2010年11月9日火曜日

米国内のディスプレイ広告の約1/4をFacebookが占める:最新のcomsCoreの調査Ad Metrixより



最新のcomsCoreの調査Ad Metrixによると、アメリカ国内の2010年第3四半期のディズプレイ広告におけるFacebookのシェアが23.1%となったそうです(昨年同期比13.9ポイントアップ)。

23.1%といえば、要するにアメリカ国内のディスプレイ広告の約1/4をFacebookが占めている、ということになりますね。

こちらのチャートはより分かりやすいですね。


米国におけるFacebookの滞在時間は、Google関連サイトを超えるほどの伸びを示していることを考えると、これは納得感のあるデータ。






2010年11月8日月曜日

Netscapeの生みの親が作ったソーシャルメディア時代の新ブラウザ"RockMelt"



Webでブラウジングをしながら、TwitterやFacebookのアップデートを同時にチェックし、情報のシェアを行う。
これって結構忙しいですよね。

RockMeltはそんなソーシャルメディア時代にふさわしい新しいブラウザ。

上の画像を見ると分かりますが、ブラウザの右側にソーシャルメディアチャネルのアイコン、左側に友人の顔のアイコン、そして真ん中に「シェア」のボタンがあります。

この左右のレーンから情報を読み込んでメインブラウザにかぶさるように表示します。

NYTの記事によると、

一見してRockMeltは普通のブラウザですが、メインウィンドウの両脇にアイコンのついた細いレーンがあります。左側には友人の顔が並び、反対側には、TwitterやFacebookを含むお気に入りのソーシャルサイトのアイコンを表示しています。

「シェア」ボタンは、YouTubeの動画などのWebページをFacebookやTwitter等に簡単に投稿することができます。同様に、ユーザーは自分のステータスのアップデートやソーシャルネットワーク上での友人の行動のチェックがメインブラウザの右側でできます。左側のレーンでは、友人の追加や削除、チャットなどもできます。

Googleを使って、Webを検索する際には、RockMeltはGoogleの検索結果に加え、検索結果のページの情報を(メインブラウザ上に)同時に表示するので、ユーザーはどれをクリックするべきか、すぐに判断できるようになります。


ということのようです。

実際にデモの動画をみると、このことが良く分かります。


大学を卒業し、RockMeltに入社したばかりの主人公が、故郷の家族の情報を閲覧し、新居を見つけ、レストランの情報やパーティの動画を共有する様子が流れるように描かれていますね。

今はFacebookを通じてユーザーを募集しているようで、筆者も申請をして待ちの状態。使えるようになるのが楽しみです。

ところで、このRockMeltですが、あのNetscapeの創業メンバーが立ち上げた会社。


Netscapeの生みの親、Marc Andreessen氏のコメントを最後にご紹介。

「FacebookやTwitter、Googleのことを'92年や'93年には知っていたら、それらをブラウザに組み込んでいただろう。これはその時に戻ってやり直しをする機会なんだ。」Andreessen氏、Netscapeに言及しながら。

"Had we known about Facebook and Twitter and Google back in ’92 or ’93, we would have built them into the browser,” Mr. Andreessen said, referring to Netscape. “This is an opportunity to go back and do it right."














2010年11月5日金曜日

ニュースは編集室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!:選りすぐりの生の情報を編集して見せてくれるStoryful.



日々、リアルタイムで、インターネット上にあふれ、変化していく情報の中からいいニュースだけを順序立てて読むのはなかなか大変。
Storyful.というサービスはそれを解決してくれるメディアのひとつといえそう。

Storyfulでは、キュレーター達がツイート、Flickrの写真、ニュースの記事、Youtubeのクリップなどをリンクして人々が話題にしているニュースを凝集しています。さらに、物語に関連するニュースをコントリビューターとして誰もが投稿できます - これは人による、人のための新しいニュース。

At Storyful, curators are busy linking Tweets, Flickr pictures, news stories and YouTube clips to make a coherent story out of the news people are talking about. Plus, anyone can become a curator or submit relevant news to a story – it’s news from the people for the people.

サービス概要としては、

・ネットで話題になっているえりすぐりの情報を一覧で見ることができる。

・ニュース、Twitter、Flickr、YouTubeなどを駆使して見やすく、分かりやすく組み上げてくれる。

・コントリビューターとして情報を追加できる。

この3つが主な特徴。

1点目は上の画像見ればわかるとおり、話題の情報がビジュアルつきで分かりやすく整理されています。

2点目の部分。例えば先日、Facebookのフォントが小さくなって読みにくくなり、ユーザーからの苦情が殺到する、というちょっとした騒ぎがあったのですが、その時の状況をまとめたのがこちら。


で、

>200 million mobile users are Facebook's focus (2億人の携帯ユーザーにFacebookが注目)
>Users take to Twitter to vent anger (ユーザーがTwitterで怒りを爆発)
>Facebook responds .... on Twitter (Facebookが回答、、、Twitterで)

の部分を展開すると、こうなります!


