2010年1月29日金曜日

記者とソーシャルメディアの関係:情報の正確性に対するPRの責任

ジャーナリストが記事を書くときにどの程度ソーシャルメディアを活用しているかについての調査が行われたそうで、それに関する記事があったのでそのサマリを下記に。
記事のネタを探す際にジャーナリストの89%がブログを、65%がFacebookやLinkedInのようなSNSを、52%がTwitterなどのマイクロブログを閲覧する。
61%のジャーナリストがWikipediaを参照する。

According ot the survey 89% ofthe journalists polled said they turn to blogs for story research, 65% to social media sites such as Facebook and LinkedIn, and 52% to microblogging services such as Twitter. 61% use Wikipedia

記事に取り上げてもらいたいコンテンツがオンラインで目立っていることが重要、と言えそうですね。
また同調査によると、ジャーナリストはそうした情報源の信頼性や正確さには、信用をおいていないことが分かったそうです。
84%がソーシャルメディアの情報はやや「信頼に欠ける」、「大きく信頼に欠ける」と回答。
49%がソーシャルメディアは「事実の確認、真実性、報道のスタンダードに欠けると回答。

Eighty-four percent said social media sources were "slightly less" or "much less" reliable than traditional media, with 49% saying social media suffers from "lack of fact checking, verification and reporting standards." 

ソーシャルメディアはあくまでも補足するものであり、取って代わるものではないというのが実際のところのようです。
取材をする編集者やレポーターは従来どおりの情報源や事実検証、伝統的な手法を用いており、多くのジャーナリストが記事のための事前取材を行う際にPRのプロに頼っている。

Editors and reporters sitll rely on primary sources, fact-checking and other traditional best practices in journalism, says the study.  And that's good news for us - most journalists turn to public relations professionals for assistance with their primary research.

PRのプロがコミュニケーションにソーシャルメディアを活用する機会が増える分、発信する情報の正確性やタイミングの良さ、事実を確認できる情報源の提示、正確な背景や文脈を十分に提供できる知識に対する責任がこれまで以上に増している。

"As PR professionals increasingly utilize social media as a means of communicating, they have a bigger responsibility than ever to ensure the information they provide journalists is accurate and timely, provide access to the primary sources who can verify the facts, and be knowledgeable enough to provide accurate background and context."

確かに人が多くの時間を費やすソーシャルメディアは、記者にとってもネタの宝庫。ただしそこで語られている内容が正確さに欠くものであった場合、どうでしょう。PRに携わるものの責任が大きいと言うことはよく分かりますね。

ちなみに掲載した画像は、ソーシャルメディア用プレスリリースの構成要素を示しており、ソーシャルメディア・レディ・コンテンツや広がる仕組みをふんだんに盛り込んだものになっています。

こんなリリース作ってみたいものですね。

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2010年1月27日水曜日

他人のTLを見る方法:cTwittLike・・・うーんちょっと良心の呵責が

これ、ちょっとしたのぞき見感覚、といっていいでしょう。

cTwittLikeで、今ログインしているユーザーのカウント名を入力すると、その人のTLを見ることができます。

建前としては繋がりたいユーザーの志向調査、と言えなくもないですね。

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コラボレーションの真の価値は「ゆるい繋がり」から生まれる:150を限界とするダンバー数とは異なる世界観

「ダンバー数」、というものをご存じでしょうか?以前「シロクマ日報」 でも取り上げられていたこのコンセプト、

安定した社会的関係を保っている集団(構成員がお互いにどんな人物で、社会とどのような関係を持っているかを理解している)の構成人数に対する理論上の上限のことであり、その数は150である。(シロクマ日報)

というもの。

この「150」という数字はソーシャルメディアにも当てはまる、というむきの発言があるようです。

事実、Twitterがこの数字の限界を打ちやるらんとする最たるものかもしれませんが、桁違いのフォロー、フォロアーを擁していたとしても多くの場合は他人同士で「安定した社会的関係」を保っているとは言えないと思います。

でもダンバー数の理論は必ずしもソーシャルメディアには適用されないんじゃない?というエントリがあったのでご紹介。

コラボレーションの真の価値は、強いつながりからではなく、むしろ弱いつながりから生まれる。事実、Collaborationの著者Morten氏がいうように、「モートンのネットワークルール」の一つは「強いつながりではなく弱いつながりを作れ」なのです。

the real value of collaboration and of networks doesn’t come from strong relationships and networks but from weak one’s.  In fact one of Morten’s network rules is actually “build weak ties, not strong ones.”  According to Morten:

「調査の結果が示しているのは、通常では入っていけない世界に通じることができる、弱いつながりの方が強いつながりよりも有用だということ。我々の知り合いという強いつながりはというと、彼らが知っているのは似たようなことが多く、新たな仕事やアイディア、専門家や知識を得るためには最適とは言えない。弱い繋ががリの方が時間が節約できてずっと効率的である。」

"But research shows that weak ties can prove much more helpful in networking, because they form bridges to worlds we do not walk within.  Strong ties, on the other hand, tend to be worlds we already know; a good friends often knows many of the same people and things we know.  They are not the best when it comes to searching for new jobs, ideas, experts, and knowledge.  Weak ties re also good because they take less time." 

確かに。

先日の孫社長の「外脳」ではありませんが、求めるものや目指すものがリアルな人間関係とソーシャルメディアでは異なり、生み出される価値も異なってきます。

安定した社会的関係を持たない「ゆるい繋がり」が強力なコラボレーションを生む。

逆説的にも聞こえる、この事実こそがTwitterなどのソーシャルメディアに私たちが夢中になる大きな理由の一つだと思います。

だから、150なんて数字は気にすることは無いし、そもそも私たちは気にしていないのです。

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ソーシャルメディアでのネガティブコメントが有益な7つの理由

2010年はソーシャルメディア向け広告予算が増加と見られており、うちの会社もそうだよね、というような気運の日本企業もあるかと思います。

一方でソーシャルメディア進出をはばむもの、それは炎上に代表される可視化された企業/ブランドへの批判。

先日の博報堂生活総研の発表「態度表明社会」にもあったように、「消費者の賛同を得るべく企業から議論を巻き起こす」ということは理想的な活動かもしれませんが、同時に批判を気にするのが企業人の心情。

「ネガティブなコメントがあなたのブログに有益な8つの理由」というエントリがあったので、抄訳にてご紹介(最後の一つは「理由」ではないですが)。受けた非難に対してどのように対処できたが重要なのですが、非難を受けること自体の価値が書かれています。

「ブログ」を「ソーシャルメディア」と読み替えて読んでみてください。

誰にでも間違いはある
単純な記載ミスなどに対する指摘は、記事をより正確なものにします。ブログは常にギブアンドテイク。あなたはブログを通じて価値を提供しているのです。読者も当然そうしてくれます。

批評される記事は人気記事
例えばブックマークサイト(Digや日本ならはてぶ)のトップに掲載された場合、たくさんのネガティブなフィードバックを受けることもあります。そんな記事は良くない記事、と考えるのは簡単ですが、ブックマークサイトのトップを飾り、何百というフィードバックがあった場合はどうでしょう。悪くない話ですよね!

ネガティブなコメントを残すことはあなたが読者を大切にしている証
人によってはネガティブなコメントを削除する人もいるでしょう。批判はお世辞ではありませんが、読者に対して記事に対する意見や考えを示す場を提供することは読者の批評を尊重している証拠であり、あなたが柔軟な考え方ができる人だということを示しています。

ネガティブなコメントは議論を生む
議論はあなたのブログにとって常に良いものです。議論はRSS購読、コメント、被リンクを促します。誰かがネガティブなコメントを残したときは続いて別の誰かが反応し、議論が生まれます。それは良いことなのです。

ネガティブなコメントはあなたのブログの価値を下げない
ネガティブなコメントは他の読者に悪影響をもたらすものと思われがち。でも人はそれぞれ異なる意見を持っているもの。10人がネガティブなコメントを残したとしても気にしないように。

ネガティブなコメントはコンテンツ
そのままの意味です。コメントはコンテンツであり、SEOに最適なのはコンテンツです。.

