2010年1月24日日曜日

Twitter報道「tsudaる」はPRのサービスとして成立するか?


日本では記者会見などの様子をTwitterを通じて中継することが、そのスタイルを定着させた津田大介氏の名前から「Tsudaる」と呼ばれるようになりましたが、これをPR会社などが新たなサービスメニューとして加えることはできるのでしょうか?
(取材する側にとっての)記者会見のメリットを大雑把にまとめてしまうと以下の3点に集約できると思います。
1. 人や物の写真が撮れる
2. 実際の空気や行間を読むことができる
3. 直接質問ができる
Twitterでこれらの要件を満たすことはできそうですね。
<シミュレーション>
①案内状を記者だけでなく、オンライン上でも公開。
②(特設の)Twitterアカウント上で会見の様子を実際に中継。写真や動画は適宜撮影して投稿。
③特定の時間帯に限定して質問をTwitterでも募る。ピックアップしたものをリアルの会見で質問し、回答を求める。
ちょっとしたインタラクティブな会見イベントになりそうな感じですね。
一時はやったセカンドライフ会見を連想する方もいるかと思いますが、オープン性や敷居の低さ、伝わる臨場感などが比較にはならないと思います。
ここでポイントになるのが、「中継を誰がするのか」ということになります。基本的にはオフィシャルという位置づけで社員や代理店の方が行う、あるいはフリーランスのジャーナリストの方にお仕事として依頼する、のどちらかだと思います(タイアップであればメディアに属する記者さんが中継してもよいと思います)。
筆者がもし行ってよいと会社から言われたら、中継自体の質や面白さを高めるために、フリーランスの方に依頼すると思います。フォローする人にとってもその方が面白いですよね、きっと。

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