<広告形態別の信頼度(2009年4月)>
ニールセンが2009年4月に50か国、25000人のネットユーザーを対象に行った調査結果が公表されていました。(MarkeZine)
日本の個別の結果はどうだったのかなぁ、いつものように新聞の信頼度が他国に比べて高いのかなぁ、なんてことも気になりますが、調査結果としては、口コミの大勝利、となったようです。
各国のネットユーザーの9割が「個人的な知り合いからのおすすめ」を、7割が「ネット上の消費者の意見」を信用していると回答。
気になったのがもう一つの傾向。
消費者の情報発信の影響力が確認される一方、ブランドが運営するサイトも7割が支持している。(中略)ニールセンは同様の調査を2007年4月にも行っており、この2年の間に信頼度が大きく増加したのは、「ブランドによるスポンサーシップ」で15ポイントアップの64%。それに、「映画の前に上映される広告」「個人的な知り合いのおすす」めが続いている。
<広告形態別の信頼度上昇ランキング(2007年4月と2009年4月の比較)>
これって何を意味しているんでしょうかね。
エンターテイメント性や、ブランド体験が信頼性を左右する、ということでしょうか?
単に消費するだけでなく、プロシューマー化している消費者にとって、普通のオンライン広告は見たくない(≒信頼を寄せられない)。
が、エンターテインメントや、コンテンツとしてパワフルな「ブランド」に関しては好意的である、ということを示しているような印象を受けます。
逆に言うと、ブランドがネットとの距離を着実に縮めて、消費者との接し方を身につけてきた、ということも言えるかもですね。
Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点
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