非難を受けるのは知られている証
例えばマイクロソフトを例にとると、"Fu●● Microsoft"とグーグルで検索すると、418.000もの検索結果がでます。実際多くの人が嫌っているからでしょうが、それは一方で同社が誰でも知っているほどの巨人だからです。ブログが成長すれば、より多くの非難にさらされることになります。ネガティブなコメントは成長を示す良い指標なのです。

What about you?
あなたはネガティブなブログコメントについてどう思いますか?嫌なものだと思いますか?それともブログをよりよくするためのものだと思いますか?

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ソーシャルメディア企画の際に確認したい大原則と9つの質問

週刊ダイヤモンドのTwitter特集の売れ行きがよく、増刷されたことが話題になっているようですね。

「ユーザーも増えているし、そろそろわが社でもツイッターでつぶやき始めてもいいタイミングだな」

と思われている方もいるかと。

もちろん是非是非、というところですがその前にちょっと冷静になってみましょう、というエントリがあったので抄訳にてご紹介。

その手法は、これまでの戦略に即したものですか?
Does this tactic support an existing strategy?

手法(戦術)はアイディアであり、プログラムではない。「Facebookを活用しよう」という宣言以上のものでなければ、適切な仕事をすることはできない。
A tactic is an idea – not a program. It takes more than the declaration, “Let’s get on Facebook!” to get the job done, properly.

全くその通り。

ではもう少し具体的に検証してみましょう。

まずは戦略ありき
アイディアは手法の一部であり、手法はプログラム(企画)を形成するものとなり、戦略をサポートする。いくつもの戦略が最終的な目的達成をもたらす。まずは目的から手法までそのアイディアが適しているかを検証してください。

Strategy First
An idea is part of a tactic, which form programs and supports strategy. A series of strategies support your objective. Start at the top [objectives] and work your way down [to tactics] to see if and where the idea fits into your plans.

そこで確認されたアイディアがどれだけ素晴らしいものであっても、それを実際に機能する実施企画に仕上げるのは至難の業。そこで試してみたいのが次の9つの質問。

アイディアを実施可能なプログラムに変える9つの質問
 1. なぜ?目的は?(ゴール)
 2. 何をするのか?(アクション)
 3. どこで?(顧客のいるところ)
 4. 誰に対して? (対象)
 5. 何について?(製品/サービス/プログラム)
 6. 測定方法は?(測定基準)
 7. 何を通じて?(媒体/場所)
 8. 何を伝えることで?(メッセージ/コール・トゥー・アクション)
 9. いつ?(具体的なタイミング)

9 Questions To Transform Ideas Into Actionable Programs
 1. Why? Objective? (goal)
 2. What to do? (action)
 3. Where? (customer location)
 4. Among? (audience)
 5. About? (product/service/program)
 6. Measured By? (metrics)
 7. Through? (vehicle/venue)
 8. By Saying? (message/call to action)
 9. When? (specific timing)

ソーシャルメディア企画以外のことでも使える王道の考え方ですね。この9の質問を埋めて文書化した例が以下の画像。

確かにこれだけでちょっとした企画書ですね。筆者も試してみたいと思います。

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やっぱりあった、映画アバターのアバターメーカー

ついにスターウォーズの興行成績を上回り、アメリカ映画史上3位につけた、アバター。そのアバターメーカー・キャンペーンをフランスのマクドナルドが手掛けていました。

サイトはこちら

自分の写真を選び、Submitするだけです。

処理中は映画のプロモーション画像のスライドショーをみることができます。

出来上がった画像は、様々な方法で共有可能。

ちなみに出来上がりはこんな感じ。

元画像、誰だか分りますか?

そう主演のSam Worthingtonの画像を使ってみました。

映画の中のAVATARとはやはり違いますね。みた人もこれからの人も楽しんでみましょう。

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Twitter 中毒必須かも?仕事中にばれずに使えるTwInoxをインストールしてみた

今日のエントリ「Twitter中毒者必見?仕事中にばれずに使う方法:すぐれものの無料ソフトたち」でご紹介した、TwInoxをインストールしてみた。

普通のメール感覚で、

Mention
Home
Direct
Sent

のフォルダに振り分けられます。

普通にメールをみる感覚でツイートをみて、それぞれに対してRTやDをすることも可能。

なかなか便利かも。

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Twitter中毒者必見?仕事中にばれずに使う方法:すぐれものの無料ソフトたち

Ciscoが実施した最近の調査によると、企業の半数が職場でTwitterを利用しているそうですが、そうでない企業は逆に約半数。企業として利用はしていても一般社員の利用を良しとしない社風の会社もあるでしょう。

また、最近Twitter中毒ぎみで、さすがに上司の目が気になる、という方もいるのでは?

業務時間中にツイッターを使う方法に関するエントリがあったので、「ばれないように使う方法」の部分をご紹介。

テック系の部門の方にオススメ:Quitter
DOS window スキンのツイッタークライアント。これでリプライや、フォロー/アンフォローダイレクトメッセージなどもできるそうです。逆に普段プログラムをしない社員がこれを使っていたら目立ちますかね。

事務/営業系社員にオススメ:Spreadtweet
名前が示しているようにエクセル風スキンのクライアント。良く見ると画面上のメニューバーが、「リプライ」「ダイレクトメッセージ」等になっています。Mac、Windows両方いけるみたいです。これはいいですね。 

MS Office常時使用ユーザー向け:TwInbox
Twinbox以外にも種類は色々あるようですが、MS Officeのアドインソフトで、Twitterのほぼ全ての機能がこれで使えるようです。

 さて、今日も仕事に支障をきたさない範囲でツイートしましょう。

追記:TwInboxをインストールしてみました。なかなか良いです♪

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フォーチュン誌が働きたい企業ベスト100を発表:Googleは昨年と同順位で、ザッポスがランクアップ

毎年恒例のフォーチュン誌による働きたい企業ベスト100が発表されていました。 

Googleは昨年と同じ4位で、ザッポスが昨年の23位からランクアップして15位(CEOの喜びの)。

ちなみに1位のSASは、ビジネスインテリジェンスなどを提供している会社で、1位になった理由はというと、 

質の高い保育施設を1カ月410ドルで利用でき、病気の日数にかかわらず健康保険料の90%を会社が負担。4人の医師と10人の臨床看護師のいる医療センターや無料で使用できる約950㎡のフィットネスセンター、室内プール、図書館、子供向けの夏のキャンプなどが提供されている。
SASで34年働く共同創業者兼CEOのJim Goodnight氏曰く、この企業文化は「従業員と会社との相互の信頼関係」に根ざしている、とのこと。

SAS boasts a laundry list of benefits -- high-quality child care at $410 a month, 90% coverage of the health insurance premium, unlimited sick days, a medical center staffed by four physicians and 10 nurse practitioners (at no cost to employees), a free 66,000-square-foot fitness center and natatorium, a lending library, and a summer camp for children.

The architect of this culture -- based on "trust between our employees and the company" -- is Jim Goodnight, its co-founder, and the only CEO that SAS has had in its 34-year history.

