2010年3月31日水曜日

直近3カ月のAppleとGoogleの活動が株価に如実に反映されていることを示すグラフ:アップルの株価は過去最高値を更新

apple google chart


30日、アップルの株価は過去最高値を更新したそうです(235.83ドル)。そのアップルの好調ぶりをさらに印象付けるのがGoogleとの比較(30日終値:$566.71)。
たしかに今年に入ってから両社のファンダメンタルズは少なからず変わったのかもしれません。 
Apple: iPadの発売(そして予約も好調)、ベライゾンでのiPhone取り扱い開始の可能性
Google: 中国市場からの撤退、Nexus Oneの不振

それにしてもこうして比較してみると、マネーの動きが如実に見えてくるものですね。


2010年3月30日火曜日

ソーシャルメディア危機管理マニュアルが必要な7つの理由

Domino Spiral by FracturedPixel.

via flickr

昨日のエントリ「ネスレのFacebookファンページ炎上に見る、ソーシャルメディアで解決できないこと、できるかもしれないこと」にもあるように、想定外のところから企業のコミュニティが非難の集積地になり、これまでの蓄積がドミノ倒しのようにあっというまに崩壊してしまう可能性はつねにあります。 

これはソーシャルメディアマーケティングを行っていない企業にとっても同じことです。

Seven Reasons Your Company Needs To Prepare For Crises(あなたの会社が危機対策をしておくべき7つの理由)というエントリがあったので抄訳にてご紹介。

1. いつかあなたの会社も人々を驚かすようなことを「きっと」してしまう
それは逃れられない。いつかあなたは人々がハッピーに思わないことをしてしまう - それは値上げかもしれないし、人員解雇かもしれないし、製品のリコールなどかもしれない。ネスレが受けたような反動ほどでは無いかもしれないが、人々がオンラインで声を上げる機会は、ソーシャルメディアのようなツールを使う機会が増えるほど頻発するようになります。

2. ソーシャルメディアを使っているかどうかは問題ではない
ネスレの場合、自身の(ソーシャル)メディアがハイジャックされてしまいました。(いい面と悪い面がありますが)ソーシャルメディアにチャネルを持つことによって、非難に対する避雷針の役割がもたらされますが、それが無いからとって、炎上が発生しないということにはなりません。

3. 事故が起きてから準備するのでは遅い
危機対策のプランを立てるのは、すでに危機が発生した後では遅すぎます。伝統的なメディアの世界においてもそれではだめで、物事が何倍も早く動くソーシャルメディアではだめなのは言うまでもありません。

4. 個人が組織化をするのは以前より容易になっている
人々が自分に関わりのある問題に関して、自身で組織を作るのは以前よりもずっと簡単になっています。

5. Slacktivism(スラッカティヴィズム)は、いまだ注目される
Slacktivism(スラッカティヴィズム)とは、数名の人が起こす抗議活動のようなもので(日本ではいわゆる炎上や電凸など)、これはいまだにマスメディアの注目を集めやすいと言えます。目新しいものではなくなったとはいえ、ありがたくないものには変わりありません。

6. コントロールという神話
メッセージをコントロールすることはできません。事故後6時間経ってから出されるプレスリリースには効き目はありません。リアルタイムのモニターを行い、必要に応じて即座に対応策をうたなければなりません。ある団体が目的遂行を先制した場合、その準備ができていないと最も重要なタイミングでバランスを失うことになります。

7. 間違いは危機をさらに悪化させる
ネスレは、Facebook上の担当者を通じて、ぶっきらぼうな対応を行い、問題を囲おうとしました。こうした誤った対応は嵐が静まるのを妨害するチャンスを与えるようなものです。政府が災害訓練を行っているように、プランをつくり、練習することはあなたの会社にも必要なことです。

すでに危機管理マニュアルなどがある企業の場合は、いわゆる潜在リスクの洗い出しやステークホルダーの考え方などは同じなので、それをどのようにソーシャルメディアの作法で対応するかということになると思います。 

Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

2010年3月29日月曜日

ネスレのFacebookファンページ炎上に見る、ソーシャルメディアで解決できないこと、できるかもしれないこと

Greenpeace protest outside Nestle HQ


NestleのFacebookファンページがGreenpeaceの「強襲」を受け、炎上していることは、一部の方はご存知だと思います(日本でも@IHayatoさんが速報を出しています)。Greenpeaceの主張は、ネスレは製品に使っているパームオイルを採取するためにインドネシアの熱帯雨林を破壊し、オランウータンが危機に瀕しているというもの。

ざっと経緯をまとめると、

1. 3/17 ロンドンのネスレ本社前に、Greenpeaceがオランウータンのコスチュームを着て抗議活動を開始(上の写真)。
2. 同日、職場でキットカットを食べている男性が実はオランウータンの指を食べているビデオをYoutubeに公開。
3. これがNGO団体ネスレのやステークホルダー/アンチネスレファンを刺激し、Facebookファンページも炎上。
4. 3/18 英Gardian紙が、"Nestlé is fighting a PR battle with Greenpeace" と報じ、世界的なニュースとなる。
5. Adrian Peters このようなアイコンを使うユーザーが増え始めたため、ネスレはファンページで、「ロゴを変えて投稿されたコメントは削除します」と発表したため、これがさらに炎上を加速させる。

ということのようです。「5」については、208件のコメントがついており、ネスレ自身も以下のようにコメントをしています。
 
Nestle
皆さんには言論の自由はありますが、ここでは我々が決めたルールがある。他の多くのフォーラム同様に。
you have freedom of speech and expression. Here, there are some rules we set. As in almost any other forum

ファンの投稿の削除もさることながら、このコメントもなんとも頑なな、ソーシャルメディアには受け入れられそうにないものといえますね。

Greenpeaceも特設サイトを設け、誘導のバナーを買うなどして、キャンペーンを続けています。


もちろん、ネスレ側もFanページで何もしていないわけではく、

2015年までに環境破壊をしない形で採取したパームオイルだけを使うようするコミットメントを発表しました。詳細は、http://tinyurl.com/yhamekg
We recently announced our commitment to using only "Certified Sustainable Palm Oil" by 2015. Read more here: http://tinyurl.com/yhamekg

と、ポジティブな情報を発信したり、Q&Aを公開・そこへのリンクを張るなどしていますが、2015年では"too late"という反応が大半で、ボイコットを表明する声は後をたちません。

ちなみに2015年までにパームオイルの採取法を変えるという発表はGardianに掲載されてもいるものの、テクノロジーがもたらす皮肉と言うべきか、その記事自体が下のようにGreenpeaceの攻撃にさらされています。


多くのブログなどで語られているように今回のNestleのFacebookファンページの炎上は、ソーシャルメディアエキスパートがいない、コメントの削除に代表されるような不適切な対応をしている、きちんと謝っていない、などによるものといえますが、それは物事の表層でしかないと思います。

今回の件で筆者が注目すべきと思ったことは、

1. 擁護するファンが非常に少ない。
2. ソーシャルメディアだけでは解決できない。

ということで、この二つは表裏一体の関係にあります。

ファンページに寄せられているコメントを大別すると、「自分はネスレの製品が好きだったが、買うのをやめる。」というトーンのものと、「オランウータンを殺すな」というものになります。

CNETの記事についていたコメント欄に今回のことの本質が集約されていました。

自分はネスレやグリーンピースが何をしていようが気にしない。ただし、パームオイルの問題は現実であり、人類を危機にさらすものだ。
I don't care about what Nestle is doing or this Greenpeace crap. But the Palm Oil issue is real and is a threat to humanity.

