2010年3月10日水曜日

YouTubeの投稿ビデオの自動字幕表示が、日本語訳対応している動画

 

先日のエントリでご紹介した、YouTubeの投稿ビデオへの自動字幕表示ですが、日本語訳を含む多言語展開のベータテスト版が公開されているようです。

さすがに完全な翻訳とは言えませんが、意味は伝わってきますね。 

ご参考:

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PRのお手本のようなツイート:Twitter記号を関係性明示を含めて文章化する技術

  

特にB2BのPRにおいて重要なのがケーススタディ(導入事例)。

高額な大規模システムや、ハード、ソフトの導入を検討する際に、買う側が当然気にするのが他社実績。ケーススタディに使わせてもらうことを条件に、通常とはことなるディールを行うこともあるほど。

PRにおいてはそのケーススタディ作成とメディア掲載、さらに営業マンのセールスツール(許可を得て掲載紙を使うこともある)作成、Webでの掲載と多面的に展開しますが、やはりTwitterも有効活用すべき。

ただし、

「ABC社の導入事例が掲載しています! URL」

というだけのツイートでは寂しい。

たまたま見かけたPerkettPR社 によるお手本のようなツイートが上の画像。小さな事例ですが、エッセンスが凝縮されているので分解しながらご紹介。

How client @proliphix helps @QdobaMexGrill chain reduce #energy use by 15%, save $$, #environment from @ChainLeader http://bit.ly/buG0Nx #fb

Twitterアカウント:引用先企業のTwitterアカウントを使って説明しています。興味のある人がその企業のアカウントを訪問し、フォロアーになる導線を作っています。

ハッシュタグ:ハッシュタグを用いてトレンドの話題と関連付けを行っています。Buzzの広がりだけでなく引用先企業のブランディングにも繋がっています。

関係性の明記:WOMMAのSMM開示ガイドにもあるように、Twitterであっても関係性の明示は重要。この一言があるかないかで信頼性が変わってきます。

Facebook連携:情報の集積地としてのFacebookにも自動投稿することは当然。ちなみにこの#fb、見慣れな方もいると思いますが、Selective Twitter Update applicationをFacebookにインストールしている場合、#fbを最後に入れることでインポートさせることができます。

文章になっている:これは以外に重要かな、と思っています。これだけの非言語的要素を読みやすい文章として組み上げるのは技術が必要であり、PRする側の力量を示すことにも繋がります。 

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2010年3月9日火曜日

アカデミー賞の結果をブログは予想できていたか?の調査:今年のオスカーでのソーシャルメディア活用事例も

アバターが3冠、ハート・ロッカーが6冠という結果に終わったアカデミー賞。

ブロガーはその結果を予想できたのか?というエントリがあったのでご紹介。

上のグラフの出所は、The Nielsen Company。2月からブログのポストのモニターを続けていたのですが、このチャートを見る限りでは、ハートロッカーについての話題もアバターと同レベルで語られており、アバター超優性、というものとは違う結果をある程度反映したものだったといえそうです。

また授賞式の最中のTwitterでの反応は、毎分1,500〜2,000の間を推移していたのが、9時ちょうど手前の、ハート・ロッカーが作品賞を受賞する瞬間には5,000ツイートに跳ね上がったとのこと。

ちなみに、今年のアカデミー賞では授賞式のテレビ番組とソーシャルメディアとの連動が図られたようで、USA Todayに紹介されていました。

•Be app-y.(アプリ):iPhoneアプリを今年のオスカーでは提供。ユーザーは全24カテゴリのノミネート作品にアクセスでき、ベスト10のノミネート作品のトレーラーを見ることができる。またFacebookやTwitterで予想を述べることもできる。「私たちは映画ファンがどこにいても繋がれるようにしたい」(アカデミーのマーケティングディレクター、Janet Weiss氏)

•Leak ads.(広告のリーク):J.C. Penneyは、オスカーの広告を全てFacebook上で、オンエア前に公開。デジタルマーケティングバイスプレジデントのNick Bomersbach氏曰く、「コマーシャルはファンのためであり、彼らはコマーシャルにコメントをするのが好きだ」

