2010年4月21日水曜日

企業幹部のソーシャルメディア & Twitter ランキング: 1位マイクロソフト、IBMやコカコーラは意外にも下位

 
NetProspex社によるSocial Report, May 2010が発行されていたのでご紹介。
 
これはアメリカの大企業の10万人以上の従業員のアカウントの活動をもとに、ソーシャルメディアとTwitterのランキングを算出したもの。
 
ロイターの記事の紹介では、
 
The NetProspex Social Indexは、2010年第1四半期のフォーチュン1000企業における10万以上の経営者(アカウント)を分析して算出された。
 
The NetProspex Social Index was determined after an analysis of more than 100,000 business executives from the Fortune 1000 companies in the first quarter of 2010
 
となっているので、経営層の活用度、と理解して良いデータだと思います。
 
経営者が使っている企業ほどソーシャルメディアにおける存在感がある、というような相関があるような、ないような。
 
特にIBMやコカコーラのランキングが低いのは意外といえば意外ですね。
 
NetProspex Social 50, May 2010
 

Rank

Company NPSI
1  Microsoft 306
2  eBay 208
3  Amazon.com 202
4  Walt Disney 181
5  Google 172
6  Electronic Arts 164
7  Intuit 163
8  Raytheon 157
9  Best Buy 155
10  Apple 153
11  Advanced Micro Devices 145
12  Analog Devices 137
13  Sun Microsystems 136
14  Dell 132
15  Qualcomm 129
16 (tie) Juniper Networks 123
16 (tie) EMC 123
18 Adobe 122
19 Oracle 112
20 Cisco 105
21 Procter & Gamble 104
22 Hewlett-Packard 98
23 Avaya 96
24 Southwest Airlines 95
25 (tie) Gap 94
25 (tie) Computer Associates 94
27 Intel 93
28 CDW 92
29 BMC 91
30 NCR 89
31 (tie) Target 85
31 (tie) Limited Brands 85
33 Pactiv 84
34 Campbell Soup 79
35 NVIDIA Corporation 78
36 BearingPoint 77
37 Capital One 76
38 Progressive 74
39 (tie) American Express 73
39 (tie) Pitney Bowes 73
41 Nike 72
42 Staples 71
43 (tie) Arrow Electronics 70
43 (tie) 3M 70
45 McGraw-Hill 70
46 KLA-Tencor 69
47 Western Digital 68
48 (tie) GE 67
48 (tie) IBM 67
50 Coca-Cola 65
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
The Twitter 20, May 2010
 
Rank Company Twitter Score
1 Microsoft 176
2 Raytheon 137
3 Analog Devices 96
4 Walt Disney 91
5 Eastman Kodak 86
6 Advanced Micro Devices 82
7 Electronic Arts 81
8 Best Buy 66
9 Pactiv 55
10 (tie) eBay 54
10 (tie) Qualcomm 54
12 3M 49
13 (tie) NCR 42
13 (tie) Procter & Gamble 42
15 (tie) Apple 40
15 (tie) Sun Microsystems 40
17 American Express 37
18 Nordstrom 34
19 Google 32
20 Humana 31
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ご参考:

