2010年1月24日日曜日

ドッカーンと変わりたいメディア企業:続々有料化の兆し

このエコノミストのイラストは、日本の政権交代の模様を伝えるものですが、同社のビジネスモデル自体もドッカーンと変えたいらしい。

Economis誌のサイトでは現在,雑誌記事の過去1年分が無料で閲覧できる。そうしたコンテンツに有料の壁を設けることを検討中で,半年以内にも実施したいようだ。マイクロペイメントを導入する可能性もあるという。  
また大手雑誌社のConde Nastも,同社の技術系ブログのArs Technicaで年間購読料50ドルあるいは半年購読料30ドルの有料サービスを立ち上げようとしている。Ars Technicaは,Technoratiによるブログランキングで世界9位の人気ブログである。(メディア・パブ
そういえば昨日、「傘下の新聞サイトをすべて有料化する」と宣言した「メディア王」マードック氏が、Wall Street Journalモバイル版の課金を発表しました。
Wall Street Journal(WSJ)は間もなく、BlackBerryなどの携帯機器で同紙を読んでいるユーザーへの課金を始める、同紙のオーナーであるルパート・マードック氏が9月15日に明らかにした。
WSJの購読者でないユーザーには週2ドルを、購読者には週1ドルを課す計画だ。印刷版とオンライン版の両方の購読者は無料でモバイル版にアクセスできる。
WSJはインターネットニュースへの課金に成功している数少ない新聞の1つ。(IT Media
優良顧客には様々な特典を付けますよ、というリーズナブルといえばリーズナブルな体系になっていると思います。  
個人的な志向としては、下記のような棲み分けなら課金制でもいいかも、と思います。  
・有料化されても読みたい:独自取材による記事や(自分に)有益な情報が掲載されている。
・無料のままであってほしい:記者クラブ発表そのままに近い記事や通信社による配信記事  
そんな風に変わっていくかもしれないですね。
今が恵まれすぎでそれでも充分だと思います。

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