2月末に開催された、Facebookのマーケター向けのカンファレンス、FMCで「あなたのFacebook書き込みは友達の16%にしか届いていない」という驚きの数値が公表されて以来、リーチできる人たちといかにEngagementを深め、それによってエッジランクを高めつつ、シェアやいいね!を通じて16%の環の外へとリーチを広げていこう、という志向に変わった企業も多いと思いますが、この数字はあくまでも平均値。
補足しておくと、実際には16%ではなく12%とのちにFacebookが訂正しています。
3/5 アップデート:ユーザーの投稿が友人にリーチする平均値が16%だということをFMCで何度も確認したにも関わらず、ユーザーによる投稿の友人リーチは平均12%、とFacebookから連絡があった。この記事のタイトルも16%から12%に修正した。
さて、では平均が12%であるならば、FacebookページのLike数が多くなるほどEngagement率が下がるのは分かっているので、規模が小さなページならリーチする割合も高いはず。
ということで、Facebookページの分析サービスを行うEdgeRank Checkerが、14,000のページを対象に行った調査結果が公開されていました。
それが下の図になるわけですが、
例えばLike数が
1,000名未満の場合は50%強のリーチ1,000~5,000未満なら30%のリーチ
5,000~10,000未満なら20%強のリーチ
10,000~100,000未満なら20%強のリーチ
100,000~500,000未満なら15%強のリーチ
で、50万を超えると10%程度に落ち込み、2500万を超えると、もう3%ぐらいにしかリーチしないように見えます。
16%や12%という数字を基準にKPIのチェックをしていた企業は、この数字を参考にしてみるといいかもしれません。
こうした数字を見るにつけ、Facebookページが大きくなるのに合わせて、地域別やサービス別に細分化を図っていくことも(費用対効果を鑑みつつ)必要なんだろうな、と思います。
ご参考:
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