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2010年4月20日火曜日

ネスレのFacebookファンページ炎上、株主総会を期に示された今後のストーリー:Greenpeaceが株主総会を襲撃



ネスレは絶滅危惧種と熱帯雨林を破壊している! 
Nestle kills endangered species and rainforests!
というトーンのネガティブなコメントは続いています。
一方、125件の"Like"がついているネスレからのコメントもあります
それは、ネスレが(15日の株主総会を目前にした)13日に公表したGreenpeace宛ての手紙で、Facebook上では以下のような要約文をつけて紹介されていました。
他の企業や、グリーンピースのような団体とともに努力し、早期解決が可能になります。そして、ネスレはパームオイル連合に所属します。
・ご存知のとおり、私たちは2015年までに環境破壊を伴わないパームオイルだけを使うことを約束しています。これを実現するために、今年のパームオイルの使用量のうち18%を証明書つきのパームオイルとし、2011年の終わりまでには50%とします。
・パームオイルの問題に加え、パッケージにおいても熱帯雨林の破壊につながるパルプと判別可能なものは完全に無くします。インドネシアの労働者にかなりの悪影響を及ぼすこと無しにこれを実行するのは時間がかかりますが、できるだけ速やかに行います。
・Cargill社を含む混合パームオイルの供給者が、私たちに販売しているものに環境破壊を伴うものを使っていることを容認しない、ということを書面で表明します。
148件ついたコメントは、素晴らしい第一歩という評価と、もっと早くできるはずだという批判とが入り混じっていて、これまでとはトーンが少し変わっています。
グリーンピースとの距離を近づけることについては、どうでしょう。
政治的な解決法のひとつといえそうなのですが、当のグリーンピースは攻撃の手を緩めてはくれなかったようで、株主総会会場のには多数のオランウータンの着ぐるみを着た抗議者が現れ、株主に"Give the orang-utans a break"との訴えを行っていたようです。
その動画がこちら。
おそらくグリーンピースは、株主総会をターゲットに1ヶ月前から活動を開始していたのでしょう。
株主総会というタイミングといい、数多くのオランウータンの着ぐるみといい、PRの素材としてはもってこいですが、思いのほかマスメディアによる記事が少ないのでは?という感じがします(アイスランドの火山噴火の影響もあると思う)。
"Nestle"でのニュースのみに絞り込んだ検索結果をみるとGreenpeaceのことを書いているマスメディアはAFPとロイターのみ。この2社の通信社の配信記事は、他の大手メディアでは取り上げられていない模様です。
実はこの1週間ほど前、Fanページ以外では批判はあまり見られないというコメントが書き込まれていました。
批判者がそろって意見を出しあっているのを見ると、Facebookでの(ネスレの)評価は傷ついているように見える。だが、こうした意見の多くはこのページの外では見られない。ネスレファンのコメントを見ようとここに来たときだけ見られる。
Sure their reputation on Facebook appears tarnished when you see all of the detractors voicing their opinions to each other. But many of these opinions aren't seen beyond this page... and only seen on this page if you opt to view the Nestle Fan comments.
株価への影響も軽微と言えます。
実際のところ、人々の気は移ろいやすく、同じく人々に関心がある話題を提供するメディアの注目もあっという間に変化し、記憶に残るのもわずかの間です。 
株主総会を境に、双方出すべきカードは出したことになると思うので、マスメディアまで巻き込むような新事実などが出なければ、ある意味これでストーリーがセットされたことになります
運用方法など改善の余地があることを別にすれば、ネスレは約束したことの進捗報告をこのファンページでじっくりと行っていけばいいのだと思います。
  
ちなみにネスレは現在、
食品業界の巨人ネスレが、ヘビー級のコミュニケーションのトップを積極的に募集中
Food behemoth Nestle intensifies search for heavyweight comms head (PR week)
のようです。
危機管理能力、メディアとNGOとの交渉力を持つ人(逸材?)が求められているようですが、その人にはソーシャルメディア上での十分な対話能力も備わっていて欲しいものですね。

2010年4月19日月曜日

GoogleによるTwitterのオススメフォロアー検索ツールが登場:ソーシャルグラフを分析して表示

  
Twitterドラマも始まり、最近始めたものの誰をフォローしようか、という人もいるかもしれない。
もしくは、結構Twitterやっているんだけど、もうすこし自分にあったフォロアーを増やしたい、という人もいるかもしれない。
そう思っている人には、Googleが提供を開始したFollow Finderはいいかも。 
Follow Finderは、Twitter上で公開されているフォーローとフォロアー情報のソーシャルグラフ(人間関係)を分析し、あなたがフォローしたいであろう人を見つけます。 
Follow Finder analyzes public social graph information (following and follower lists) on Twitter to find people you might want to follow. 
検索結果は、2通り表示されます。
あなたに合うと思われるTweeps(Twitterユーザー):あなたと同じユーザーをフォローしているTwitter上の人がフォローする傾向にあるアカウント(友達の友達のようなもの)
Tweeps you might like, People on Twitter who follow the users you do also tend to follow these accounts. 
類似フォロアーをもつTweeps:似たようなフォロアーリストを持つユーザー
Tweeps with similar followers, Here are some users who have similar follower lists. 
被リンクのように被フォローの数などが結果に反映されるようで、人気アカウントが先に表示されるようですが、中には有意義な発見もありそう。
ちなみにTweepsというのはTroops(軍隊)をもじっているのかな? 

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2010年4月15日木曜日

アメリカ議会図書館、Twitterをアーカイブすることで合意:Twitterが歴史の一部に!

