ラベル Cause marketing の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Cause marketing の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年3月29日土曜日

スッピンのSelfie(自分撮り)が13億円もの募金に繋がった癌啓発キャンペーン


今年のアカデミー賞でTwitterのリツイート数の新記録になったのがセレブリティのSelfie(自分撮り)画像だったのは記憶に新しいところですが、

あるSelfieの投稿をきっかけにイギリスで一大ブームが生まれ、結果800万ポンド(13億円)もの癌撲滅の募金が集まる、という現象が起きていました。

そのきっかけとなったと言われているのが、癌と闘病する妻とその夫の投稿画像。

この投稿に"#nomakeupfreeselfie"のハッシュタグがつけられていたため、スッピンのSelfie投稿=癌認知運動、という構図になり、賛同者が次々にスッピン画像を投稿する現象が起こりました。

これに目をつけたのが、Cancer Researchというイギリスの機関。公式サイトからの募金を呼びかけ、

翌日には"70007"か"70099"に"Beat"というテキストメッセージを送れば3ポンド募金ができるようにしました。

こんな感じですね。


このムーブメントにはイギリスの著名人も参加し、


男性も参加(男性は逆にメイクをして投稿)。

2日後には200万ポンドが集まり、

メディアで取り上げるところとなり、現在募金額は800万ポンドに達しているようです。

Selfieという流行のフォーマットで草の根的な癌認知運動が始まり、組織や著名人が参加することで巨額の募金に繋がるという、絵にかいたような展開ですね。

2012年6月25日月曜日

Twitterからサービス停止を受けた、ツイート一斉発信サービスのThunderclapがFacebookで復活:ホワイトハウスや国連も注目




今月初旬、ThunderclapというTwitterに連動させた新サービスがTwitter社の意向により停止していました。

拍手万雷のその名の通り、Thunderclapは、主に政治や社会問題への意見等に対して、時間内に一定数の賛同が得られると、賛同した人のTwitterアカウントを通じて一斉にツイートが発生させられる、というサービス(賛同者はThunderclapが自分に変わってツイートすることを承認している)。

ある意見に賛同する人同士が呼び掛けあって、一定の時刻に、一斉にそのメッセージを発するというような、草の根の動きは選挙のときなどに見られます。

100人が1時間に1人づつばらばらにつぶやくよりも、1秒間に100人が一斉につぶやくほうが声として目立ち、効果が高まるためです(その最たる例が「バルス」なわけですが)。

Thunderclapは、これはこれを人為的に作り出すもので、Twitterのトレンドランキング入りなども狙える、というもの(でした)。

例えばローリングストーン誌記者の「ウォール街が金融改革を殺した方法」という記事を通じた批判のThunderclapは、1900名以上の賛同を得て400万以上の人にリーチしました。


2つ目のThunderclap案件が成立し、一斉にツイートされた後、TwitterはThunderclapからのAPI利用を停止。Twitterからはスパムとして判定された模様

トレンドトピックが狙えるかも、という点や特定の記事やサイトにトラフィックを生みだすことができる、という点から、プロモトレンドなどの広告商品を販売するTwitterから嫌われたのではないかと思います(同じ仕組みをキャンペーンとして企画しても、APIを抑えられてしまうのでしょうね)。

その後Thunderclapは、サービスを停止していましたが、先週、プラットフォームをFacebookに切り替えてサービスを再開した模様

仕組みはTwitterのときと同様で、成立したらThunderclapが本人に替ってFacebookのウォールに投稿する、というもの。

・Twitterのトレンドトピックを狙えるかもという明確な利点がなくなる。
・Facebookは、Twitterよりもプライベートな内容の投稿が多いので、拡散性に劣るのでは?

