Image by Boris Veldhuijzen van Zanten via Flickr
日本IBMがTwitterでニュースリリースの配信を始めたそうで、記事になっていました(IBMJapan_PR)。
セカンドライフが盛り上がっていた時のように、国内企業がTwitter利用を始めるたびにリリースを出し、それが大手メディアが
「A社がTwitterを採用!」
というような取り上げかたがされる、というような状況になってしまうのかな、という一種の危惧を抱いていましたが、どうもそうではないようです。
先日サッカーの中継からTwitterを始めた、朝日新聞(asahi)もそうですが、単に使い始めたからといってリリースにはしていないようで、少し安心。
Twitterアカウントは取得後1ヶ月以内に6割が幽霊会員になる、とも言われており(ITmedia)過疎化したセカンドライフと似ている部分もありますが、その簡易性、オープン性、ユビキタス性により、
「必要性に根ざした、自分たちのためのツール」
という受け止め方ができる点が、セカンドライフとの一番の違いだと思います。あと、Twitterの場合、報道に必要な「絵」を作りにくいところも大手メディアによるセカンドライフ狂騒曲のようになっていない一因かもしれません。
Twitterの140文字という字数制限は、携帯のテキストメッセージの文字数が元になっているようですが、TechCrunchに興味深い記事があったので以下にご紹介。
テクノロジーが進歩しても短いメッセージの必要性は無くならない。(中略)普通のメールでは、多くの場合、140文字で返信したら相手に無礼だと思われてしまう。そのために儀礼的な文句を書き連ねるという重荷をしょいこむことになる。Twitterならもともと140文字が上限だから、無礼と思われる危険性なく簡潔に要点だけを書くことができる。
ご参考:
朝日新聞リリースページ
日本IBMリリースページ
Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点
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