

(抄訳)任天堂は、高解像度や機能の追求ではなく、シンプルな映像とソーシャル性によってゲーム業界を一変させた。ただし、ソーシャル性においては言外があり、これまでゲームをしなかったような人たちがFacebookでソーシャルゲームをしている。

任天堂もZyngaも、新しい提案によってこれまでゲームをしなかった層をとりこみ、マーケットを生み出したという点で共通しています。しかもとてもシンプルなアウトプットで。

なんだかマーケットを変えるとはこういうことなんだ、と思い知らされる感じですね。

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F1層を対象にしたTwitterサービス「ガールズログ」のターゲット企業が気になる件 #Girlslog


Twitter上でティーザー告知をしていた、モディファイの小川浩氏のTwitterを使ったガールズプロジェクト「ガールズログ」の発表がされたようです
F1層(20-34歳の女性)を対象にしたソーシャルメディア「ガールズログ(Girlslog)」がスタートした。情報感度の高い女性によるTwitterの投稿(つぶやき)を集約し、広告を組み込むことでソーシャルメディア時代のマーケティングサービスを目指す。
ビジネスモデルはつぶやきに埋めこんだURLのクリックによる課金やつぶやき自体を広告化したもの、イベントのTwitter中継などを行うPR型のもの、マーケティング調査の4本柱からなるようです。
私見では今のTwitterはF1層のなかでも限られた層にしかリーチできないプラットフォームだと思っていますが、そこを織り込んだ上でローンチしたに違いないガールズログ。いまのところサイトには眼鏡のJINSと女性誌ar Plusのバナーが出ていますが、ターゲットクライアントはどのような企業になるのでしょうかね?

ソーシャルメディアなハロウィンコスチューム #Halloween

Top Ten Social Media Halloween Costumes

TwitterのTrend Tpicsに"Halloween"の文字が躍る季節になりましたが、日本のTwitterでもハロウィーンネタが盛り上がっ来ているみたい(ハッシュタグを付けているひとは見当たらないが)。

さて、そんなソーシャルメディアユーザーならではのハロウィーン仮想を提案しているポストがあったのでピックアップしてご紹介。ただし日本向けのものはちょっと少ないので、これをヒントに考えてオフ会に臨みましょう!

Facebook
Facebookのプロファイルをボードに書いて自分の顔を使えばできあがり。コスチュームが受けるだけでなく、Facebookフレンドも増えるかも(減るかも?)。日本ならmixiでマイミク増やそう、という感じですね。 

ソーシャルにつながっている私たち
まぁ、みたままですが彼氏彼女をナンパされずにすむかもですね。 

ソーシャルメディア王 Aston Kutcher
デミムーアの夫(16歳差)として知られるAston Kutcherのもう一つの顔が、「ソーシャルメディア狂」。今年4月には、CNNとどちらが先に100万人のTwitterのフォロワーを獲得するかという競争を行い見事勝利したほど。そんなキングにあやかってみては?ただし日本ではうけないかも。 

注目されすぎてやめた、Miley Cyrus
Hannah Montanaの主人公として日本でもローティーンに人気のMiley Cyrus。16歳にして100万人以上のフォロワーがいた彼女だが、「注目される偽るので」twitterをつい先日やめてしまった。逆に彼女のコスチュームで臨めば注目されるかも。

例のクジラ(Fail Whale) 
Twitterがダウンしたときに現れるこのクジラにはよくお目にかかりますね。同じ経験をしている人と語り合えることでしょう。

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アメリカのバーチャルグッズの売り上げ1,000億円!:ソーシャルゲーム課金が牽引・・・課税も?