要するに「環境問題とあっては」いかにファンであっても、地球に生きる一個人として擁護のしようが無い、ということだと思います。 

ネスレが様々な分野でCSR活動を行っていたとしても、この件で思い切った具体策を出さない限り、ネスレの道は長いものとなるでしょう。

ただし、解決までの過程でソーシャルメディアを有効に活用することはできるはずです。解決策への取り組みをできるだけオープンにし、意見を取り入れ、(社員を登場させるなど)企業としての顔が見えるようにしながらコミュニティで会話をしていくこと、これからのネスレに必要なのはこういうことではないでしょうか?

最後に、Facebookファンページに寄せられていたコメントをひとつご紹介します。

私は以前ネスレで働いていたことがあり、私の父は今もネスレで働いています。ネスレは環境と人への支援活動を、皆さんが知る以上に数多く行っています。だから、このことに首を突っ込んで、彼らを攻撃するのをやめたほうがいい、なぜならあなたたちは魅力的なものを知らないヒッピーたちと抱き合っている木々のようなものだからです。

I've worked for them before and my father still works for them and they do more for the environment and people than you'll ever know so pull your heads out and stop attacking them because your a bunch of tree hugging hippies who don't know a dang thing. 

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2010年3月26日金曜日

ソーシャルメディアマーケティングでは、やらないことを決めるのが重要

Just Say No

先週来日したスティーブルーベル氏の来日公演で印象に残った言葉の一つが、

私はよく、「Steve、FavebookやTwitterの次に来るのは何だと思う?」と聞かれるのですが、こう答えます「分かりません。次のFavebookやTwitterはやっぱりFavebookやTwitterなんじゃないですか?」

でした。

ソーシャルメディアには海のものとも山のものとも分からない新しい技術の情報があふれ、生まれ、消えていく。それをフォローし続けることは終わりのないサイクルであるといえます。

ソーシャルメディアで必要なことは「やらないことを決めること」というエントリがあったので抄訳にてご紹介。日々の業務でも気にしたいTipsです。

勝者に限定せよ
Facebook、Twitter、ブログ、Linkedin、そしてYoutube、その5つで十分。ほかにもツールは色々ありますがこの5つだけで素晴らしいことができるにもかかわらず、そこにかける時間を見つけることすら難しい。だったらなぜそれ以上のものが必要なのでしょう?

時は金なり
Google WaveやFoursquareを使い込んだ時期もあったがやめました。これらに未来が無いからではなく、単に費やせる時間がないからです。Foursquareに費やす時間をFacebookのファンページに使ったらどれだけのことができるか。アーリーアダプターばかりがいるところではなく、すでにファンがいるところに参加した方が有益です。

行動する前に一歩引く
ソーシャルメディアキャンペーンを実施している最中は、多くのことが起こり、たくさんのノイズが上がる戦いのなかにいるようなもの。多くの人が日々戦略を変え、トレンドは瞬く間に変わっていきます。一歩後退し、ハイレベルでこうした状況を俯瞰し、大きな絵を描く必要があります。

Noと言うこと
人気のあるもの全てに単に乗っかるのではなく、乗らないことも重要。「Facebookの位置情報機能はTwitterキラーだ」などと言わず、両方続けてオーディエンスを育てた方がよっぽどいい。iPhoneアプリをローンチするより、自分のブログへのトラフィックを伸ばす努力をした方がいい。最新の注目技術に乗るのを拒否することは、すでにあなたが成功し、決して軽んじてはいけないソーシャルメディアチャネルでのプロファイルを飛躍的に高めることにつながります。

特に個人的には「今あるものを軽んずるな!」というメッセージを受け取ったつもりです。 

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2010年3月25日木曜日

代理店をソーシャルメディア事業にシフトさせるには、デジタルネイティブの血が必要

 Born Digital: Understanding the First Generation of Digital Natives by lwtclearningcommons.

via flickr

1. ソーシャルメディア企画の需要が高まり、これまでの広告制作で重要でっあったクリエイティブ部門などの役割が低下。その分ソーシャルメディア担当者がパワーを持ち始めている。

2. 絶え間なく生み出す必要がある「ソーシャルメディア・レディ・コンテンツ」を低価格で手早く制作できる人材が重宝されている。

という動きをご紹介しましたが、ではどうやったらシフトさせることができるのか?という問いに対する回答がPJA Advertising & Marketing社での実際の話として紹介されていました。