という点が気になるものの、今回は

開発者の規約全てに注意深く、できる限り従った(Thunderclapを開発したスタジオDe-De社の代表Hashem Bajwa氏。)

とのこと。

また、

現在はソーシャルグッドの精神がThunderclapの原動力となっているが、巨大な組織がこの仕組みを、その他の社会問題等に対して活用する、ということも想像に難くありません。これまでのことろ、Thunderclapが求めているわけではないが、ホワイトハウス、アルジャジーラ、Glenn Beck議員のチームや国連からアプローチを受けている。

という状況でもあるようで、今後が気になるサービスです。

ご参考:


















2011年7月20日水曜日

Googleも参画した、ゲーミフィケーションを取り入れたエコ生活啓発キャンペーンとその効果


最近目にする機会が増えてきた言葉「ゲーミフィケーション(Gamification)」。ゲーミフィケーションとは、ゲームで使われる手法やノウハウを多の分野に応用する取り組みのことですが、そのゲーミフィケーションを導入したことによる効果が公開されていました。

調査対象となったのはGoogleが新Google Analyticsのテストを行うために参加したRecyclebankの"Green Your House Challenge"。約49,000人が参加したこのキャンペーン、現在は終了していますが、その第2弾とも言える"Green Your Vacation Contest"が開催されています(7月下旬まで)。

さてそのキャンペーンの内容ですが、サイト上の仮想の家の中に用意されたエコロジーな生活をするためのクイズに答えてポイントをため、100以上も用意されたプレゼントを獲得する、というもので、優勝は1万8千ドルのLG製のENERGY STAR推奨キッチンアプライアンスへのリフォームが提供される、というもの。

クイズは例えばこんな感じです(↓ は、Chromeだと表示されないかもしれません)。


また、より多くの友人をキャンペーンに招待するとポイントを増える、という参加者を増やす仕組みも用意されていました。

さて、ゲーミフィケーションを施した、このコンテスト、いったいどのような効果があったのでしょうか。Googleとともに参画したROI Researchのデータによると、

ゲーミフィケーションは、積極的なエコ活動を増やすことができる:このチャレンジの参加者の97%が環境保護の知識が増えたと回答。
ゲームはソーシャルと環境保護活動を促すことができる:54%の既存メンバーと新規のメンバーの58%がこのチャレンジに参加したことによって、エコ活動をすることに対して積極的になったと回答。
ゲームは実際のエコ活動を生みだす力を持っている:コンテストの実施前と後とで報告された活動内容を比較すると、Green Your Home Challengeで取り上げられた活動に増加が見れれた他、中にはゲーム実施前には全く報告されていなかった活動もあった(例:消灯する人が44%増加し、環境にやさしい電球を使用し、水やエネルギーの無駄な消費をを減らす人がそれぞれ32%と36%増加した。また、14%が国内生産品を使用し、7%が衣類をつめたい水で洗うようになったと回答。これらはチャレンジ実施前にはどちらも0%だった)。
ゲームは教育のためのツールとして効率的かつ魅力的である:企業やブランドが情報を伝え教育を行うのにオンラインゲームやコンテストを行う事に86%が賛成し、73%がゲームやコンテストは企業が参加者と交流するのによい方法得あると考えている。

という調査結果になったそうです。


また、Google Analyticsのデータによると、ゲーミフィケーションによってサイト滞在時間が平均6分から18分に増加し、週に1度はサイトに訪問する人の割合が23.7%から45.4% (91.6%増)になったそうです。

参加者の環境保護に関する知識や活動が増え、サイト訪問に関する数字も自然といい結果となった、という良いことづくめなこのお話。参加者へのプレゼントも協賛を募っていると思われるので(告知のコストが不明ですが)、低コストで運営してROIも悪くなさそうですね。

調査のフルレポートはこちらからどうぞ(要登録)。














2010年12月8日水曜日

Digital Death Campaignからセレブ達が生還:100万ドルの半額は製薬会社オーナーによるもの


先日のエントリ

でご紹介したセレブ達がデジタルの命を絶って参加した、世界エイズデーのDigital Death Campaignですが、上の画像の通り100万ドルの募金を達成したようです。

そしてそのうちの半額近くが製薬会社、ジェネリック薬の卸会社のオーナーStewart Rahr氏からの寄付であったという報道がNew York Postに出ていました。

記事はちょっと皮肉っぽいタイトル。

Frustrated celebs get back on Twitter thanks to donation from Stewart Rahr (Stewart Rahr の寄付によって、イライラしていたセレブ達がTwitter に生還)

