2010年3月4日木曜日

ソーシャルメディアに疲れたあなたを、CAFEへご招待:150万人以上のファンをあつめたピクルスのFacebookページ

via ClickZ

Nickelbackというバンドをご存じでしょうか?

筆者は知りませんでしたが、Facebookでは140万人以上ものファンを擁する人気バンドのようです。そのNicklebackのファンの人数を超えようとCoral Anneさんという女性が企画したのが、"Can This Pickle get More Fans than Nickelback?" というFacebookのファンページ。

目的は?

純粋に単なるユーモアで、それ以上でも以下でもなく、Nickelbackを嫌う人をエンドース(支持)するものでもありません。
This is all strictly intended for humour and nothing more or less. I am not using this page to endorse any hate towards the band Nickelback.

という完全なジョーク企画。ところがあっという間にファンが増え始めたため、Nickelback自身がこの企画を馬鹿にするような書き込みをしたほど。結果は言うまでもなく拡大を助長することになり、見事150万人を突破したそうです。

ソーシャルメディアマーケティングで、オウンドメディアにファンを集めるための施策に投資するのがばかばかしくなるような事例ですが、同時にこれは一種の「ソーシャルメディアマーケティングの疲弊」を示していうように思えます。

巨額の投資をしてテレビのスポットを打ち、Tweitterをフォロー、Facebookでファン登録、のような導線を呼び掛ける。これはシンプルで簡単、特徴のない行為である。消費者にとって意味がないだけでなく、はっきり言ってブランドにとっても価値がない。許諾を得て多くの人と繋がったとして、何になるのだろうか?

Today, we have big-buy TV spots where the single call to action is to follow the brand on Twitter or become a fan on Facebook - an action so simple, easy, and non-committal that it has almost become entirely meaningless for the consumer and, ultimately, scarcely valuable for the brand. Yes, we've gotten permission, but for a relationship that hardly seems worth having. (ClickZ)



ただし、数を追いかけるのでなく、ドラッカー先生の言うように「最適」を目指すのであれば、話は異なってくると思います。

そこでこのエントリの筆者が提案するのが、"CAFE"。良くまとまっているので抄訳にてご紹介。

CAFE:Content, Advocacy, Fans, and Engagement (コンテンツ、支持、ファンそして関与)

Content: コンテンツは計画を推進するための燃料である。ブランドはコンテンツを使って会話を開始しなければならない。消費者がこちらに来るのを待つのではなく「招待状」としてコンテンツを用い、自分の考えや製品のアイディアを示すのがよい。
Advocacy: 支持を得ることはマーケティングの手法としては新しい。もちろん消費者が決定する際には友人のアドバイスを聞くことを知ってはいたが、これまでは計画に組み込むことは難しかった。支持を得ることを前提として計画をしなければならない。
Fans: ファンは言うまでもなく、とても重要。ただしそれはゴールではない。重要なのはファンがコンテンツに触れ、ブランドが彼らと関係を築き、フォローし楽しませることが理想と言える。これは同時に支持や露出を得るための道である。
Engagement: 関与は多くの人がおろそかにしがちな最も重要なピース。関与こそ、目的としている長期の関係性と言える。参加者を得るためには、価値を提供するだけではなく、コミットメント(責任や忠誠)が伴わなくてはならない。消費者がオプトインするのは、彼らがブランドとの関わりを何度も持ちたいと思うからであり、ブランドはそのつもでいなくてはならない。

ご参考:












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