ポイントを先にまとめてしまうと、

1. 様々な階層においてプロセスと役割とを再定義する必要がある
2. デジタルネイティブのDNAが必要
3. デジタルネイティブに組織改革を委ねるぐらいの心づもりが必要 

ということになりそうです。

ちょっと長めになりますが、詳細を以下の抄訳にてどうぞ。

どのようにすれば代理店が変化することができるか、またその変化は非常に困難であるということに、私は依然興味を持っています。困難であったとしてもそれは代理店がサバイブするために必要なスキルです。素晴らしい代理店は絶えず自身を中核から変えていく方法を学んでいますが、まあまあの代理店の場合は大概、外見的な構造だけ変化させています。ある意味では、デジタルの世界における適性を見出し、変化を追求してきているここ2年間の(PAJ Advertising社の)動きは広告界における一大ドラマなのかもしれません。

I continue to be fascinated by how agencies change and how extraordinarily hard this can be to accomplish. Regardless of the difficulty, it's an essential agency survival skill. Great agencies learn how to continually reinvent themselves to the core, while merely good agencies often only change their outward structure. In some ways this pursuit of change, particularly as agencies define their relevance in the digital world, has been the great advertising drama of the last two years.

PAJ Advertisingが、この変化の旅を通じて学んだことは、変化は単一の定義からは起こらない、ということです。会社トップからの変化へのコミットが必要であり、プロセスと役割とを再定義する必要があります。また、新たな人材と才能を呼びこまなければなりません。そして何よりも、表層的ではなく企業の中心から変化を起こそうと思っているなら、代理店の構成自体を変化させるような異文化の代理店を受け入れなくてはなりません。私たちの場合は、起業からいまだかつて経験したことの無いレベルの変化を体験したわけですが、「デジタルネイティブ」の血を取り込み、彼らにそのデジタルのDNAを代理店に自由に導入させました。

PJA Advertising has made this journey along with the rest, and what I've learned is that change does not come from one defining choice. You need a commitment from the top. You need to redefine processes and roles. You need to bring in new resources and talent. More than anything, if you want to make changes that go beneath the surface to the core, you need to introduce a foreign agent that will chemically alter the composition of the agency. In our case, we didn't experience this degree of change until we opened our doors to the new breed of "digital natives" and gave them the freedom to introduce their digital DNA into the agency.

デジタルネイティブは、自分の人生をインターネットとともに過ごし、インターネットを自分自身の延長として使い、いくつかの素晴らしい特質を持っています。こうしたネイティブスピーカーの影響抜きには、私たちはデジタルメディアに特有のオリジナルなアイディアを生み出すことはできず、ぎこちない会話のアイディアをデジタルフォーマットに落とし込むだけに終わっていたでしょう。(デジタルネイティブでない人は)デジタルの世界の外面はマスターすることはできても、その魂をマスターすることはできません。

Specifically, digital natives are people who have spent their entire lives using the internet as an extension of themselves, and there are some good descriptions of the attributes that these people possess. Without the influence of these native speakers, most of us are doomed to clumsily translate conventional ideas into a digital format, rather than creating original ideas unique to the digital medium. We may master the outward forms but not the soul of the digital world.

デジタルネイティブは、世界中を旅する人のように、デジタルプラットフォームをまたにかけてデジタルで暮らす術を身につけています。プラットフォームを、そしてそのユーティリティを軽々と乗り越えるのです。これはつまり、マーケティングキャンペーンを企画する際に、消費者に対して高度にカスタマイズされたオンライン体験を生み出すために、勝手の分かったルートをとることができるということなのです。
彼らは多くの時間をオンラインですごしているので、デジタルの世界における豊富なブランド体験があり、どのようなコミュニケーションが効果的であるか明確に理解しています。この「流暢さ」が代理店の視野を拡げ、戦略やキャンペーンを作る際に役立つのです。
そして何よりも彼らにとってはゲームなのです。代理店がオンラインゲームの原理や心理を理解するためには、私たちはみな、デジタルネイティブに迷宮を導いてもらう必要があるでしょう。