 
たしかにTwitterは歴史の生き証人といってもいいかもしれない。
 
イランでの選挙、ハイチの大地震、オバマ大統領の誕生、こうした歴史上の大きな足跡がTwitterには克明に刻まれてます。
 
という事実を受けてか、アメリカ議会図書館が、Twitter上の発言をアーカイブすることで契約をすることになったそうです
 
これは凄い!
 
Twitterのアーカイブは、10年前から同図書館が開始した野心的な取り組み、"Web capture"プロジェクトの一環となるそうなのですが、この契約を受けての関係者の発言が熱い!!
 
シリコンバレーの新興企業(Twitter)は、「ツイートが歴史の一部になるなんて、なんて素晴らしいんだ」と発表
 
The Silicon Valley startup declared it “very exciting that tweets are becoming part of history.”
 
これは普通の人々の一瞬一瞬の記録という、歴史の記録における新たな一歩です」Yale Law Schoolの準図書館員長 兼 非常勤講師 Fred R. Shapiro氏
 
“This is an entirely new addition to the historical record, the second-by-second history of ordinary people,” said Fred R. Shapiro, associate librarian and lecturer at the Yale Law School.
 

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2010年4月14日水曜日

今のメディアに必要なのはストーリーのねつ造ではなく、コラボレーションとソーシャルサーチ

表紙
 
 
@smashmedia さんのエントリ、"「ツイッターを疑え!」を疑え"を読んで、これはひどいと思われた方も多いと思います。

実際の広報の現場にいる人間にとってはこれって悲しい現実で、記者の書きたいストーリに当てはまるコメントが誘導的に求められたり、コメントの一部を都合のいいように使われたり、という経験をした広報担当者は少なくないと思います。

もっと単純な例を出すと、「日米の距離は広がる一方」というような記事に、両国首脳がたまたまお互いそっぽを向いていた時の写真を使う、そういうようなことです。当人にとってはこれってそういう文脈ではないですよね。
 
結果的にこの雑誌の売れ行きに多少なりとも変化があったのかは気になるところですが、いまメディアに求められていることは面白おかしいストーリーを仕立て上げることではなく、「コラボレーション」することだと思います。
 
コラボレーションというと「×」のマークに代表されるようにキャッチーな感じになってしまいますが、いわゆるメーカやブランドとのコラボ、などではなく(既存・潜在)読者とのコラボであり、話題とのコラボレーションです。それを上手くやっているのが最近の週刊ダイヤモンド。
 
最近のダイヤモンドはどうしてしまったんだろうか、そう思っている人も多いと思いますし、Twitter上での会話を見る限り、ポジティブに評価をよく見かけます。
 
Twitter特集
FREE特集
無縁社会
そして、ドラッカー特集
 
バックナンバーと比較してみるとこれらの特集号は通常の、ダイヤモンドとは異なる企画性の高い号です。
 
なんとなく上手いところを突いてくるBRUTUSのような雰囲気さえ漂い、小難しい経済誌のオーラは影をひそめています。
 
なぜか?
 
やはり変わったきっかっけは同誌のTwitter特集にあったのだと思います。
 
2010年ツイッターの旅 140字、1億人の「つぶやき」革命 企画おさらい
 
Twitterを通じて企画を公開し、フォロアー獲得開始
週刊ダイヤモンド編集部では1月23日号(1月18日書店発売)で「ツイッター特集」を企画しています。全40ページの大特集です!。
http://twitter.com/diamondweekly/status/6858828910

フォロアーのアイコンを表紙・特集扉用に
正式に表紙アイコン掲載希望を募ります。ハッシュタグ #dwfp をつけて「掲載希望」でも「載せろ〜」でも何でもつぶやいてください。先着1500名様です(笑)。ただし、表紙のタイトルデザイン等によって掲載人数は増減する場合があるので
http://twitter.com/diamondweekly/status/6862856885 ちなみにこれは244回のRT
 
こぼれ話や編集過程をTwitterでレポート(インタビュイーの話や深夜の執筆中、校了など)
堀江:ツイッターを使い始めたきっかけ「ブログにコメントがついた。堀江、ツイッターも使ってないなんて終わったな」
http://twitter.com/diamondweekly/status/7623677127
ちなみに、ツイッター特集号は1/18の月曜日発売(1/23号)となります。締め切り作業も、ラストスパートに入りつつあります。といつつも、特集班のおっさん3人はもうヨレヨレですが(苦笑)
http://twitter.com/diamondweekly/status/7664009304