スケールが違いますね。

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これからは、ファンの獲得から「賛同者」の獲得へ:博報堂生活総研「態度表明社会」

昨日お招きいただいた博報堂生活総研のプレゼンテーション「態度表明社会」を拝聴してきました。

印象に残る言葉もたくさんあったので、ここでご紹介。

2010年は「壊⇒転」の年:2009年ゼロベース発想で考え直した消費者が変化を求めている

一億総リブート時代へ:停止してしまったので再起動、ではなく走りながら再起動をかけていく

NPOはこの5年間で2倍に

国民の7-8人に一人がSNSをやっている

「賛成」を辞書で調べると①同意②助力して成し遂げさせること:今の生活者は②

「好き/嫌い」から「賛成/反対」へ:企業目線ではファンの獲得から「賛同者」の獲得へ

賛同を得るには?:①企業から「生活議題を発論」②行動/成果を数値化③Community of Yes(共賛装置の開発)

見つめ直し、態度表明を始めた生活者と、意見交換を行い、より深く企業ビジョンから共有し、賛同者になってもらおう(関係のバージョンアップ)、という発想。

日々ソーシャルメディアの最新情報に触れるよう心がけている筆者にとっては、「態度表明」や「企業から議論を起こす」という視点はやや新鮮味に欠けるものでしたが、「最近テレビでみてツイッターを始めた」というのが現在の最大公約数であることを考えると、この発表としてはいいんだろうな、と思いました。

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ビルゲイツがTwitterを開始!


"Hello World." Hard at work on my foundation letter - publishing on 1/25.

4時間前に開始。
すでにフォロアー数3万以上、リストは1000を突破!

早速チェック!!



Twitterもやはりロングテール:100以上のフォロアーがいるのはわずか18% 


Twitter's Growth Slows Dramatically(Twitterの成長に急ブレーキ)というエントリがあったので、みてみると、あの有名な曲線が!
Twitterユーザーの多くは、平均値より積極的に使っている場合でもフォロワー数が100を下回っている。100を超えるのは全体のわずか18%にすぎない。また全体の81%はフォロー数も100を下回っている。
Most Twitter users, however - even if they are now more engaged on average - still have fewer than 100 followers. Only 18% of all Twitter users have more than 100 followers. A total of 81% of all users are currently also following less than 100 people.
ここにもロングテールの法則、いや2:8の法則があるようですね。厳しい世界です。筆者も(ほどほどに)頑張らねば。
と、ここまで書いていて、ループス・コミュニケーションズの斉藤氏が詳細に紹介されているのを確認。さすがに早いですね。以下もご覧下さい。
【速報】 2010年1月 最新Twitterユーザー調査 http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/01/twitter-b780.html

なぜ孫さんは2万人の社員にツイッターアカウントを持たせたのか?:実は革新的な社内広報かも

昨日のツイート

今朝の日経:ツイッターで得た「外脳」。孫さんのコメント。今後30年の事業ビジョンアイディアが一瞬で1140集まったそうです

が、思いのほかBUZZったので、ソフトバンク x Twitterの件、もう少し考えてみました。

おさらいとして、まずはこのニュース記事

ソフトバンク(東京都港区)のグループ全社員約2万人がミニブログ「ツイッター」を始めることが7日、わかった。昨年末、自身もツイッターを利用している孫正義社長が全社員に命じた。

この報道を受けて、散見されたのが、「ソフトバンクの2万人の社員が宣伝をする」という内容の意見(「ソフトバンク、2万人、宣伝」の検索結果)。

その時は、そうは思えないなぁと思っただけでそれ以上考えませんでしたが、今日社員の方のものと思しきアカウントを眺めているうちに、そうかそういうことか、と納得できました。

目的は社内広報なのです(たぶん)。勘の良い方はこのエントリのタイトルと画像だけで筆者の意図を理解されたでしょう。
画像のアカウントは、ソフトバンク30周年プロジェクト「Twitterで夢を語ろう!」公式事務局である@30th_sbのフォロワーの一名のもの。@30th_sbのフォロワーには社員アカウントと思しきものが多数見受けられます。

デフォルトの画像、フォロー数が3-5程度、フォロワーはゼロで、ツイートも1桁台、というのが、とりあえずTwitterを始めたソフトバンク社員アカウントの典型と言えそうです。

この画像を見ていると、こんなことが想像できます。

ある日社員Aが出社すると、上長から次のようなメールがきていた。「社長命令で全社員がツイッターアカウントを持つように、とのことなので各自作成するように。ちなみに会社の公式アカウントは、@masason、@30th_sb、@Norika_e、@WhiteFamily0103、@SoftBankなのでそれぞれフォローするように。あと、iPhoneを使っているものはTwitBirdをインストールすると使いやすいぞ。つぶやくときの注意事項だが・・・」

こんな文面ではないと思いますが、イメージとしてはこのような連絡があり、

「つぶやけっていわれても何を書いたらいいか分からないし、とりあえず登録・フォローして社長のアカウントくらい暇なときにでも見るか」

自分がもし同じ立場の社員ならこんな風に考えると思います。

でもこれって、会社のPCはもちろんiPhoneや携帯でも見ることのできる、社員向け広報ツールですよね。

2万人もの規模の会社にもなれば、社長の発言や、会社が発するメッセージ、イベントの様子、キャンペーン情報などを全社員に浸透させるのはまず無理。

ただし、Twitterであれば各社員が隙間時間を利用して、孫社長の発言や会社の公式なメッセージなどを読むことができます。しかも、たくさんの情報が詰まった社内報メールなどの場合「読むのめんどくさい」となりそうですが、140字以内の、細切れでちょっとゆるめのメッセージならどうでしょう。典型的な社内広報ツールよりは浸透が図れそうな気がします。

この見方はあくまでも筆者の憶測なので完全に不正解かもしれませんが、上記のような発想の転換をすることで、オープンなTwitterを社内広報ツールに変えることも可能だと思います。

※このエントリは完全に憶測で、社員の方にインタビューをして確証を得たものではありません。事実と大きく異なる、不適切であると思われる場合はコメント欄などを通じてお知らせください。 



















オバマ大統領、「初めてつぶやいたなう!」:オバマ大統領自らによる初めてのツイート


結構知られていないことかもしれませんが、大統領選をソーシャルメディアを駆使して勝ち抜いたオバマ大統領は、自分でTwittterを使っていないそうです。

理由は、

携帯でキーを打つのが下手だから

US President Barack Obama said he’d never used Twitter because he’s too clumsy to type on the phone.(Mashable)


が、ついに初めて自らツイートをしたそうでそれが上の画像のもの。ハイチ救済のため赤十字に訪れた時のもの。
なぜこれが初めてのものと証明できるか?

それは直後に続く下記のツイートに記されているからです。


まぁそれだけなのですが、なんとなく見られてラッキーと思いました。







昨年末リアルな書籍の売り上げを超えた、Kindle専用アクセサリ10選

kindle skin


Kindleのヒットにより、初めてリアルな書籍の売り上げをKindle Books(電子書籍)が抜いたのは、昨年の年末商戦(ご参考:キンドルの電子書籍がリアルな書籍の販売数を初めて突破:それを伝えるプレスリリースも熱い)。

端末が大きいだけに、その関連商品も当然ながら大きい。

10 Excellent Accessories for Your Amazon Kindleという記事があったので、その中から半分の5つをご紹介。


1. スキン

これはアートの面積が大きいだけにインパクトのあるものができそうですね。
gelaskins image

2. クリップ型ライト

本は夜長にゆっくり読むのが楽しいですよね。


kindle light


3. おしゃれバッグ

特に女性の方、いかがでしょうか?

borsa bella kindle image

4. 重役なカバー

エグゼクティブ感ただようカバー。ノートやスケジュール帳と一体型だと、本を読みながらメモ、というのもやりやすそうで便利かも。
cole haan kindle image 

 
5. 防水カバー

お風呂に携帯を持ち込む習慣のある人にはピッタリ。バスタブでゆっくりと読書、悪くないですね。

kindle guardian image


















広告代理店がソーシャルメディア事業にシフトすると、必要な人材が変化することを示している事例 

Our clients are redefining what's possible with technologies that change the way we work, play, shop, and share. Their messages are complex. Their audiences are sophisticated. And that's just the way we like it.