Digital natives have the skills to conduct their digital lives across many digital platforms with the ease with which an international traveler moves across continents. They can jump from platform to platform depending on its utility. This means that when planning marketing campaigns they can leave the beaten path to create more highly customized online experiences for consumers.
Because they conduct so much of their lives online, digital natives have a rich collection of experiences with brands in the digital world and a solid understanding about what kinds of communications are effective. With this fluency, they can expand an agency's vision for what is possible when developing strategies and campaigns.
Above all, digital natives get gaming. It's in their blood. As advertising and marketing agencies continue to adopt more of the principles and psychology of online gaming, all of us will need digital natives to help lead us through the maze of opportunities.

代理店はデジタルネイティブを、単にテック要員として求めるのではなく、プランニング、メディア、アカウント、そしてクリエイティブに渡って働いてもらうべきです。彼らには古い肩書きで規定された仕事を強いるのではなく、実験と探求させる必要があります。もし真剣にデジタルへの移行を考えているのであれば、彼らこそ組織の構造を揺るがし、役員が新鮮な目で世の中を見るように促す存在なのです。私たちはクライアントに対して、変化という大きなリスクをとるよう励ます立場です。私たち自身も同じようにリスクをとらなければなりません。

Agencies don't just need digital natives working in technical functions. We need them working throughout the agency in planning, media, account, and creative. They need to be allowed to experiment and explore and not be forced to work within old job titles and structures. If you're really serious about a digital transformation, these are the people who can shake up the organizational structure and push senior management to see the world in a fresh way. We're in a business that encourages clients to take big risks on change. We should be willing to do the same for ourselves.  

いかがだったでしょうか?

慣れ親しんだスタイルにとらわれず新しい血を取り込んでこそ、時代にあったサービスを行い、クリエイティブでい続けることができる。きっとそういうことなのだと思います。

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2010年3月24日水曜日

最近見た、心温まるZapposの3つの奇跡

最近見た、心温まるZapposの3つの奇跡をまとめてご紹介します。

まず一つ目が上の動画。

見たことのある方もいるかもしれませんが、ちょっと前から話題になっている、ザッポス初のテレビCMです。

Here's our first TV spot featuring puppets & actual phone calls to Zappos (more coming)! - http://bit.ly/b5Hms4 10:38 AM Mar 9th

ザッポスのコンタクトセンターの社員と顧客とのやり取りを題材に、パペットを使って作られたこのCM、実は実際にコンタクトセンターにかかってきた電話の録音を使っているのです。

内容はというと、「素敵なグラスを受け取ったが送り主が分からない」という問合せの電話に対応する社員が「誰からだと思う?」とクイズを出しながら楽しい会話で対応をし、最後にその女性が思いを寄せる男性からのプレゼントと分かり、喜びの声を上げる、というものです。

実際の電話の録音を使いながら作るところがZapposらしい透明性でもありますし、社員との楽しい会話やハッピーな瞬間を見ることができるのもならでは、と言う感じがします。

二つ目は、

Friendly reminder: Today is the deadline to submit your photos for the 2010 Zappos culture book! - http://bit.ly/cEVFfF 12:17 PM Mar 19th 

というツイートに関するもの。リンク先を見ると、"Be A Part of Zappos Culture History!" と題されたエントリで、昨年"Zappos.com Gear Zappos Culture Book - 2009 Edition"を制作する際に、顧客や社員、パートナーから写真を募集したところ、大好評だったので今年も実施する、というもの。

本の内容は、

Zapposの企業文化がなぜ特別で成功しているのかを社員やベンダーらによる何百ものエッセイを通じて説明しているもの

Contains hundreds of short essays written by Zappos employees and vendors explaining what makes the Zappos company culture so special and successful.

