2010年1月27日水曜日

スパイものはソーシャルメディアでは鉄板:ポイントを軸にFacebookやTwitterを横断して展開するNBCのソーシャルゲーム

昨日のエントリLUPIN STEAL JAPAN PROJECTの目的」と少し似たようなキャンペーンを米テレビメディアのNBCが行っています。

 

"Chuck" という、いわばスパイもののテレビドラマシリーズ(日本語の解説)のプロモーションなのですが、ポイントを軸にしたソーシャルメディア横断型のゲーム式を展開しています。

 

"Mission: Chuck Me Out"と銘うたれたこのキャンペーン、公式サイトから登録をして様々なミッションに参加してポイントをためることができ、最高得点者の写真がドラマのエピソードに登場する、というのがプライズ。他にも前シリーズのDVDがもらえるなどの特典があるようです。

 

ポイントのため方ですが、SNSなどにみられる仕組みをプラットフォームをまたいで展開し、ID リンケージで管理しているようです。

 

例えばこんな感じ。 

Facebook, MySpace, Twitterアカウントを登録:各50ポイント

・友達を招待:100ポイント

Chuckという単語を使ってツイート:10ポイント(1日に3回まで)

・公式サイトのリンクを投稿する:20-30ポイント(1日に3-5回まで)

・投稿したリンクがクリックされる:10ポイント(1日に75回まで)

・公式Twitterアカウントをフォロー:150ポイント

・公式Facebookアカウントをフォロー:150ポイント

・写真を投稿(今後導入予定):500ポイント

しかもご丁寧に、これらのアクションをやりやすくするためのランチャー一覧のページまで用意されています。

 

 

自然発生的な口コミではないので、個人的にはあまり好きになれませんが、ポイントを軸に複数のソーシャルメディアを横断的に活用するという手法には目を見張るものがあると思います。

 

昨日のルパン、今日のChuckだけでなく、モバゲーの怪盗ロワイヤルの好調ぶりFacebookの人気ソーシャルゲーム「マフィアウォーズ」など、スパイ的要素のあるゲーム/キャンペーンは、ソーシャルメディアでは鉄板と言えるのかもしれないですね。

Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

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