話題を呼んだお台場の実物大ガンダムの展示が終わったと思えば、「鉄人28号」の全高18メートル実物大モニュメントが神戸市で建設されています(公式サイト)。
そして海の向こう、韓国では全長約111メートルもの巨大ロボット『テコンV』なるものが建設されているそうです。
そして海の向こう、韓国では全長約111メートルもの巨大ロボット『テコンV』なるものが建設されているそうです。
『テコンV』とは韓国の国民的ロボットで、一言で表現するならば『マジンガーZ』のパクり。この『テコンV』が、馬山市(マサン)のロボットをテーマにした産業連係型テーマパーク『ロボットランド』にて急ピッチで建造中なんだとか。(デジタルマガジン)
そうかと思えば、大阪市内の水辺を会場に開催中の「水都大阪2009」で、巨大なアヒルのオブジェ「フローティング・ダック」が、登場したそうです。
大川に浮かぶアヒルは高さ9メートル50、長さ11メートル。明治時代、淀川の改修を手がけたオランダ人技術者ヨハニス・デ・レイケにちなんで、同国の芸術家F・ホフマン氏に制作を依頼した。(読売オンライン)
そういえば横浜博覧会では 巨大なクモ「ラ・マシン」が話題を呼びました。
昨年、「大きなことはいいことだ? - 実物大、巨大系イベント」というエントリを書きました。大きなものを展示すること自体は新しくないのですが(それこそ大仏とか昔からある)、とくにガンダムの展示を境に「強大なリアルを消費する」という行為が消費行動の一つとなりさらに、関連ビジネス活性化の手法として確立されたような気がします。
昨年、「大きなことはいいことだ? - 実物大、巨大系イベント」というエントリを書きました。大きなものを展示すること自体は新しくないのですが(それこそ大仏とか昔からある)、とくにガンダムの展示を境に「強大なリアルを消費する」という行為が消費行動の一つとなりさらに、関連ビジネス活性化の手法として確立されたような気がします。
それを裏付けるかのような面白いデータがあります。
ぴあ総合研究所の「ぴあライブ・エンタテインメント白書 2009」によると、2008年のライブ・エンタテインメント市場は過去最高の1兆1,600億円だったそうです。
ぴあ総合研究所の「ぴあライブ・エンタテインメント白書 2009」によると、2008年のライブ・エンタテインメント市場は過去最高の1兆1,600億円だったそうです。
2008年のライブ・エンタテインメント5ジャンルの市場規模は1兆1,600億円と、推計を始めた2000年以降、過去最高を更新しました。2001年以降、1兆1,000億円台をほぼ横這いで推移しており、2008年も対前年比1.2%増と微増ですが、2008年の名目GDP成長率(暦年)がマイナス1.6%と日本経済が低迷する中、健闘を続けています。(リリース)
ネットでの消費時間が増えたのと対称にネットによってリアルの価値が高まり、消費の選択と集中の結果、リアルの消費が高まった、という風に考えるのは自然なことに思えます。
筆者のオフィスの顧客のブログなどを見ていても、リアルなグッズのギフトなどを提供するとデジタルギフトと比較して非常に反応がよく、ブランドとの距離が縮まるっているがストレートに感じられます。
筆者のオフィスの顧客のブログなどを見ていても、リアルなグッズのギフトなどを提供するとデジタルギフトと比較して非常に反応がよく、ブランドとの距離が縮まるっているがストレートに感じられます。
消費されるリアルを生み出し、そしてそれをまたネットに還元する。そんなエコシステムが築けたら最高ですね。
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