と言う感じで、募集要項もいかにもな内容。

Things we’d like to see:
What you think of when you hear “Zappos”(Zapposと言えば?)
Your favorite Zappos item(お気に入りのZapposアイテム)
Something fun and a little weird(楽しくて、ちょっと変わっているもの)
Something that makes you smile(あなたを笑顔にするもの)
Something you’re passionate about(あなたが情熱を傾けているもの)
Your interpretation of one of our core values(コアバリューのあなたなりの解釈)

実はこの本、販売されているのですが、そのレビューも"Seriously, this should be mandatory reading in every business, MBA, and leadership class.(全てのビジネス、MBAやリーダーシップのクラスにとって、この本は間違いなく必読書です)"と非常に高く評価されています。

何が凄いかって、こうして関係者のEngageを生み、それを通じて社外の人にもポジティブな影響を与える。こんなことができる会社、なかなかありませんよね?

そして最後の奇跡はCEOのTonyが11歳になる娘のAvaや企業家や明日のビジネスリーダー達にささげているという、2010年6月7日から発売される書籍"Delivering Happiness"を、11歳の誕生日に初めてプレゼントした、というもの。

プレゼントする際、人生のアドバイスとともにプレゼンテーションを作ったのですが、それが非常に心温まる内容で、同時にビジネスパーソンにも役立つものになっています。

ということで、最後にそのスライドショーをご覧ください。解説は、、、不要ですね!

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2010年3月23日火曜日

8千万以上のアカウントを対象にした、Twitterアカウントにおける影響度の調査:フォロアー数は必ずしも影響力があるとは言えない

Audience Size Doesn't Prove Influence on Twitter

Twitterにおいて、フォロアー数は必ずしも影響力があるとは言えないということを証明するレポートを紹介するエントリがあったので、抄訳を以下に。

Twitterを用いた施策を行った場合、何をKPIにするかが悩みどころですが、そのためのヒントになりそうなデータです。

調査対象はなんと8千万以上のアカウント!

・そのうち実際につかわれているアカウントは約550万

だったそうで、使われているアカウントをベースに詳しく調査されたわけですが、調査対象の正確な数字は以下の通り。

54,981,152 user accounts
1,963,263,821 social (follow) links
1,755,925,520 tweets

550万のうちの約8%(44万)が、プライベート設定されていたそうです。
そして驚くべきは10以上のツイートを行っているアクティブユーザーの数ですが、なんと

6,189,636 active users (約7.5%)

という結果に。

影響力はなにではかるべきか?

フォロアー数:フォロアー数が多かったのは、CNN, New York Times, Barack Obama, Shaquille O'Neal, Ashton Kutcher, Britney Spears などのアカウント。これは分かりやすいですね。

リツイート数:リツイートされるアカウントは、"コンテンツ"を生み出しているアカウントとも言えます。TwitterTips, TweetMeme, Mashable, Guy Kawasaki, New York Timesなどの名前が挙がっていました。実際Guy Kawasaki 氏は「Twitterでの全ての活動のゴールはRTされること」という発言をしています。

言及数:実際の発言内容などを含んでRTされていないが、名前が言及されているアカウント。これはセレブリティアカウントに多かったようです。

そしてもっとも重要な発見は、フォロアー、リツイート、言及のオーバーラップが少ないことでした。

それを示しているのが、このグラフです。(Indegree=フォロアー)

3カテゴリそれぞれの上位20アカウントを調べた結果、オーバーラップしていたのは、Ashton KutcherとPuff Daddyのアカウントだけだったそうです。フォロアー数だけでは影響度を測れないということがこれによって証明された形ですね。

また、もっとも影響力をもつTwitterアカウントは、一つの分野に特化するのではなく、バラエティに富んだトピックを有している、という結果になったそうです。

最後のポイントは、そのまま企業のアカウントには適用できなさそうですが、フォロアー、リツイート、言及の3つの視点から評価し、オーバーラップを生み出せているか、についてみることは重要と言えそうですね。

ご参考:

Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

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