2010年1月26日火曜日

Googleは条件反射的に避けるが、Yahoo! は読みやすい:リスティング広告の効果検証


昨日リスティング広告について考える機会があったので、情報を検索していたら、GoogleとYahoo! のリスティング広告の効果検証をしている記事がありました。
記事は、アイトラッキングシステムを使用したサイト分析サービスを提供しているイー・エージェンシーによるPR目的の調査レポート。 B2Bの会社には、このような調査レポートや寄稿などによるアピールは重要な広報手法のひとつとなっています。
さて、実験の結果は一目瞭然。Yahoo! はデザインを変更したことによって、リスティング広告が俄然読まれるように改善された模様。
インタビューでは、どの被験者も「(Yahoo! JAPANのデザインが変わろうと)広告だということは分かっていた」と答えました。ただし、リスティング広告欄のデザインが、よりオーガニック検索結果のデザインに近づいたことで、ユーザーの持つ広告苦手意識が払拭され、心理的ハードルが下がったと考えられます。
検索の上位には広告が来る、という認識がベースにあるのでYahoo! の新デザインも受け入れられている、ということでしょう。そうでなければ心理的ハードルはかえって上がったと思われます(広告を見せられたという拒否反応)。
人々のWebに対する認識や理解内容の変化に合わせて、Webのデザインは常に変化し続けなければならない、ということをこの記事は同時に物語っていると思います。

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