販売の収益の一部は社会貢献として途上国の学校建設
週刊ダイヤモンド「ツイッター特集号」をご購入いただいた方全員のツイッターアカウントが、途上国で建設される学校・図書館に記されます。是非、ご協力を!。 http://bit.ly/6PjUNF
http://twitter.com/diamondweekly/status/7507775786
 
コーズマーケティング的な要素まで活用した結果、
 
特集内容とインタラクティブな誌面づくりが評価され、完売し、増刷

こうしたTwitterでのやり取りを通じて、週刊ダイヤモンドはTwitterユーザーとの絆を作り上げたといってもいいでしょう。男性、30-40代を多く含有しているTwitterユーザーは、まさしくダイヤモンドのコアターゲットです

雑誌で企画をする際に当然今のトレンドは何か、ということは調べていますが、筆者は先のTwitter特集以降、
ソーシャルサーチを使い始めたのではないかと思います。
 
具体的に「検索」をしているか分かりませんが、少なくとも編集記者個人々々が「TLを通じて感じる今」を受け取り、それを企画会議にかけ、記事にしていく。
 
そんな素敵なプロセスを想像してしまうのは、ちょっとロマンチック過ぎでしょうか?
 
昔は編集部へ要望をハガキなどで募っていたものが、今はTwitterでリアルタイムに行えます。しかもニーズをツイート数やRT数などを通じて量的に分析することもできます。
 
ここまで来るとソーシャルサーチからクラウドソーシングの域に入ってきそうな気すらします。
 
それぞれの号の売れ行きや購買者属性など気になるところですが、コマーシャルになりすぎずに、読者の読みたいビジネス情報をくみ取って誌面をつくっていく、そんな取り組みを続けていただきたいものです。
 
機会があったら中の人に聞いてみたいと思います。 

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2010年4月13日火曜日

企業のCEOがYouTubeを使うべき4つの理由

 
会社の社長がTwitterを始めた、という話は最近耳にしますが、会社のYouTubeチャネルを開設して、社長がよく登場している、というケースは日本ではそう多くないと思います。
 
企業の広報担当としてはトップマネージメントを通じての対話は非常に大切な活動で、それはソーシャルメディアでも言えることです。特にB2BのITのソリューションや、機械、サービスなどの広報では、人の気持ちに届く「ネタ」があまりないため、「人」を出して温度を上昇させることが重要だったりします。
 
その際、動画は表情や声が直接分かるだけに、きちんと使えば非常に有効。
 
B2BのCEOがYouTbeを使うべき理由というエントリがあったので、抄訳にてご紹介。
 
1. メディアトレーニングの一環として
B2BのCEOの主な仕事がメディアリレーションでないのはもちろんですが、いずれ会社の重要なスポークスパーソンとして記者(やブロガー)と対峙することになります。プレッシャーがある中、メディアとの対話を成功させる秘訣はなんといっても練習。ただし年2回のPRスタッフとの模擬インタビューでは、不十分。
YouTubeチャネルのレギュラーメンバーとなることで、B2BのCEOはカメラの前で有効なこととそうでないこと、アイコンタクトや神経質なしぐさ、普段通りの会話のパターンなどによって視聴者がキーメッセージを聞き逃すということをより学ぶことができます。企業のYouTube動画では、台本があり、撮り直しと編集があるでしょうが、カメラの前に立つ回数を増やすことは、実際の記者とのインタビューを上手くこなし、役員インタビューにありがちな、前もって用意された仰々しい感じではなくしてくれるでしょう
 
2. Thought Leader
YouTubeを頻繁に使う、B2BのCEOの小グループの仲間入りをすることでCEOはソーシャルスペースにおいてThought Leader(一種の権威)になるでしょう。さらに、YouTubeに頻繁に登場することは、CEOの専門性を見せ易くします。短い動画を通じて、なぜソーシャルメディアを使うのか、いくつかの業界ニュースやそれに対する意見、新製品やサービス、顧客にもたらす価値などについて語ることができます。
 
3. スーツ姿とは異なる装い
顧客および潜在顧客、メディアや社内のメンバーに対してB2Bのトップマネージメントは、捕えどころがなく、エリートで近寄りがたい存在に見られがちです。定期的にビデオを投稿することは、関係作りに大いに役立ちます。特に、多くの人が忙しいマネージメントを実際に接する機会ないと考えているなら。
月例でのQAセッションを会社の関係者から募るのも良いでしょう。CEOが出張する地域別やマネージャーの状況に応じてシンプルに「状況の更新」として、会社の最新情報や、個人的な興味について語るのも良いでしょう。
 
