2010年1月24日日曜日

B2BとB2Cでソーシャルメディアをどう使い分けるか


YouTubeなどを活用した華やかな口コミマーケティング事例を目にすることは多いですが、それは主にB2Cビジネスにおける話。
ではB2BとB2Cでどのようにソーシャルメディアを使うのが有効か。チャネルの使い分けについて紹介されていました。 色々な例外はあると思いますが、言わんとしていることは概ね理解できますね。
ブログ:B2B向き
ある一定レベル以上の知識と関心が求められているB2BのコミュニケーションにおいてブログはB2Cよりも有益。B2Cの場合自社でブログを立ち上げるよりも社外のブログプラットフォームを活用したほうがよい。
マイクロブログ:B2B向き
上と同じ理由から、B2Cのブランドにとって、マイクロブログを運営する価値を見出すのはちょっと難しい。B2Cでも顧客対応や、リアルタイム性を組み込んだマーケティング活動などの活用をし始めているところもあるが、現段階ではB2Cでも有益だがB2Bに向いていると思う。
SNS:B2C向き
LinkdInのようなB2B向けのものもあるが、B2Cブランドが人に紹介しやすいという点からみてSNSはB2Cに向いている。特にTwitterが「テキストとリンクによる会話」を生み出すのに特化しているのに対し、FaceBookでは写真や動画、インタラクティブなアプリなどを介してコミュニケーションをとることができます。
…要するにブランド体験を共有しやすい、ということですね。
動画共有:B2C向き
B2Bにも向いてはいますが動画共有の本質を考えると、どちらかと言えばB2Cによりお薦めですね。
ソーシャルブックマーク: 両方
B2Bの活用の方が多いと思いますが、情報を見つけやすくするという点はB2Cにとっても有益。ただし、ブックマークされているものを見るとわかるように、ソーシャルブックマークの成功事例はレアです。可能性はあると思いますが。
画像共有:両方
もともとB2B市場向けに開発されたこのチャネルは、B2Cのキャンペーンで多くの成功を収めています。
・・・え、画像共有ってもともとB2B市場向けだったんですか?知りませんでした。
ポッドキャスト:B2B
ブログ同様、こちらもB2Bに向いていると思います、とくにROIを考えると。多くのB2Cのポッドキャストはサービスを終了し、第3者のポッドキャストのスポンサードを選択しています。

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