日本でもmixiアプリが始まり、ソーシャルアプリの課金アイテムビジネスが本格化し始めようとしていますが、Facebookなどで大きく先行するアメリカ市場では、なんと2009年の仮想アイテムの売り上げが1,000億円にもなったそうです。これは前年度比の約2倍にあたる、とのこと。
アイテム課金自体がさらに一般化し、2010年までには1,600億円市場に成長するようです。
対前年比2倍となった2009年はまさに「ソーシャルゲーム元年」であったといえますね。
記事の最後に気になるコメントがあったので、併せてご紹介。
Facabookのようなプラットフォーム事業者は、自分のプラットフォーム上に流通する仮想アイテムに「課税」し、そこから利益を得ることを考えているかもしれない。もっともそれが、「目の前の利益に目がくらんで将来の利益を犠牲にする」ということになる可能性もあるが。。。
Over time, platform holders such as Facebook might think about putting a tax on virtual goods. That is, they might collect a fee on all virtual goods transactions that take place on their platforms. But they better be careful. That would be messing with the goose that lays the golden egg.

Twitterは携帯キャリアをソーシャル化できるか?

本日発表のあった、携帯版Twitterのサービス開始に合わせて、ウィルコムが国内携帯電話/PHSキャリアで初めて、Twitterを公式コンテンツに採用することを発表しました。
アクセスは、「公式サイト→メニューリスト→メール/コミュニケーション→コミュニケーション」から。11月12日発売予定の「HONEY BEE 3」のメニューに、Twitterへのショートカットを掲載する。(IT Media
見たところ普通の「公式メニュー化」にとどまる連携のようです。

ビジネスマンのウィルコムユーザーとTwitterの相性はよさそうなので、はたから見るともう一歩進んだサービスになるといいな、と思います。

例えば、「キャリアのユーザー=コミュニティ参加者」ととらえ、Twitterがその共通のプラットフォームになってユーザー同士がつながりやすくなる、というようなサービスに昇華できると、キャリアとしてもユーザーへのサービス強化と通信料金の底上げの両方を期待できるのではないかと思います。
もしくはAUならSmart Sportでのワークアウトの結果やカロリー消費の結果とLifelogとしてのTwitterが(Auto postなどを通じて)連携する、というようなレベルでもいいかもしれません。ユーザー的には考えることなくネタを発信し続けることができるので重宝する人もいるのではないでしょうか?

単なる複製のつぶやきは今後消滅するらしい

Recurring Tweets are a violation no matter how they are done, including whether or not someone pays you to have a special privilege. We don’t want to see any duplicate tweets whatsoever- They pollute Twitter, and tools shouldn’t be given to enable people to break the rules. Spinnable text seems to just be a way to bypass the rules against duplicate updates and essentially provides the same problems.

引用元の記事によると、10月12日にTwitterからそのように伝えられたそうです。理由は繰り返しのつぶやき(recurring tweets)は、Twitterの利用規約に反し、Twitter プラットフォームを使いにくくしている、というのが趣旨のようです。

Botなども多いので、その対策ということでしょうか。 

Posted via web from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

Twitter 共同ファウンダーBiz 氏来日!& 携帯版Twitter のサービス開始


携帯版Twitter のサービス開始に併せて、Biz Stone氏が来日しているようです。
ミニブログ「ツイッター」、日本で15日に携帯サイト開設 - 米ミニブログ大手のツイッター(カリフォルニア州)は15日、日本で携帯電話専用のサイトを立ち上げる。米国でのサービスに先行する形で実施。(NIKKEI NET

ビジネスミーティングやメディアとのインタビューが予定されていることと思います。

楽しいメッセージが聞けるのを期待しましょう!

