2012年6月4日月曜日

Grouponの株価が上場来最安値をつける急落:主因はインサイダーによる保有株式の売却




2011年11月4日にIPOを果たしたGroupon。
6月1日に上場後180日が経過し、投資家や従業員が持ち株を売却出来ないロックアップ期間が終了しました。
その日、株価はIPO以来の最安値となる$9.53を記録し、終値は9%近い下落の$9.69となりました。
これは昨年11月の売出価格$20の半分以下の株価です。
最も大きな原因として考えられるのはインサイダーの保有株の売却を禁じるロックアップ期間の終了(via nytimes.com)

こういうことはGrouponに限った話ではないと思いますが、つい先日「米グルーポンが初の黒字計上、株価急騰」というニュースが出ていただけに、残念。

もっともその日は「NY株、今年の安値に 世界景気減速で株安止まらず」という状況で、下げ幅に差はあるものの、Grouponのみならずソーシャル関連株式は相次ぎ下落。

Facebook: 6.4%下落
Zynga: 4%下落
LinkedIn: 4.8%下落 (via mainichi.jp)

なお、Grouponの創業者たちは、ロックアップ期間終了後も株式を売却しない意向を5月に示しています


ご参考:





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