物語の背景、実際の出来事(この場合Twitter上で広がるユーザーの不満の声)、結末までの流れが、ニュースメディアのリンク、Twitterの投稿、Youtubeの動画などを紡いでまとめられています。

「キュレーター」として情報の選別を行う人やサービスはこれまでもありましたが、「物語性」を盛り込んで複合的にコンテンツをまとめて見せてくれるというのはとてもいいな、と思いました

3点目の情報の追加はこちらから簡単に行えます。

このStoryfulのサービスを支えているのが、情熱あふれるジャーナリスト。Welcomeページのコメントがまた熱い!ので最後にご紹介。
 
我々は、全てのストーリーはある一言から始まると信じています、ニュース編集室の会話からではなく。そこにはスクープのようなものはなく、捻じ曲げられる前のストーリーがあるだけです。Storyfulの黄金律は、「常に」誰かが物語のより近くにいる、ということです。 – Mark Little, Storyful

"We believe every story starts with a single voice, not a conversation in a newsroom. There is no such thing as a scoop, just a story before its inflection point. Storyful’s golden rule is there is ALWAYS someone closer to the story". – Mark Little, Storyful


















2010年11月2日火曜日

Groupon的なアプローチをとったWalmartのFacebookファンページ:Like獲得と値下げセールの連動



Facebook上で200万人弱のファンを擁するWalmartが、Groupon的な手法を取り入れたキャンペーンを行いました。
それが上の画像ですが、

5,000人のLikeが集まったら、プラズマテレビを18%オフで販売するというもの

Crowdsaverというアプリケーションを使ったもののようですが、AdAgeの記事によると、 24時間かからずに5000のLikeが集まった、とのこと。Likeをした人が実際に買うかどうか、という点でGrouponとは異なりますが、なかなか面白いLikeの集め方といえそう。

ちょっと前の例になりますが、UNIQLOがイギリスで行った"Lucky Counter"キャンペーンは、今回のWalmartのキャンペーンのTwitter版ともいえるもので、記憶に新しいところです(というより今回のWalmartがUNIQLOのFacebook版というべきか)。

お気に入りの商品を選んでTweetすると、一定額まで価格がどんどん下がっていく(それを可視可している)というもの。





両者の事例とも、予め設定した値下げ価格で単にセールをするのではなく、グループ購入的な要素を組み込んでTweetするなりLikeしてもらうという、告知効果を加えたもので、販促+告知としての効果があるといえそうですね。

蛇足になりますが、Likeを集めるといえば、最近日本のブログでも見る機会が増えてきたRed Bullのこのデザイン、とても印象的です。"The Call to Action"と、名づけたくなります。


ちなみにRed Bullは、Facebook上でオンラインゲームや動画コンテンツを数多く提供するなどの付加価値を提供し、1,000万以上のファンを擁する一大コミュニティとなっています。


Posted via email from the Public Returns - 続・広報の視点

2010年10月27日水曜日

小さな、だが偉大な(?)人類初の宇宙からのチェックイン



宇宙からの最初のツイートが発せられたのは、今年の1月22日でした。

そして今度はかのルイアームストロング船長ばりの、小さな、だが偉大な一歩(?)が先週踏み出されていました。

foursquareの公式ブログによると、

本日、第25次長期滞在クルーの、Douglas H. Wheelock 氏が、人類で初めて位置情報サービスを宇宙から利用しました。Doug は国際宇宙ステーションからチェックインし、新しいNASA エクスプローラーバッヂを解除しました。

Today, Expedition 25 Commander Douglas H. Wheelock became the first human to ever use a location-based service from space. Doug checked in from the International Space Station and unlocked the new NASA Explorer Badge.

そのバッヂが上の画像のもので、foursquareの方を見ると、

NASA エクスプローラー
あなたは時速17,500マイルで地球の220マイル上空に到達し、NASA エクスプローラーバッヂを解除しました!このバッヂを見せれば、宇宙飛行士アイスが1スクープもらえるよ。

NASA Explorer
You are now 220 miles above the Earth traveling at 17,500 mph and unlocked the NASA Explorer Badge! Show this badge and get a free scoop of astronaut ice cream.

とのメッセージが。

CNETの記事によると、これはNASAのfoursquareアカウントのプロモーションの一環で、NASAをフォローし、スミソニアン国立航空宇宙博物館やアメリカスペースキャンプ、ジェット推進研究所のような場所でチェックインすると、このバッヂが「地上のfoursquareユーザー」にも与えられるそうです。

なんだか楽しくなるキャンペーンですね。











2010年10月26日火曜日

握手の対価:ソーシャルメディアでの対話のROI



via flickr (by  Aidan Jones)
先ごろ開催されたWorld Business Forumで、グランズウェルの筆者として有名な、Charlene Li氏がソーシャルメディアのROIについて興味深い話をしたそうです

