via flickr by US Army Korea - IMCOM
先日、ゲーミフィケーションに関するエントリ「Googleも参画した、ゲーミフィケーションを取り入れたエコ生活啓発キャンペーンとその効果」を書きましたが、その事例でも使われていたように、ゲーミフィケーションを導入する上で分かりやすいやり方がコンテストだと思います。
マーケティングにおけるコンテストの有効性はその長い歴史によって証明されていると言ってよいと思いますが、ソーシャルメディア時代になり、コンテストには新たな価値が生まれてきています。そのことがまとめられているエントリがあったので、抄訳にてご紹介。
コンテストはファンの基盤を作るのに有効なツール
Facebookページにおいて、コンテストはLikeを増やすための確実な方法です。コンテストを実施することで、実際に私のクライアントは数日から数週間でLikeを50から1000、15000から30000に増やしています。もちろんこれが唯一の効果測定ではありませんが、基本的な「入会して獲得」できるプレゼントキャンペーンは最適な手法となりえます。
コンテストはオーディエンスとの関わりあいを深める
ブランドと交流する人数を増やすだけでなく、コンテストによって繋がりをより深めることができます。写真や動画投稿などのUGCプロモーションなどがそのよい例です。UGCコンテストは15分程度の時間で参加でき、競争に人間味を与えるだけでなく、ブランドに対する個人的な投資を自然に生みだします。
コンテストは豊富な情報源
賞を提供することと引き換えに、 応募の過程において多くの人が情報を提供します。参加障壁を高くすることはよくありませんが、顧客について知る機会を逃す手はありません(例:好きな商品は何か、等の質問)。ただし、聞く内容は引き換えに提供するものとつり合いが取れている必要があります。また、募集過程のみならず、コンテストについてなされる会話から多くを学ぶことができます。
コンテストは消費者によるマーケティングを可能にする
以前はできなかったことですが、ソ−シャルメディアを通じたシェアによって、コンテストはマーケティングメッセージを増幅させることが可能です。例えばコンテストに投票の要素がある場合、参加者はソーシャルグラフにシェアすることで友人や家族に自分をサポートするようお願いします。
どれも基本的なことばかりですが、ソーシャルメディアにおけるコンテストの有効性が分かりやすく整理されていますね。
他にも、被リンクが増えることによるSEO効果などが得られますし、ゲーム性を加えることで先日御紹介した"Green Your House Challenge"の事例のように、サイト滞在時間が増え、再訪頻度を高めることにもつながるでしょう。
ご参考:
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