記事によると、

この団体は1週間で100万ドル集まると期待していたが、6日たった時点で集まったのは約45万ドル。
初日の夜サーバーが12時間クラッシュしたことも募金のペースを落とした。
プロモーション不足や参加したセレブ達のTwitterでの影響力を過信しすぎた、という不満も出た。
1日で100万ドル集まると思っていたスターも何人かいた。しかも彼らのTwitterでの存在感が無いことが証明された、との批判も受けた。
Usherは、日曜(5日目)の早朝に我慢しきれずにTwitterを再開していた。

などなど、取材ベースと思われる裏話が公開されていました。

色々あったようですが、募金の目標を達成したことは事実ですし、今回の試みは非常に刺激的なものだったと思います。

来年、改善された形でこの試みがおこなわれることを祈りつつ。。。










2010年12月2日木曜日

Lady Gagaらが参加する世界エイズデーのキャンペーンが始動:その名もDigital Death Campaign



キャンペーン名はなんとDigital Death Campaign

「私たちはいわばこう言っているのです:我々(の祖先)が生まれた地での、何百万もの人の死より、なぜ一人のセレブリティの死がとても気になるのでしょう」 Leigh Blake氏(Keep a Child Aliveの代表/共同創設者) (Associated Press)

まさに、セレブリティの死ということですね。
キャンペーンサイトには、キャンペーンにデジタルの命を投じたセレブ達、どのくらいの寄付が集まったか、ソーシャルメディへのボタンが表示されています。

多くのセレブが動画のメッセージも作っています。

こちらはAlicia Keysのメッセージです。


アフリカやインドでHIVやAIDSに苦しんでいる何百万ものリアルな人々の命を救うために、デジタル上の自分の命を犠牲にしました。私のデジタルの命を買い戻すために十分な募金が集まるまでは、TwitterやFacebookは更新しません。

キャンペーンサイトのURLは、http://buylife.org/

セレブリティが「募金して」ではなく、「自分の命を買い戻して」と訴えるのはメッセージとして強力ですね。
 
ちなみにLady Gagaの最後のFacebookのメッセージはこんな感じです。


寄せられているコメントは、GagaへのLoveを伝えるものや募金したという報告に加え、それよりアメリカ国内の問題に目を向けるべきだ、というようなものも見受けられました。








2010年11月29日月曜日

世界エイズデーに、Lady Gagaらセレブがソーシャルメディアを活動停止:チャリティと連動させたキャンペーンに隠された意味



12月1日は世界エイズデーということで、様々な取り組みがニュースになっています。

海外ではソーシャルメディアを使う著名人が、チャリティーのためにFacebookやTwitterでの活動を休止するそうです

募金が100万ドル集まるまで。

アースデーに「ライトダウン」を行うのは恒例化してきているようですが、「いつもあるものを無い状態にする」という意味ではこれも似ていますね。ただ、寄付金が一定額に到達すると再開する、というのはGrouponに代表される共同購入とセールの成立の関係を彷彿とさせる、とてもうまい試みだと思います。

Keep a Child Alive共同創設者であり、グローバルアンバサダーを務めるAlicia Keysの呼びかけによるものらしく、参加するのは

Lady Gaga
Justin Timberlake
Usher
Jennifer Hudson
Ryan Seacrest
Kim and Khloe Kardashian
Elijah Wood
Serena Williams
Janelle Monae
Swizz Beatz
とのこと。

Lady GagaAlicia Keysの2人だけでもTwitterのフォロアーが1000万近くいる、という状態ですから、凄いです。

そのAlicia KaysとKeep a Child Aliveの代表/共同創設者のインタビューがなかなか興味深いので最後にご紹介。これを読むとこのキャンペーンのもう一つのメッセージが明らかになります。

「私たちが常に"on"しているメディアを使うことはとても重要で、いいやり方」 Alicia Keys氏

「これは直接的で、感情に訴えてくる方法。そして人の関心を引く方法としては少し皮肉っぽくもあります。」 Alicia Keys氏

「私たちはいわばこう言っているのです:我々(の祖先)が生まれた地での、何百万もの人の死より、なぜ一人のセレブリティの死がとても気になるのでしょう」 Leigh Blake氏(Keep a Child Aliveの代表/共同創設者)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...