飛行機もつぶやく時代:LufthansaのMySkyStatus


ルフトハンザが、TwitterやFaceBookと連携して、自分が今どこをフライとしているかを自動的にアップデートしてくれるサービスMySkyStatusを開始したらしい。
While you're in the air, MySkyStatus sends altitude, location, departure and arrival updates automatically to your Facebook and Twitter pages. It's travel made social and it's easy to set up. Let's get started.
写真を見るとわかりますが、通常のフライト管理の情報をそのままユーザーのアカウントにポストしているようです。
ちょっと目新しい、面白いサービスですね。
引用元の人も言っているように、ルフトハンザはこれによってソーシャルメディア上の無料のプロモーションを行っていることになり、一石二鳥なサービスといえますね。

Facebookはソーシャルメディアの約60%を占有 Twitterは約2%

Experian® Hitwise® の発表によると、9月のFacebookのソーシャルメディア占有率は約6割に上ったらしい。

Facebook accounted for 58.59 percent of all U.S. visits among a custom category of 155 social networking Web sites in September 2009

ちなみに両者の対前年比増は、Twitterが1,170%で、Facebookが194%。

米国企業の54%がソーシャルメディアの職場からの利用を禁止

54% of U.S. companies say that they have banned workers from using social networking sites like Twitter, Facebook, LinkedIn and MySpace while on the job. The study, released today, also found that 19% of companies allow social networking use only for business purposes, while 16% allow limited personal use

IT系スタッフサービスを展開するRobert Half Technology社の調査結果。 

フルアクセスを許可しているのはわずか10%とのこと。

Only 10% of the 1,400 CIOs interviewed said that their companies allow employees full access to social networks during work hours(Computer World

以前、Twitter などのソーシャルメディアへの社員の投稿の監視ツールが登場 というエントリを書きましたが、職種に応じた色々な形の制限は職場環境においては必要ですね。

Posted via web from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

やっぱ日本人は、「新聞」:根強いネット広告への不信感


ビデオリサーチ社が2008年の10月に行った調査の結果、新聞メディアへの信頼感の高さが改めて浮き彫りになったようです。
外国人のエグゼクティブに対して日本のメディア環境を説明するときに必ず伝えるのが「日本人は新聞を最も信頼できる情報ソースと考えている」ということです。
今回の調査結果でもそのことが証明されたわけですが、質問項目のユニークさもあって興味深い回答もみられました。
全体の8割以上が「テレビなどで知っているニュースでも新聞で改めて読む」と回答。男女40代以上では9割前後に達している。(MarkeZine
これはすごいですね。ある意味テレビなどのニュースだけでは偏りがあると感じていることの裏返しと言えるかもしれません(もしくは単なる新聞を読まないことへの不安感?)。
調査のもう一つの目玉が広告の信頼度。上のチャートからもわかるように、情報を深く知るツールとしてのネットの存在意義が確認されたと同時に、ネット広告不信が明確に表れています。
真面目な媒体=その媒体の広告は信頼できる、という構図なのでしょう。
ネット媒体への出稿の際に気にしてみてもいいかもですね。

ナレーション:「この放送は、東宝と御覧のスポンサーの提供でお送りしますが、サントリーは提供しません」


これは面白い!
「秘密結社 鷹の爪」の最新映画公開をまえに始まった新テレビシリーズの提供各社のコールで、「非提供」を告げる事態が発生しているそうです。
ことの発端は実際の放送時間と12時間違う情報を誤ってサントリーに伝えてしまった結果、急遽スポンサーを降板したため。番組内で謝罪会見を開き、勝手に告知をしているとのこと。
総統は「再び提供してもらえるように、サントリーさんを勝手に広告宣伝していく」と明言。一方、当事者の吉田くんは「島根では時差の関係で、午前と午後が逆なんです」と見え見えのうそで失態の理由(?)を明かした。今後番組内のCM枠では、鷹の爪団が勝手に作った“サントリー勝手にCM”を放送し、サントリーにアピールしていく方針。またオフィシャルサイトでも“サントリー提供獲得大作戦”を開催し、楽屋裏を描く作戦会議ムービーの公開や、“勝手に広告”を一般から募集するなど、提供獲得のために視聴者を巻き込んだ企画を行っていく。果たしてこの熱心な活動がサントリーの心を動かすか?(シネマトゥデイ
これまで培った関係があればこそできる展開でしょうし、ここまでやればサントリーさんもスポンサーに戻るでしょう。そうでないと逆にちょっとイメージダウンかも。

まだまだキャズムを超えていない証明:リアディゾン、BOA、BENI、Crystal Kayなどがtwitterを活用!