広告代理店がソーシャルメディア事業にシフトするとどんなことが起きるのか。PJA Advertising & Marketingという会社で実際に起きていることが紹介されていました。

起きていることは大きく二つ。

1. ソーシャルメディア企画の需要が高まり、これまでの広告制作で重要でっあったクリエイティブ部門などの役割が低下。その分ソーシャルメディア担当者がパワーを持ち始めている。

2. 絶え間なく生み出す必要がある「ソーシャルメディア・レディ・コンテンツ」を低価格で手早く制作できる人材が重宝されている。

以下その抄訳を。

ソーシャルメディアプログラム、少なくともソーシャルな内容を大きく含む統合型のプログラムへのニーズが新規ビジネスの大きな原動力になっている。売上額は大型の広告には及ばないものの、クライアントにとっては非常に価値が高い。これまでの広告制作のプロセスでソーシャルメディアの企画に取り組んできたが、それは間違っていた。それはコストを高くするが、必ずしも付加価値を生み出してはいなかった。この仕事は制作やその管理進行抜きに行われることが多く、クリエイティブ部門ですらあまり出番がない。

A major driver of new business has been the demand for social-media programs, or at least integrated programs that have a large social component. These social media programs do not command the same pricing as larger advertising programs, but they have high value for clients. Originally, we made the mistake of trying to manage these programs through the established agency creative process. It drove up the costs and didn't necessarily add any value. The work can largely be managed without production and traffic, and the creative department often plays a tangential role.

その代わりに設けたのが「ソーシャルメディア・アナリスト」というポジション。ソーシャルメディアとクライアントのチャレンジの理解を行うこの担当者の責任範囲はアカウント、クリエイティブ、デジタル、そして媒体に及ぶ。

In response to this dynamic, we have created a new role in the agency for a Social Media Analyst, a hybrid role that understands social platforms and the client's marketing challenges. Their responsibilities span account, creative, digital and media roles.

今や会社組織の重心は、アセットを生み出す部門から、ソーシャルネットワークを扱う部門にシフトしつつある。

It has also begun to shift the organizational center of gravity from teams of people who create assets to people who manage social networks.

もう一つの変化は、代理店に対する要求が、ソーシャルチャネルに数多くフィードすることが可能な、手早く低価格で作れるコンテンツになってきたこと。これを「ソーシャルメディア・レディ・コンテンツ」と呼んでいる。多くの場合、このためのクリエィティブブリーフは必要とされず、クリエィティブディレクターさえ不要。高額な高いコンセプトによる仕事と並行して、私たちは途切れることなくビデオや音楽、テキストのコンテンツを生み出し多くのチャネルに送りだしている。それらの多くのライフタイムは短い。

A second force changing the agency economy is the demand for fast, inexpensive content that feeds a lot of the new social and digital channels. Mike O'Toole, our president, calls this social-media-ready content. In many cases, this work doesn't require a creative brief. It often doesn't need the management of a creative director. Side by side with the production of highly produced, high concept work, we're also producing a steady stream of video, audio and written content that gets deployed across multiple channels and may have a very short shelf life.

クライアントの「ソーシャルメディア・レディ・コンテンツ」への評価は高まるばかりだが、これを迅速かつ低価格で制作しなければならない。私たちはそこで、記者経験のあるライターを雇い、最低限のクリエイティブや管理サポートで撮影、編集の全工程を一人で回せるビデオプロデューサーのグループを拡大させている。

Increasingly, clients place a high value on this social-media-ready content, but we need to produce it quickly and less expensively than other communications. We're hiring more writers with journalism experience. We have a growing group of video producers who can shoot and edit an entire production independently with a minimum amount of creative and administrative support.

こうした変化は新しい職種や経済モデルを生み出している。

These changes have created a demand for a new kind of talent and a new economic model.

いかがでしょうか?

企業のコミュニケーションがよりソーシャルに、よりリアルタイムになっていく中で、求められる人材の変化が起きていることが良く分かります。対応してサバイブせねば、ですね。

追記:たくさんの@リプライをいただいたので、まとめました。色々な意見や感想を見ることができます。 http://togetter.com/li/3272

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なぜフォードはソーシャルに向かうのか?:フォードは車を広告媒体化する    


Brand Indexの調査結果によると、フォードが2009年にもっとも進歩したブランドと評価を受けたそうです。ちなみにフォードは、昨年のBiggest Improvement in BUZZでも首位に輝いています(Buzzは安く作れる、というのは幻想)。
また、フォードの経営経営陣は多忙なデトロイトショーの合間を縫って、ツイッター対談などをはじめとするソーシャルメディア活動を丸一日実施したようです。
倒産した他の自動車メーカーをしり目に、自力での業績改善を続けるフォードが高く評価されるのは当然といえば当然ですが、なぜここまでソーシャルメディアに注力するのでしょう。
我々は法外ともいえるほど長時間を車の中で過ごしている。ある専門家は3時間以上というのが今日のスタンダード
We spend an inordinate amount of time in our vehicles. By today's standards, some experts believe that number exceeds three hours per day.(Advertising Age
人が時間を費やすところに商機あり、ということでしょう。
事実、フォードは、
One Fordというグローバル展開する車の一部にSyncというというドライバーが車の中で音楽、エンターテイメント、コミュニケーション、情報にアクセスできるテクノロジーの話をし、「アプリケーションなどもホストする」と語っている。またOne Fordの第一弾の車として販売されるFiestaは広告費の25%をインタラクティブにシフトするという。(Ad Innovator
という新規軸を打ち出している。
もちろんここでのコンテンツ購入や、オンラインサービスの購入、ということも考えられますが、さらに位置情報とのリンクを視野に入れると、最寄りのショップのリコメンドなどをナビゲーションを通じて提供することで、ペイパークリックのような広告ビジネスに発展することも十分可能です。
この業界に従事していたものとして、事実こういった議論が代理店との間でもう何年も行われてきている、ということは保証します。
I assure you, as someone who worked on their business, those debates have been actively taking place among their agencies for years.(Advertising Age
次の自動車産業の成長機軸としてこの分野を育て、自動車メーカーの決算報告書に「車載広告システムからの収入」が記載される日が来るのかもしれませんね。

【警告】Twitterへの招待を装ったウィルス付きメールにご注意:件名はYour friend invited you to twitter!


2009年6月20日のMashableにも出ていた、Twitterへの招待を装ったウィルス付きメールが筆者のところにっっ。
メールの件名は
“Your friend invited you to twitter!”
そのメールには、"Invitation Card.zip"というファイルが添付されています。
もし受け取ったら、添付ファイルをダウンロードすることなくスパムメールとして取り扱ってください。もし感染したと思われるようでしたらセキュリティソフトを最新にしてウィルススキャンをしてください。
If you receive one of these mails, simply mark it as spam without downloading the attachment. And if you think you might be infected, update your anti-virus software and run a full virus scan.

