2010年4月30日金曜日

チョコになったiPhoneアプリ

 Buy This: iPhone App Chocolates from Etsy seller iChocolates. Organic, handmade gourmet chocolates with familiar iPhone app icons stamped on using patented “Chocographics” technology (I shit you not). 20 chocolates per box, 4 flavors per assortment. Made to order. $46.44. [likecool.] 
 
 
バレンタインの時期にこれがあったらやはり人気だったのでしょうか?
 
無農薬、手作りのおいしいチョコレートの上に、iPhoneアプリのアイコンを“Chocographics”のテクノロジーを使って印刷しています(本当です)。

Organic, handmade gourmet chocolates with familiar iPhone app icons stamped on using patented “Chocographics” technology (I shit you not).

20個入って4種の味、オーダーメイドで$46.44、だそうですが、早速Sold Outのようです。

Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

FacebookのCEOはユーザーのプライバシーを軽視しているという告発

    
via WIRED.com
先日のf8の発表の中で、「オープングラフ」の可能性を見せつけたFacebook。
そのCEO、 Mark Zuckerberg氏が、プライバシーについて真剣に考えていないのでは、という記事が掲載されていました。
Facebook社員とのオフレコでの会話。自分「Zuckはプライバシーについてどう感じているの?」回答「(笑)彼はその価値を認めていないよ」
Off record chat w/ Facebook employee. Me: How does Zuck feel about privacy? Response: [laughter] He doesn’t believe in it.

これはThe New York TimesのリードテクノロジーライターNick Bilton氏によるツイート
たしかにMark Zuckerberg氏はかつて、プライバシーについて、このような発言をしています

人々は情報などの共有を、よりオープンにより多くの人と行うことになじんできている。ソーシャルメディアの基準とは時間とともに発展していくものだ。
これは決してプライバシーを軽視しているわけではなく、適した形でオープン性を導入していくという意味で、Nick Bilton氏の記事にあるような過激なものではありません。  
  

Facebookの"Like"ボタンは、webをソーシャルに繋がったものに書き換えようという野望を持っている。しかし多くの人はFacebookの動きを、自分以外のweb全体を植民地化し、有益なデータを自社のサイロ(貯蔵庫)にしまいこみ、Googleに対抗しうる力を持とうとしている、とみている。 
It’s an ambitious attempt to rewrite the web as a socially linked network. But many see Facebook’s move as trying to colonize the rest of the web, and keep all this valuable information in its data silos, in order to become a force on the web that rivals Google.


このような様々な憶測が飛ぶ中、今回のような記事が出てしまうことは、企業で情報のコントロールをするものにとって、大きな痛手だと思います。
ポイントはその社員が自分の発言が記事化されることを望んでいたかどうかですが、後にNick Bilton氏に確認したところ、「私の情報源は記事に引用することを了承していた」と回答したので、これは社員からの「告発」に近いものだといえそうです。
真偽のほどは別として、Webの情報は全て公開されるもの、というつもりでユーザー自身が利用すべきということはFacebookに限った話ではないと思います。
さて、余談になりますが、今回の記事についてはそもそも論での疑問もあります。
そこで得た情報を記事にはしないことを約束するはずの「オフレコ」です。
「オフレコは存在すると思うな」というのはPRやメディアトレーニングにおける常識ですが、オフレコで話したことを記事にすることは記者の立場としてもそうそうできないことだと思います。
筆者自身どうしても背景を説明しなければ正しく理解されないため「ここまでは書いてもいいですが、ここから先はオフレコでお願いします」というような交渉をした経験がありますが、信頼関係の問題でもあるため約束を破られたことはありません
今回Nick Bilton氏は、その後のツイートで「オフレコとは、発言を記事に使っても良いが発言者については言及しないもの」との見解を示しています。
via WIRED.com
 ただこれは、ジャーナリスムハンドブックの定義するところとも違うようです。 
「オフレコ」はそこで得た情報を使って記事にすることを記者に禁じるものです。しかし、別の情報ソースを記者が見つけて正しいことを確認し、その人物が開示してもよいとする場合には記事にすることができる。
"Off the record" restricts the reporter from using the information the source is about to deliver. But if the reporter can confirm the information with another source who doesn't insist on speaking off the record he can publish it.
前述の通り、Nick Bilton氏の場合、「私の情報源は記事に引用することを了承していた」ようなので問題はなさそうですが、「オフレコ」を理解していない立場の人からの機密情報の漏洩リスクは取材する側される側のどちらにもある、ということを改めて認識したいと思いました。
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