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Facebookが今月18日に行うといわれているIPOを前に、「データの使用に関するポリシー(旧称:プライバシーポリシー)」の改定実施を発表(日本語)しました。
変更点をまとめた説明資料も既に日本語で公開されています。
その中に、「広告とスポンサー記事のしくみ」というセクションがあるのですが、今回の更新によって、Facebookのユーザーデータが、Facebookの外の広告にも使われるようになることが書かれています。
また、広告をFacebook外で表示する可能性についての既存の情報を明確にして、広告を表示する場合にはソーシャルコンテキスト(友達が特定のビジネスで「いいね!」と言ったかなど)が含まれる場合と含まれない場合があることを説明しています。
具体的にどういうことが起こるかのもう少し詳しい内容が、CNETにFacebookの公式見解としてが記載されていました。
私たちは将来、Facebookの外の広告に対しても役に立つようになるでしょう。それら(Facebook外の広告)は、通常の広告であるか、もしくは「あなたの友人のジョンがある製品にいいねと言っています」というものになるかもしれない。
ただし、ユーザーから集めたデータを広告主に実際に共有するということではなく、Googleのように、広告主の求める基準に合ったユーザーに、広告表示の指示を行うもので、広告主が直接個人情報を取得できるのは、ユーザーが承認した時に限られる、とのことです。
通常の広告と、ソーシャルな情報が含まれた広告とでは、 ソーシャルな広告のほうが効率が良いというデータもあり、今度は、Facebookの外でもFacebookの「いいね!」を活かした広告を見ることになるのでしょう。
FacebookはIPOに向け、モバイルの強化(InstagramやTagtile、Glanceeの買収)、Facebookクーポンやアプリストアの導入などを矢継ぎ早に発表してきましたが、今回のポリシー変更は、Googleの収益源にさらに食い込んでいくぞ、ということでもあるのでしょうね。
※日本時間15日1時から、この件についてのQAを受け付けるストリーミングが行われる予定です。
ご参考:
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