読売新聞の発行部数は世界一いぃぃぃぃ


この数字については色々な議論があるようですが、最近はネットPRが話題に上りがちなのでこういう基本情報って結構見落とされがちかも。
読売新聞は、イギリスの「ギネスブック」が認定した世界一の発行部数を誇り、日本を代表する高級紙です。発行部数監査機関である日本ABC協会の報告では、2009年4月の朝刊部数は全国で10,020,688部で、全国紙第2位の新聞に約200万部、第3位紙に約619万部という大差をつけています。 (読売新聞HP
単に数字にインパクトがあったのでエントリしただけです、はい。

広報を行わないフォーエバー21流プロモーション:店舗こそ最重要拠点という理念

「フォーエバー21流プロモーションに注目!目覚ましい功績の秘訣を探る」という気になるタイトルの記事があったのでご紹介。

まず驚いたのがこれ。

広報活動をほとんどしないと言う「FOREVER21」にとって、宣伝・広告媒体のツールとは店内を彩るVMDが主要となる。よってファッションに対する意識が高い日本の消費者に、より効果的なプロモーションを行う為、マネキンに着せる服のスタイリングレベルは常に要求される。また、レイヤードスタイルの提案でセット販売を見込めるのも重要なポイントであり、リピーター獲得に欠かせない。

華々しいデビューのテレビ露出を連日見た経験からすると、「広報活動をほとんどしない」といのうはにわかに信じがたいものがありますが、ここでいう広報というのは女性誌への衣装の貸し出しなどを中心とするものだと思います(たぶん)。商品サイクルの短いファストファッションの場合、雑誌の撮影から発売までのリードタイムを考えると店舗にございません、という状態が発生するのでしょう。

で、VMDですが、これはビジュアルマーチャンダイジングのことで、店舗のレイアウトや商品の見せ方を工夫することで売上げを向上させる施策です。

 

これなんかも街中での着ているイメージを髣髴とさせつつ、バリエーションを自然に見せるプレゼンテーションになっていると思います。

そして、VMDシステムと並んでこの企業のカラーを端的に映し出すのが、「人材育成システム」である。日々大量の商品を正確に管理していく上で、前向きでバイタリティに溢れ、なにより会社と良好な信頼関係を築いている事はスタッフに必要不可欠だ。スタッフ全員が一つの目標に向かい、ポジティブなアクションを起こしていくには一体どうすれば良いのか、「FOREVER21」ではきちんと問題提起され、販売現場で生かされているのだ。

このあたりはファッション業界のイメージからは少し異なる泥臭い感じ、でしょうか。ただ、セールスの現場では基本となることをきちんと行っています、ということだと思います。

広報活動は無くVMDで来訪者を魅了する、共通の目的意識をスタッフ全員がもち改善が行われる、というのは「現場がビジネスの基本」というその他のビジネス(例えばサイト運営など)にも共通していえそうですね。

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ソーシャルメディアにおけるプライバシーについて:ソーシャルメディアで個人とプロを共存させる方法


恐らくFacebookがプライバシーポリシーの設定変更についてのアナウンスをしたあたりから、ソーシャルメディアにおけるプライバシーについての意見を目にする機会が増えたように感じます。
FacebookのCEO、Zuckerberg氏曰く、
人々は情報などの共有を、よりオープンにより多くの人と行うことになじんできている。ソーシャルメディアの基準とは時間とともに発展していくものだ。
People have really gotten comfortable not only sharing more information and different kinds, but more openly and with more people. That social norm is just something that has evolved over time. (ReadWriteWeb)
たしかに匿名性を好む日本においても、Twitterアカウントは自分の名前でたてられている方がおおく、状況は変わりつつあるのだと思います。
さて、ソーシャルメディアのプライバシーを語る際に同時に考えさせられるのが企業のソーシャルメディア・アカウントをまかされている個人です。この場合どこまでプライベートな情報をプロフェッショナルなコミュニケーションに織り交ぜられるのでしょうか?
Twitterの軟式企業アカウントが話題になっている昨今、そんな問いに答えるエントリがあったので抄訳にてご紹介。
まず最初に整理をしなければならないのが、個人の情報といわゆるプライベートな情報の違い。例えば月曜の会議の始まりの「週末は何をした?」というような会話を想像してみてください。そこでは場の空気にふさわしくない話題については触れないでしょうが、ちょっとした、仕事直結の話題よりは少し深い、プライベートな情報を共有しますよね?こういったものがソーシャルメディアで提供可能な個人の情報です。
I think that many people confuse “personal” with “private.” Think about this like the beginning of a conference call on Monday where you spend a few minutes talking about how you spent your weekend. You probably aren’t going to reveal anything private, inappropriate or unprofessional in a conference call with a client or coworkers, but sharing a little personal information does help you get to know each other on a level that is slightly deeper than just having strictly work conversations. This is exactly the type of personal information you can easily share on social media.
では、具体的にどのようなことに気をつけながら個人とプロの情報を融合させていくのか?3つのポイントから語られています。
情報の価値:情報を投稿する前に、その情報が持つ価値について考えてみましょう。例えば「夕食のピザを調理中」というような情報ではあまり価値がなく、面白いとは言えないと思いますが、どんなピザかという情報やレシピへのリンクがついたりしていればそうではなくなります。料理の情報はあまり価値がないと思われるかもしれませんが、実際のところ人々は食事(の会話)を通じて繋がっているので食事の話題は政治や宗教よりもよっぽど自然なトピックと言えます。企業アカウントではあまり食事の話題は触れないかもしれませんが、自社製品についての自分の利用経験を語ったり、製品のデザインや定義などについて個人的な情報を付け加えることはできるでしょう。
Value is an important consideration for both personal and professional social media posts. Before you post something, think about the value that you can offer along with the observation. For example, “making pizza for dinner” is going to be of little value and less interesting to people than if you get detailed about the type of pizza and include a link to the recipe. While you may be thinking it’s silly to post about food, the reality is that people really bond around food; they enjoy talking about it, and it’s way more neutral than politics or religion. In other words, it’s a relatively safe topic, but one that people are very passionate about. Now, you probably wouldn’t post something like this to a corporate account for your brand (unless you are Tony Hsieh from Zappos), but you can talk about your products in a personal way by adding a note about your experience with the product as the author of the post. Maybe you helped with the design or product definition, and you can mention your personal contribution to the product.
情報の多様性:情報に多様性をもたらすことも、個人とプロとのバランスをとる良い方法です。ただしこれは、現状に合せて的確なバランスを取る必要があります。例えば、Facebookを個人として使っている場合、仕事のことばかりを投稿するとあなたの個人的な友人はそれをあまりよく思わないでしょう。同じように、仕事の目的でTwitterを使っている場合、そこに個人的な情報ばかり投稿し始めたら、あなたのプロとしての見識に期待していたフォロワーを失うことになるでしょう。(状況に合せたバランスが重要で)私の場合、自分のツイートを何日かに一度振り返り、個人とプロの情報の適正なバランスが取れているかを確認するようにしています(情報とネタ、自分のプロモーションと他人のプロモーションなど)。
Variety can also play a big role in how well you balance the personal and professional. You should strive for an appropriate balance based on your situation with a nice variety in your posts. For example, if you use Facebook mostly for personal reasons, and you start posting almost exclusively professional updates, your personal friends will probably be irritated. Likewise, if you use Twitter mostly for work, and you start posting only personal updates, you’ll lose the people who are following you for your professional insights.  I make a point of looking at my Twitter stream every few days to make sure that I have an appropriate balance of personal and professional along with a few other things that I try to balance (informative vs. fun, self-promotion vs. promoting others, etc.)
文脈:個人となることの重要性は状況によって異なります。ですから「文脈」や(あなたが自分の)ブランドとして実現したいことを意識し、会社にとって正しい判断をする必要があります。難しいポイントは、一つのアプローチやアドバイスが全ての人や全ての状況にに通用するわけではないということ。すなわち、あなたが参加しているサイトやネットワークの規範にのっとりつつ、あなた個人と会社にとって正しいアプローチを取るということです。あなたにとっての正しいバランスについては、どんなブロガーやコンサルタント、専門家もアドバイスすることはできません。
Context is also important. Being personal is very important in some cases and less important in others, so you need to think about the context and what you are trying to accomplish as a brand, and make the right decisions for your company. The tricky part is that no one approach will work for everyone and no one piece of advice fits well in every situation. This means living within the norms of the various web sites or networks where you are participating, but coming up with an approach that makes sense for you and your company. No blogger, consultant or industry expert can make the decision about the right balance for you.
確かにその通り、という内容。
特に「いわゆるプライベート情報と、個人としての情報の切り分け」は一度理解すると、楽になりそうな感じがしますね。

