2014年3月29日土曜日

スッピンのSelfie(自分撮り)が13億円もの募金に繋がった癌啓発キャンペーン


今年のアカデミー賞でTwitterのリツイート数の新記録になったのがセレブリティのSelfie(自分撮り)画像だったのは記憶に新しいところですが、

あるSelfieの投稿をきっかけにイギリスで一大ブームが生まれ、結果800万ポンド(13億円)もの癌撲滅の募金が集まる、という現象が起きていました。

そのきっかけとなったと言われているのが、癌と闘病する妻とその夫の投稿画像。

この投稿に"#nomakeupfreeselfie"のハッシュタグがつけられていたため、スッピンのSelfie投稿=癌認知運動、という構図になり、賛同者が次々にスッピン画像を投稿する現象が起こりました。

これに目をつけたのが、Cancer Researchというイギリスの機関。公式サイトからの募金を呼びかけ、

翌日には"70007"か"70099"に"Beat"というテキストメッセージを送れば3ポンド募金ができるようにしました。

こんな感じですね。


このムーブメントにはイギリスの著名人も参加し、


男性も参加(男性は逆にメイクをして投稿)。

2日後には200万ポンドが集まり、

メディアで取り上げるところとなり、現在募金額は800万ポンドに達しているようです。

Selfieという流行のフォーマットで草の根的な癌認知運動が始まり、組織や著名人が参加することで巨額の募金に繋がるという、絵にかいたような展開ですね。
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