•Dish the dresses.(ドレスを楽しむ):サムソンは、ABCのオスカー「レッドカーペーット」のスポンサー。そこではセレブ登場時にライブストリーミングが行われた。 Facebookでのチャットは「オンラインの仮想井戸端会議状態だった」とマーケティング部プレジデントのPeggy Ang氏。

•Hype news. (事前告知):アカデミー賞の規定により、ノミネート俳優のJeff Bridgesの声による広告が使えなかったHyundaiは、声の差替えを別の名人を起用して行う、と事前に告知した。

•Go goofy. (楽しいことをする):トイレットペーパーのCottonelleは、オスカー視聴者に対して、トイレットペーパーは上から出すか下から出すかを投票させた

•Act snarky.(狂騒を起こす):サンタモニカのホテルCasa del Marでは、スクリーンを横に並べ、コンパニオンがその一つでオスカーのTwitter中継をしているのに挑戦させる試みを行って、最高に面白いツイートをした人や鋭いコメントをした人にはフリードリンクがふるまわれた。

特にTwitterのようなリアルタイム性の強いメディアの効果的な活用はこれからも期待されそうですね。 

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2010年3月8日月曜日

ディズニー映画「アリス・イン・ワンダーランド」が、LA Timesの表紙をジャック

ディズニーの新作映画、「アリス・イン・ワンダーランド」の広告が、ロサンゼルス・タイムズの一面をジャックしたそうです。

新聞メディアの在り方について考えさせられるこの施策、実際にジャーナリズムの在り方をめぐる論議を招いているとのこと。 

この広告を見て、ジャーナリズム評論家のロイ・ピーター・クラーク氏は、米景気後退と広告収入の落ち込みを背景に、新聞の一面と広告面を区別していたジャーナリズムの倫理観が崩壊したと批判をにじませた。同紙は「本物」の一面は内部に掲載していると断ったが、気付かなかった読者もいるという。

同紙のジョン・コンロイ広報担当は、「新たな流れを生み出すためにデザインされた革新的な広告」だと主張。ただ、広告料については触れなかったが、10万ドル(約900万円)を超えるとの見方もある。また、読者がこの一面を見たとしても、広告と判断して本当の一面記事は内部にあると認識するだろうと述べた。 (Asahi.com)

広告扱いということで、編集側の最終判断ではないようです。

LA Times編集長のRuss Stantonは、次のようにだけコメントした「言うまでもなくこれは私の判断ではない」
LAT editor Russ Stanton, who would only say, "Obviously, it was not my decision." (huffingtonpost.com)

以前筆者は、世界初?新聞の証券面をアヒルがジャック:アフラックの紙面広告というエントリを書いたことがありますが、証券面での施策とは意味合いが大分異なりますね。

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2010年3月5日金曜日

YouTubeが投稿ビデオに自動で字幕を付けられるサービスを開始:ビジネスへの恩恵も

これは凄い。。。

YouTubeが、Googleの音声認識技術を使って、投稿されたビデオに「字幕」を付けるサービスを開始するそうです。

上のビデオがそのデモですが、しゃべっている内容が字幕になって表示されています。英語からでしょうが、Google音声検索のように日本語にもきっと対応していくことでしょう。

コンテンツが国境をさらに超えやすくなるだけでなく、

・聴覚障害者向けの動画コンテンツ
・語学学習
・字幕によるエンターテイメント(バラエティ番組での字幕の感覚)

などなど、色々な恩恵を生み出しそうですね。

表示する字幕のカスタマイズや、テキストデータへの書き出しなどができると、さらに可能性が広がりそうな感じです。

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2010年3月4日木曜日

ソーシャルメディアに疲れたあなたを、CAFEへご招待:150万人以上のファンをあつめたピクルスのFacebookページ

via ClickZ

Nickelbackというバンドをご存じでしょうか?

筆者は知りませんでしたが、Facebookでは140万人以上ものファンを擁する人気バンドのようです。そのNicklebackのファンの人数を超えようとCoral Anneさんという女性が企画したのが、"Can This Pickle get More Fans than Nickelback?" というFacebookのファンページ。

目的は?