TiwtterでPearl Jamの曲が無料でもらえるキャンペーン #pearljam


Pearl Jam Gives A Song Away For A TweetというエントリがTech Crunchにあったので、確認してきました。このキャンペーン、Pearl Jamのアルバム"Backspacer"のプロモーションの一環のようです。
やり方は簡単。
まず、Pearl Jamのキャンペーンサイトにアクセスし、サイト上でTwitterとコネクトします。自分のTwitter IDとPWが承認されると、次のような画面が現れます。


指示されるままツイート。
ちなみにツイートすると、自動的に@PearlJamのフォロー登録をすることになります。

すると画面が変わり、iTunesのダウンロードコードが表示されます(画面では白抜きにしています) 。 
さらにメールマガ登録で、全部で15枚という貴重な白のヴィンテージLPへの抽選登録ができるようです。
ちなみにもらえる曲は、"Just Breathe"のAustin Cityでのライブ限定版で、YouTubeでも視聴できます。

情報を隠す戦略で二年連続Buzz王者に輝いたiPhone:The 100 Most Social Brands of 2009


年明け最初のエントリが去年の振り返りでいいのだろうか、と思いつつ。
ソーシャルメディアマーケティングのVirtue社が、The 100 Most Social Brands of 2009を発表しました。2008に続き、トップの栄冠に輝いたのはiPhoneでした。
CNNやMTVのようなメディア企業や、Wii、Xboxのようなゲーム系等の強さが光る一方、自動車ブランドが結構上位に食い込んでいます。GMが最下位であることを考えると、破綻が理由で盛り上がったわけではなさそうなので、善戦と言うべきかもしれません。
17. Mercedes
20. BMW
24. Ford
25. Honda
26. Ferrari
37. Nissan
38. Toyota
45. Audi
53. Kia
55. Porsche
56. Jeep
57. Dodge
61. Suzuki
67. Volkswagen
80. Chevrolet
85. General Motors
それにしても、iPhoneの2年連続首位は凄い。
場合によってはAppleのように情報を厳格にコントロールしてひた隠しにした方がBuzzが生まれる、ということを端的に示しているといえますね。
◆Virtue’s Top 100 social brands for 2009:
1. iPhone
2. Disney
3. CNN
4. MTV
5. NBA
6. iTunes
7. Wii
8. Apple
9. Xbox
10. Nike
11. Starbucks
12. NFL
13. PlayStation
14. Adidas
15. BlackBerry
16. Sony
17. Mercedes
18. Microsoft
19. Samsung
20. BMW
21. Nintendo
22. Best Buy
23. ESPN
24. Ford
25. Honda
26. Ferrari
27. Gucci
28. Nokia
29. Major League Baseball
30. Dell
31. Coca-Cola
32. CBS
33. ABC
34. iPod
35. Mac
36. Turner
37. Nissan
38. Toyota
39. eBay
40. Amazon
41. Victoria’s Secret
42. Nutella
43. NASCAR
44. Disneyland
45. Audi
46. NHL
47. Red Bull
48. Verizon
49. Intel
50. Subway
51. Hewlett-Packard
52. Puma
53. Kia
54. Fox News
55. Porsche
56. Jeep
57. Dodge
58. Pandora
59. Walmart
60. Zappos
61. Suzuki
62. McDonald’s
63. Krystal
64. T-Mobile
65. Skittles
66. KFC
67. Volkswagen
68. NBC
69. Sprint
70. Pixar
71. Motorola
72. IKEA
73. Pepsi
74. Cisco
75. REI
76. LG
77. AT&T
78. Converse
79. The Gap
80. Chevrolet
81. Luis Vuitton
82. Toys”R”Us
83. H&M
84. Philips
85. General Motors
86. Pringles
87. Visa
88. Prada
89. Panasonic
90. IBM
91. VH1
92. Hulu
93. Oracle
94. Burberry
95. SEGA
96. Sears
97. Avon
98. Jet Blue
99. Lacoste
100. Comcast

あなたのTwitter アカウントの最初のFollower を教えてくれる"firstfollower"


な、懐かしい。。。

筆者がTwitterに登録したのは2年前の2007年。まだほとんど脚光を浴びていない中、自動車メーカーのマツダが、ロータリーエンジン40周年記念サイトを作成したとき、そこに寄せられたコメントをTwitterでまとめ、ブログパーツに配信、というようなことをしていました。 
@MazdaRotary
Name MazdaRotary
Location 広島
Web http://www.mazda.co.jp/philosophy/rotary/
Bio ロータリーエンジン40周年記念サイトに寄せられたコメントの紹介と、最新情報をお知らせするTwitterアカウントです。 

自分のTwitterアカウント名を入力すると、最初に自分をフォローしてくれたアカウントを教えてくれます。なんか年末のこの時期にこういう振り返りができてちょっといい感じです。 

キンドルの電子書籍がリアルな書籍の販売数を初めて突破:それを伝えるプレスリリースも熱い

Kindle: The #1 Bestselling Product on Amazon 

これはちょっと気になるデータかも。

Amazonのプレスリリースによると、Kindleが今年の年末商戦の最大の目玉商品になっており、なんと

25日のクリスマスに、Kindle Books(電子書籍)が、初めてリアルな書籍の売り上げを抜いた

On Christmas Day, for the First Time Ever, Customers Purchased More Kindle Books Than Physical Books

そうです。 

残念ながら数字の開示はないものの、素晴らしい結果ですね。

確かにもらった人も読みたい本がないことには仕方がないので購入したのは当然だと思いますし、とくにこの季節に集中したことでリアルな書籍の売り上げを抜く結果につながったのだと思います。

ちなみにこの結果も凄いのですが、もっと凄いのがアマゾンのリリースについている今年の年末商戦に関するFactsheet。事実を分かりやすい形に置き換えることは広報の非常に重要なテクニックの一つですが、ここまでの徹底ぶりは、なんというか広報魂を感じます。

特にFactの最後の部分とキンドルの連携、、、

Amazon.com 2009 Holiday Facts (www.amazon.com only) 2009年の年末商戦期のファクト:

