2011年9月5日月曜日

Facebookページへの検索からの流入は34%。小さなページほどほど重要なSEO:ところでmixページのSEO対策は?




皆さんは何がきっかけで新しいFacebookページを知りますか?

主に自分のウォールに流れてくるフィードや、Facebook内広告の「スポンサー記事」、「スポンサー広告」という方が多いのではないでしょうか。

さて、Facebookページへの分析ツールを提供しているPageLever社によるFacebookページのトラフィック調査の結果が公開されていました。調査は、1000以上のページを対象に6カ月かけて行われたもの。

その結果(上の図)によると、

Facebookページへの外部からの流入の33.98%は検索エンジン経由
そのうちGoogle経由は27.5%でBingの約10倍(平均値)

ということになったそうです。

ただし、この結果はあくまでも平均値(Mean)によるものなので、

中央値は(Median)は、18.85%

で平均値との開きが大きく、検索経由の流入の割合にはバラつきが大きいことがわかります。それを示しているのが、下の表にあるPageLever社の別の調査結果。


この表を見ると、ファン数(Like数)の少ないFacebookページほど外部流入の割合がが高く、一定以上のファン数を超えるとFacebook内からの流入がほとんどとなっていることがわかります。

規模の小さなFacebookページにとってはLike獲得のためにもSEOはとても重要、という事ができますね。

ところで、先週公開されて3日目で8万ページが開設された「mixiページ」ですが、公開当初はクローラー制限をかけていたため検索結果に表示されない状況にありましたが、いまは解消されている模様。

試しにランキングトップのつるの剛士さんのmixiページのソースを見てみると、


と、mixiページの「ページの説明」の情報が、discritionとして認識されていることがわかります。

また、mixiページの場合、ログインしないでも見ることがでる「ページ名」や「基本情報」の欄もクロール対象なので、ここもSEO対策としては重要ですね。基本的なSEO対策はFacebookと同じでいいと思うので、こちらのエントリ「FacebookページにおけるSEOの超基本」を参考にしてみてください。

いいソーシャルグラフ」を標榜するのが今のmixi。

その「いいソーシャルグラフ」を裏付けているのが、昨年末の「mixi Xmas」キャンペーンのことをマイミク経由で知った人は75%だったという事例や、「NIKEiD FRIEND STUDIO」キャンペーンの認知経路の80%が友人経由だった、という事例(もちろんソーシャルバナー広告という新ツールの影響も大きい)。

今回のmixiページがもたらしたものが半オープンな環境なら、外部での認知によるトラフィックは当然増えるでしょうし、こうしたキャンペーンの認知経路設計も多少なりとも変わってくるでしょうね。



ご参考




















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