公演の途中、彼女は全聴講メンバーに隣の人と握手をするようにお願いしました。そして、彼女は彼らにその握手のROIを説明するよう求めました
これはさすが、ですね。

握手=社交的行為の象徴のようなものであり、ソーシャルメディアを企業が活用することの意味をわかりやすく例えています。

人と挨拶をすること
人と食事をすること
人と飲みにいくこと
人とゴルフをすること

こうしたことはすべて社交的な行為であり、ROIを出せ、というのは無理があるということは理解できるでしょう。

社交的に行動することで、突然よい話が関わり合いのある人から舞い込んでくるかもしれないし、何もないかもしれない。接待を通じて商談がまとまるかもしれないし、まとまらないかもしれない。
 
でも人付き合いを通じて蓄積されるものは確かにあります。

ソーシャルメディアは直接目に見える利益を生む場合もあり、ネットの世界でのできごとなので、どうしても計測し、数値化することが当たり前のような感覚になりがちですが、バナー広告やリスティングのようなものとは異なり、エクセルで管理できるようなものではありません。

では、どうすればいいのか。

ソリューションはいたってシンプル。ソーシャルメディアでやろうとしていることを比較するのをやめ、測定方法の比較をやめること。

その代わり、ネットワーキングのイベントへの参加についてどのように考えるか、ソーシャルメディアの価値について考え始めること。カスタマーサービスや、ロイヤルティの分野において、既存の顧客とどのように関わり合い、自社についてどう語り、何度もリピートしてもらうか。こうした活動に対するROIは大きいものです。もっとも細々と管理されたエクセルの表にはそぐわないでしょうが。

昨日参加したセミナーで人事部にソーシャルメディアを使わせてみればいい、という発言がありました。直接的な収益貢献をそもそも期待されない分野であれば、ROIを明確化しようという発想にはならないので、面白いなと思いました。

収益を生むかもしれないものへのROI、目標値は設定できても、それは評価の一部でしかないと思います。

 
 
ご参考









2010年10月25日月曜日

炎上の歴史が教えてくれること:学ぶ姿勢と変化することの大切さ


 via adage.com

この年表画像、2004年から2010年までの、いわゆるネットで「炎上」したブランドを取りまとめたものです。

こうした炎上事例をまとめたプレゼンテーションがスライドシェアで共有されていました。プレゼンの中身を部分的に抄訳しながら実際の動画も交えてご紹介。

2004年 Kryptonite
プレゼンはペンで開いてしまう、懐かしのクリプナイトのU字ロックの事例から始まっています。

ブログで話題になってからの対応が遅く、ニューヨークタイムズなどのメインストリームメディアで取り上げられ、炎上が拡大した事例です。結果、1500万ドル相当の製品をリコールすることに。  

2005年 Dell
こちらは、"Dell Hell"として有名なDellのカスタマーサポートに関する苦情を綴ったブログがきっかけで、数百ものブログがカスターマーサービスの苦情を書いた事例。顧客の声を無視することがリスキーなことだということをDellに知らしめました。  

2006年 Dell
こちらもDellのまさしく「炎上」している同社のノートPC。ブログGizmodoが最初に公開し話題に。結果4百万台のノートPCのバッテリをリコールすることに。
2006年 Coca-Cola
炎上とは少し趣旨が異なりますが、ダイエットコークにメントスを入れて噴水のような現象を起こす初期のYoutubeでのバイラル動画。


コカコーラはこれを嫌い、苦情を述べていましたが、後にソーシャルメディアを受容するように。「我々のブランドをコントロールするのは我々の顧客」が同社の信条となりました。

2006年 Starbucks
スターバックスが、エチオピア政府によるコーヒー豆の商標獲得を妨げ結果農民を苦しめているという問題を起こしていたころの動画。


1杯の高額なフラペチーノでスーダンの難民キャンプの子供を1週間食べさせることができる、と主張しています。こうしたビデオは、顧客とのふれあいをスターバックスが失っていたことを顕著に示しており、スターバックスはソーシャルメディアを重視するようになりました。

2007年 JetBlue
8時間空港で待機させられたJetBlueの乗客がその状況をブログに書いたもの。Jet Blueはオンラインで自社の評判が気づけられていることを知り、CEOが謝罪するYouTube動画を作成。



また最近の事例からは、このブログでも取り上げたことのある、Facebookで炎上を起こしたネスレや、石油流出で大きな社会問題となったBPの事例なども取り上げられています。

【ご参考】

おそらくこの歴史の振り返りでもっとも興味深いのは数字が教えてくれることでしょう。わずか6年の間で、Facebookは5億人ものメンバーを抱えるようになり、YouTubeでは、140億もの動画が日々見られ、Twitterは1億6千5百万ものユーザーが登録するようになりました。この成長に対し、37の大きな炎上、という数字はそれほど大きくないと思われます。このことから、企業がソーシャルメディアの会話に耳を傾け、学ぶことがうまくなり、ソーシャルメディアに真剣に取り組むようになったであろう、ということは明確にいえるでしょう。(adage.com)

スターバックス、ジェットブルー、コカコーラ、デル。この事例に取り上げられたこれらの企業は現在、ソーシャルメディアにおける取り組みが高く評価されている企業ばかりです。

重要なのは問題を起こしたその後の変化ということも、このプレゼンから学べるもうひとつのことだと思います。


こちらでプレゼンの全ページをご覧いただけます。 


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ご参考
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