  • Amazon customers purchased enough fruit cake to equal the weight of a 1967 Volkswagen Bug.:1967年製のVolkswagen Bugと同じ重さのフルーツケーキを販売
  • Amazon customers bought enough gingerbread house kits that if stacked on top of each other would be as tall as the Sears Tower.:販売された家庭用ジンジャーブレッド製造機を積み上げると、シアーズタワーと同じ高さになる
  • If all the computers customers purchased this holiday were stacked one on top of the other, they would be more than twice as high as Mt. Everest.:全顧客のPCを積み上げるとエベレストの2倍以上の高さに達する
  • Amazon customers bought over 50 times more Light Therapy devices this holiday season than there are sunny days in Seattle the entire year.:アマゾンの顧客は光療法の製品をホリデーシーズンにシアトルの1年間の晴れの日の50倍以上購入
  • For the holiday time period alone, Amazon customers purchased enough shoot-and-share camcorders to supply 50 years' worth of non-stop YouTube watching.:ホリデーシーズンに購入された小型ビデオカメラだけで、50年分のYoutube映像を提供できる
  • Amazon customers bought enough Levi's jeans to clothe everyone at the opening ceremony of the 2010 Olympics in Vancouver.:売れたLevisのジーンズの数は、2010年バンクーバーオリンピックの開会式の参加者全員分
  • Amazon customers purchased so many Blu-ray disc players that if you lined them up side to side, they would stretch for more than 27 miles.:つなげた場合27マイル以上のブルーレイが販売された。
  • During the 2009 holiday season, Amazon customers bought enough 8 GB iPod touches to play 442 years of continuous music.:8GBのiPodタッチが442年間音楽を再生できるだけ売れた
  • In 2009, Amazon customers purchased enough heart rate monitor watches to put one on the wrist of everyone who finished the New York City marathons in 2008 and 2009.:腕時計式心拍計が2008年、2009年のニューヨークシティマラソンの参加者分売れた
  • Amazon customers purchased enough Frustration-Free Package items to eliminate over 32,000 pounds of frustrating plastic materials, such as plastic clamshells.:3万2千ポンド分のプラスチック包装削減を、フラストレーション・フリー・パッケージで実現
  • The last that was delivered in time for Christmas, was placed on Dec. 23 at 9:17 p.m. Pacific and shipped to Boca Raton, Florida for delivery on Dec. 24. The item was a pair of Yellow Gold 8-8.5mm Freshwater Cultured Pearl Stud Earrings.:クリスマス最後のOne-Day Prime order で売れた商品はイエローゴールドの真珠のイヤリングで、12/23 午後9:17にフロリダのボカ・レイトンに出荷され24日に到着した
  • The last Local Express Delivery order that was delivered in time for Christmas, was placed by a Prime member and went to Seattle. It was a Kindle that was ordered at 1:43 p.m. on Christmas Eve and delivered at 4:57 p.m. that evening.:このクリスマスの最後の特急配送は、シアトルのプライムメンバーによるもので、12/24の午後1:43分に注文され、午後4:57分に到着した「キンドル」

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Twitter上の自称ソーシャルメディアのプロは約16万人 


There are 15,740 Social Media Experts on Twitterという記事があったので、さくっとご紹介。
Twitter上の経歴を検索するツールTweepsearchを使った結果、"guru(教祖)", "ninja", "superstar" などの言い回しを含む、いわゆる「マーケター」の数は2009年5月時点で4,487人だったものが、現時点で15,740になっているようです。
特別な資格試験もないので、だれでもそのように名乗ることはできますが、今後もこの数は増えていくことでしょう。
ちなみに"PR"で調べてみたところ、32,861人でした。

Facebookが2009年のトレンドを発表:アプリ強し!の結果に

Twitter 版今年の10大ニュースに続き、今年のソーシャルメディアの覇者ともいえるFacebookのトレンドが発表されていましたので気まぐれな解説つきでご紹介。
Facebookのデータチームによる分析ですが、個人的にもアプリの破壊力に驚かされた1年でした。 
Facebook status update trends for 2009:
1 - Facebook ApplicationsSpecific words: Farmville, Farm Town, Social Living
牧場系アプリが多数ある中、後発のFarmvilleがマーケットを制した形ですね。現時点で月間アクティブユーザーが7200万人というから本当に凄いです。

2 - FML
Specific word: FML

FMLというのは、F*** My Lifeの略で、学生が卒業試験を迎える5月から急増。また、休日明けの月曜と火曜にもFMLの記述が多いとのこと。

3 - Swine Flu
Specific words: Flu, Swine Flu, H1N1
4 - Celebrity Deaths
Specific words: Michael Jackson, Patrick Swayze, Billy Mays
5 - Family
Specific words: Family, Mom, Dad, Son, Daughter, Kids
6 - MoviesSpecific words: New Moon, Transformers, Star Trek, The Hangover, Paranormal Activity and Harry Potter
7 - SportsSpecific words: Steelers, Yankees
8 - Health Care
Specific words: Health Care, No one should have to…

オバマ大統領が推進する医療制度改革に関連する記述。特に圧巻なのは9月に行った演説を受け、賛同者によるポストが急増した点(グラフ赤線)。これは、賛同者らによる以下の呼びかけに応じたもの。

"No one should die because they cannot afford health care, and no one should go broke because they get sick. If you agree, please post this as your status for the rest of the day."
医療保障を受けられないために死ぬ人が一人でもいてはならない。病気になったからと言って破産してしまう人がいてはいけない。もし賛成なら今日中にこのメッセージを投稿してください。

実際こんな風に呼びかけています。こうしたメッセージは集中的に発せられたほうが良いので「今日中に」というのがポイントですね。こうして記録にも残ります。

9 - FB (Facebookの略語)
Specific words: FB, FB Friends, News Feed
10 – Twitter
Specific words: Twitter, RT
11 - Years
Specific words: 2008, 2009, 2010
12 - Lady Gaga
Specific words: Gaga, Poker Face

9月のMTV Video Music Award受賞をきっかけに急上昇。ちなみにPoker Faceはこんな曲。



13 - Yard
Specific word: Yard
14 - Religion
Specific words: Easter, Lord, God
15 - ISpecific words: I, is

本当に幻滅期に入っていたTwitter :日本ではユーザー数がmixi に肉薄?

これはちょっと驚きの情報ですね。
ループスコミュニケーションズの斉藤氏のレポートによると、Twitterのデイリーの訪問者数は、米国に並んでいるようです。

それを示しているのがこのチャート。

Chart2
特に11月の伸びが大きいのは、

Twitter本が一斉発売されテレビなどにも取り上げられる機会が増えたこと,「Amebaなう」でTwitterにも注目が集まったことなども影響しているだろう。(斉藤氏) 

その通りだと思います。

しかもその利用者数は推定値によるとmixiに肉薄している、と言うから驚きです。算出方法は以下。

ちなみにネットレイティングス動向調査(11月26日発表)によると,10月のTwitter月次ユニークユーザー数は約207万人(ただしAPI経由を含まず),対する10月のmix月次ユニークユーザー数は約889万人だ。

Twitterの場合TweekDeckやTweetieなどを経由して投稿されることが多いのですが、日本では実際に計測可能なTwitter.comの利用率が33%なので、全体のユニークユーザー数は、

Twitterは10月から12月で日次ユニークユーザー数を約1.5倍,mixiもアプリ効果で約1.25倍に伸ばしていることを考慮し
・ Twitter: 207万人 × 1.5倍 ÷ 33%(web比率) = 932万人
・ mixi: 889万人 × 1.25倍 = 1111万人

ということになるようです。

いやー凄い。

で、少し気になるのが、このペースはいつまで続くのか、ということです。

筆者の以前のエントリ「幻滅期に入りつつあるTwitter」は、9月に発行された、ガートナーのハイプ・サイクル・スペシャル・レポートを紹介したものですが、最終的に調査された8月の時点で、米国ではTwitter(マイクロブロギング)は「幻滅期」に入りつつある状態でした。

そして実際にアメリカのユニーク訪問者数は減少の一途をたどっています。



米国ではセレブリティが利用を初めて一気に加速したTwitter。

日本ではまだそれほど多くの芸能人が使っている状態ではありませんし、Amebaなうが、囲っている芸能人を通じて自社サービスを活性化させようとしています。
今後の日本のTwitteがさらに拡大後に幻滅気に入るのか、それとももうそろそろ幻滅気に入りつつあるのか、気になるところです。 