4. 危機発生時の確実性
先日のエントリでも、危機発生時のビデオでの対応に触れていますが、危機発生時、オンラインでのステークスホルダーや、会社のフォロアーと対話をする(一方的に説明するというよりも)ことが、会社のYouTubeチャンネルに登場した経験があるCEOはより確実に行うことができます。
 
B2Bだけの話ではないですね。
 
個人的に気になるのは、ソーシャルメディアで評判となった場合CEOが調子に乗ってしまうかもしれない、という危険性があることですかね。
 

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2010年4月12日月曜日

PRの危機管理対策をソーシャルメディア向けにする方法

All the planning in the world won’t help you unless you have the people who can properly execute those plans.
 
 
Twitterをはじめとするソーシャルメディアの利点の一つは広告などに比べてコストが相対的に安いことで、中小や個人経営の企業にとっても入りやすいツールです(広告の代わりという意味ではなく)。
 
そんな中小の企業も規模の拡大に併せて、メッセージを拡散するためにPR代理店の活用を考えるようになるのが通例。
 
もしPR会社の採用を考えてるなら、ソーシャルメディアも含めた危機管理コミュニケーションのプランを作成すべき、というエントリがありました。
 
プラン作りをオススメする最大の理由は、先日のエントリ、「ソーシャルメディア危機管理対策が必要な7つの理由」にもありますが、
 
事故が起きてから準備するのでは遅い
危機対策のプランを立てるのは、すでに危機が発生した後では遅すぎます。伝統的なメディアの世界においてもそれではだめで、物事が何倍も早く動くソーシャルメディアではだめなのは言うまでもありません。
 
ということになります。
 
ここではPRで作成した危機管理マニュアルをいかにソーシャルメディア対応させるかに絞って抄訳にてご紹介します。
 
1. PRプランに含まれる全ての問題の見直しを行い、それぞれについてのソーシャルメディアコンテンツを準備する。例えば公式な声明へのリンクがついたTwitter用のコメントなど。(筆者注:例えば空欄にした状態でフォーマットを準備しておく)
 
2. 他のTwitterユーザーに直接対応するかを決める。もしそうするなら、どのようなトーンで行うかソーシャルメディアでの反応の仕方はPRとは異なる。(ソーシャルメディアでの)個人への直接的なコミュニケーションは、あくまでも公開の場おこなっているのです。
 
3. 会話をオフラインにするタイミングを知る。公式見解を超える内容の場合はそうなる。
 
4. Facebookでのアプローチを確立する。掲示板の投稿は永続的にあなたのブランドと繋がってしているので、それらを削除しない限り、どのように回答すべきかを理解する必要がある。仮にも回答するのでれば。
 
5. LinkedInでの対応を考える。そこではクライシスに関してのコメントは全く無いでしょうが、あなたの公式声明を会社や社員が関与している全てのグループに送る。この積極的なアプローチは、ソーシャルネットワークの最も専門的な人の敬意を得ることに繋がる。
 
6. YouTubeでのビデオでの対応を考える。多くのCEOや役員によるビデオが事前に用意された大げさな内容ではあるものの、人々と対話をしる場合、動画は直接語りかける方法のひとつです。このための準備には状況別のスピーカーの人選、撮影場所の決定が含まれます。撮影場所はいわゆる会社の収録スタジオでは無いと思います。
 
7. ソーシャルメディアでの存在感を見直し、独自の対応戦略を参加しているコミュニティごとに作成する。これにはフォーラム、ソーシャルブックマークサイト、業界向けコミュニティが含まれる。 
 
8. 従業員のことをお忘れなく。いまや彼らはみな会社の顔であり、彼らのネットワークに情報共有をしたいはずです。また彼らはシェアしやすい前向きで誠実な情報を求めるでしょう。彼らがしたくないのは問題に関する会社の不明瞭な対応です。彼らの母親でさえもFacebookに友達がいるでしょうから。 

そしてエントリのコメント欄に書かれていた追加すべきこととして、以下の2つがあります、
 
9. しっかりソーシャルサーチを行いながら対応すること
10. ソーシャルメディアでの作法を理解している適した人員の配置
 
です。 
 
4や5は日本ではね、という感じかもしれませんが、専門家であればLinkedInに登録している可能性も高いので予めリストアップしてみるのも良いと思います。
 
言うは易しで、なかなか着手できないものです。筆者もPR用に作成した危機管理マニュアルをまずレビューするところから始めたいと思います。
 

Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

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