ただし、英語での更新が中心。
海外展開を考える(日本の)アーティスト向けメディアとして、まずは浸透するかも?

いまさら聞けない、mixi、モバゲー、GREEの違いって何?:モバゲーがオープン化戦略を公開!

via flickr
先月の話ですが、9月10日売りの日本経済新聞の「逆風に負けない好調企業の実力」という連載記事の初回を飾ったのがGREE。その数字たるや驚くばかりでした。
4〜6月期でみるとミクシィは売上高の88%、ディーエヌエのモバゲー事業は48%を広告に依存するがグリーは77%が課金収入。ライバル2社は広告不況で最終減益だったが、広告依存度の低さが武器となった。グリーの粗利率は91%に達する。グリーの販管費率は40%。手数料は販管費の22%にとどまる。営業利益率はミクシィも28%と高水準だが、グリーは51%に達する。(日本経済新聞)
そのGREEが会員数1500万人達成を発表しました。つい先日モバゲーも会員数1500万人達成を発表したばかりなので、まさに拮抗状態ですねさて、時々質問されるのが、「mixi、モバゲー、GREEの違いって何?」 です。3社のビジネスをごく簡単にまとめると、
mixi:コミュニティがメインで広告でかせぐ
モバゲー:コミュニティ&カジュアルゲームの両輪で、広告とアバターが主な収益源
GREE:継続性の高いゲームのアイテム課金などが収益に大きく貢献
と言ってしまっていいかと思います。
が、この構図もいまオープン化の流れで変わろうとしています。PC版でのオープン化を開始したmixiでは、外部のコンテンツ提供者のゲームなどをmixiアプリとしてmixi内で展開し、すでに130万人を超えるアプリも登場しているほど。PCは基本無料サービスですが、携帯版mixiアプリでは直接収益化を狙えるコンテンツが多く登場してくるものと思われます。
mixiに続き、モバゲーもオープン化戦略を打ち出し(モバゲーオープン化、売りは“マネタイズ力”)、iPhoneを通じたサービス提供も発表したばかり。ゲームアイテム課金などによる新たな収益の柱を築こうとしています。
うーん、もしかしたら事業経営が柔軟なGREEも、オープン化を考え始めてているかもしれないですね。

Twitter などのソーシャルメディアへの社員の投稿の監視ツールが登場:ソーシャルセキュリティを実現するアプライアンス


SNSやTwitterの盛り上がりに合わせ、当然ながら会社内での利用者も増えており、会社によっては社員が仕事をさぼるのでアクセスに制限をかけているところもあるようです。さぼる、ということだけではなく機密情報のリークなども企業にとっては大きなリスクとなります。
とはいえ、ソーシャルメディア活動自体が業務の一部、という人も一方で増えているはずで、単純にアクセス制限、というわけにもいかない企業は多いと思います。
そこでソーシャルメディア活用の社内ポリシーの確立が必要とされているわけですが、同時にモニターし「ソーシャルセキュリティ」を実現することも必要。
FaceTime社から提供されている、「USG 3.0」はそのためのアプライアンス。メールやインスタントメッセンジャーの監視のように、従業員のソーシャルメディアへの投稿を監視し、機密情報の漏えいや法令順守を実現するそうです。
USG 3.0 は、Webサイトのアプリケーションとともに、ブログやwiki、webメール、twitterやFacebook、YouTubeなどのへの投稿コンテンツの管理を可能にします。コンテンツは監視され、保護、記録されます。それにより外部への情報漏洩やコンプライアンスの順守、リーガルからの要求や社内ポリシーの運用を実現します。
リアルタイムモニターで不正な内容をはじく、ということではないと思いますが、このようなソリューションは様々な局面で必要になってきそうですね。企業としては「あちら側」にコンテンツを預けっぱなしにはできないので。 
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