ネットを通じてサンタに出会える6つの方法

いよいよ来週はクリスマスの週ですね!今日は金曜ですし、楽しい話題を。
ネットを通じてサンタに出会える5つの方法というエントリがあったので、1つ追加してご紹介。

1. やっぱ、Twitterでしょ。
実は追加したのがこれ。サンタクロースのアカウントは色々あるようですが、@SantaClausがなんとなく公式感があります(何をもって公式サンタとするかはおいといて)。#NPU (North Pole Updates)で、クリスマス本番に向けて準備している様子をレポートしてくれます。


2. サンタから手紙をもらう
手紙を送ってくれるサービスをしているところは色々あるようですが、SaintNick.orgはこれから準備をしようという人にはオススメ。登録フォームに入力するだけで、カスタマイズされたお手紙が、早速メールのインボックスに届きます。

Santa E-mail Image


3. Virtual Santaに質問する
例えば子供から、「たった一晩でサンタさんはどうやって世界中を回れるの?」なんて質問をされたら、Virtual Santaにアクセスして質問してみよう。ディズプレイ上のサンタが素敵な答え方を教えてくれます。

Virtual Santa Image

4. iPhoneアプリでサンタとお話
サンタとお話ができるiPhoneアプリを使ってみましょう。このアプリは複数のオプションがあり、「いい子にしているからプレゼントを届けに行くよ」というメッセージで子供を喜ばせたり、逆に「いい子にしていないとプレゼントを届けに行かないよ」と子供に言い聞かせたりすることができるそうです。
Call from Santa Image

5. Live映像を楽しむ
こちらのサイトではサンタクロースが仕事場で妖精たちと話している様子などを見ることができます。ただし、ライブなので、時差にはご注意。


6. クリスマスイブのサンタを追っかける
NORAD Tracks Santaのサイトでは、イブの夜のサンタが世界を旅する様子をGoogle Earthの協力のもと見ることができます。












Twitter 版今年の10大ニュース:Twitterの調査チームが発表


Twitterが今年の10大ニュースをTwitter のリサーチ チームが発表しました。網羅されているカテゴリも広く、ニュース、映画、テレビ、テクノロジー、スポーツ、ハッシュタグに及んでいます。
では早速ご覧ください!
News Events
1. #iranelection
2. Swine Flu
3. Gaza
4. Iran
5. Tehran
6. #swineflu
7. AIG
8. #uksnow
9. Earth Hour
10. #inaug09
People
1. Michael Jackson
2. Susan Boyle
3. Adam Lambert
4. Kobe (Bryant)
5. Chris Brown
6. Chuck Norris
7. Joe Wilson
8. Tiger Woods
9. Christian Bale
10. A-Rod (Alex Rodriguez)
Movies
1. Harry Potter
2. New Moon
3. District 9
4. Paranormal Activity
5. Star Trek
6. True Blood
7. Transformers 2
8. Watchmen
9. Slumdog Millionaire
10. G.I. Joe
TV Shows
1. American Idol
2. Glee
3. Teen Choice Awards
4. SNL (Saturday Night Live)
5. Dollhouse
6. Grey’s Anatomy
7. VMAS (Video Music Awards)
8. #bsg (Battlestar Galatica)
9. BET Awards
10. Lost
Sports (Teams, Events, Leagues)
1. Super Bowl
2. Lakers
3. Wimbledon
4. Cavs (Cleveland Cavaliers)
5. Superbowl
6. Chelsea
7. NFL
8. UFC 100
9. Yankees
10. Liverpool
Technology
1. Google Wave
2. Snow Leopard
3. Tweetdeck
4. Windows 7
5. CES
6. Palm Pre
7. Google Latitude
8. #E3
9. #amazonfail
10. Macworld
Hash Tags
1. #musicmonday
2. #iranelection
3. #sxsw
4. #swineflu
5. #nevertrust
6. #mm
7. #rememberwhen
8. #3drunkwords
9. #unacceptable
10. #iwish

スパイものはソーシャルメディアでは鉄板:ポイントを軸にFacebookやTwitterを横断して展開するNBCのソーシャルゲーム

昨日のエントリLUPIN STEAL JAPAN PROJECTの目的」と少し似たようなキャンペーンを米テレビメディアのNBCが行っています。

 

"Chuck" という、いわばスパイもののテレビドラマシリーズ(日本語の解説)のプロモーションなのですが、ポイントを軸にしたソーシャルメディア横断型のゲーム式を展開しています。

 

"Mission: Chuck Me Out"と銘うたれたこのキャンペーン、公式サイトから登録をして様々なミッションに参加してポイントをためることができ、最高得点者の写真がドラマのエピソードに登場する、というのがプライズ。他にも前シリーズのDVDがもらえるなどの特典があるようです。

 

ポイントのため方ですが、SNSなどにみられる仕組みをプラットフォームをまたいで展開し、ID リンケージで管理しているようです。

 

例えばこんな感じ。 

Facebook, MySpace, Twitterアカウントを登録:各50ポイント

・友達を招待:100ポイント

Chuckという単語を使ってツイート:10ポイント(1日に3回まで)

・公式サイトのリンクを投稿する:20-30ポイント(1日に3-5回まで)

・投稿したリンクがクリックされる:10ポイント(1日に75回まで)

・公式Twitterアカウントをフォロー:150ポイント

・公式Facebookアカウントをフォロー:150ポイント

・写真を投稿(今後導入予定):500ポイント

しかもご丁寧に、これらのアクションをやりやすくするためのランチャー一覧のページまで用意されています。

 

 

自然発生的な口コミではないので、個人的にはあまり好きになれませんが、ポイントを軸に複数のソーシャルメディアを横断的に活用するという手法には目を見張るものがあると思います。

 

昨日のルパン、今日のChuckだけでなく、モバゲーの怪盗ロワイヤルの好調ぶりFacebookの人気ソーシャルゲーム「マフィアウォーズ」など、スパイ的要素のあるゲーム/キャンペーンは、ソーシャルメディアでは鉄板と言えるのかもしれないですね。

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LUPIN STEAL JAPAN PROJECTの目的:コンテンツの再立ち上げから関連サービスへという仕組み #lupin

筆者もプロフィール画像でお世話になっている、ルパン三世。ルパン三世のプロジェクト「LUPIN STEAL JAPAN PROJECT」が立ち上がっているのは多くの人が知っていることでしょう。

LUPIN STEAL JAPAN PROJECTのサイトで盗んでほしいものを入力して楽しむ。
mixiでマイミクになって楽しむ。
Twitterで楽しむ。
・OOHで楽しむ(↓)。

と、各種媒体を駆使して口コミ喚起を図っているこのキャンペーン、「このプロジェクトは、ルパン三世を通じて愉快・痛快な話題を提供して 日本に活力を与えようというプロジェクトです。」とのことですが本当の目的は何なのでしょうか?

公式サイトをよくよく見ると、 

みなさまに愛され続けたルパン三世を、もっと愛されるルパン三世に。今年末から2010年にかけてLupin Steal Japanプロジェクト各協賛企業は、ルパン三世のコンテンツやグッズなどを通して、皆様に「元気」を届けていきます。ルパン三世のさらなる盛り上がりにどうぞご期待ください。

とのメッセージが。

日テレ、バンダイナムコ(ゲーム)、HEIWA(パチンコ)などがスポンサーしているということを考えると、 ルパン三世のテレビコンテンツが年末から展開され、それに先立って「ルパン三世」自体の認知を高めておき、さらにテレビコンテンツからアミューズメントにビジネスを広げていく、というストーリーが想像されます。

複数企業で一つのコンテンツを有効に活用することで、宣伝コストをシェアしながら効率のいいキャンペーンを実施しているといえますね。

おそらく次の犯行予告はクリスマスあたりなのではないでしょうか?しばらくは楽しませてくれそうですね。

Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

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