純粋に単なるユーモアで、それ以上でも以下でもなく、Nickelbackを嫌う人をエンドース(支持)するものでもありません。
This is all strictly intended for humour and nothing more or less. I am not using this page to endorse any hate towards the band Nickelback.

という完全なジョーク企画。ところがあっという間にファンが増え始めたため、Nickelback自身がこの企画を馬鹿にするような書き込みをしたほど。結果は言うまでもなく拡大を助長することになり、見事150万人を突破したそうです。

ソーシャルメディアマーケティングで、オウンドメディアにファンを集めるための施策に投資するのがばかばかしくなるような事例ですが、同時にこれは一種の「ソーシャルメディアマーケティングの疲弊」を示していうように思えます。

巨額の投資をしてテレビのスポットを打ち、Tweitterをフォロー、Facebookでファン登録、のような導線を呼び掛ける。これはシンプルで簡単、特徴のない行為である。消費者にとって意味がないだけでなく、はっきり言ってブランドにとっても価値がない。許諾を得て多くの人と繋がったとして、何になるのだろうか?

Today, we have big-buy TV spots where the single call to action is to follow the brand on Twitter or become a fan on Facebook - an action so simple, easy, and non-committal that it has almost become entirely meaningless for the consumer and, ultimately, scarcely valuable for the brand. Yes, we've gotten permission, but for a relationship that hardly seems worth having. (ClickZ)



ただし、数を追いかけるのでなく、ドラッカー先生の言うように「最適」を目指すのであれば、話は異なってくると思います。

そこでこのエントリの筆者が提案するのが、"CAFE"。良くまとまっているので抄訳にてご紹介。

CAFE:Content, Advocacy, Fans, and Engagement (コンテンツ、支持、ファンそして関与)

Content: コンテンツは計画を推進するための燃料である。ブランドはコンテンツを使って会話を開始しなければならない。消費者がこちらに来るのを待つのではなく「招待状」としてコンテンツを用い、自分の考えや製品のアイディアを示すのがよい。
Advocacy: 支持を得ることはマーケティングの手法としては新しい。もちろん消費者が決定する際には友人のアドバイスを聞くことを知ってはいたが、これまでは計画に組み込むことは難しかった。支持を得ることを前提として計画をしなければならない。
Fans: ファンは言うまでもなく、とても重要。ただしそれはゴールではない。重要なのはファンがコンテンツに触れ、ブランドが彼らと関係を築き、フォローし楽しませることが理想と言える。これは同時に支持や露出を得るための道である。
Engagement: 関与は多くの人がおろそかにしがちな最も重要なピース。関与こそ、目的としている長期の関係性と言える。参加者を得るためには、価値を提供するだけではなく、コミットメント(責任や忠誠)が伴わなくてはならない。消費者がオプトインするのは、彼らがブランドとの関わりを何度も持ちたいと思うからであり、ブランドはそのつもでいなくてはならない。

ご参考:












2010年3月3日水曜日

無理してソーシャルメディアマーケティングをやる必要はない:ソーシャルメディアマーケティングとPRの高い親和性



筆者は基本的に広報・PR畑の人間で、この業界で10年以上仕事をしていますが、ソーシャルメディアマーケティングに非常に興味があり、この分野の発展に何らかの形で寄与したいと思っています。

ここ数年で様々な取り組みがなされてきたソーシャルメディアマーケティングですが、最近になって論調が変わってきていると感じます。ソーシャルメディアマーケティングの第一線の方々が、(Twitterをセールスチャネルとして使うようなケースは除き、)その本質を単なるBUZZや数字ではなく、つながりや顧客との関係性にある、という発言を行い、無理してソーシャルメディアマーケティングをやる必要はない、という意見も耳にするようになる機会が増えています。
「無理してソーシャルメディアマーケティングをやる必要はない」。これはPRパーソンである筆者にとっては馴染みのある、古くて新しいテーマなのです。PR代理店に勤めた経験のある方であれば、「PRやって儲かるの?やる必要あるの?」という認識を持つクライアントに対し、PR活動のリテナーフィーを正当化するための説得を試みた経験のある人は少なくはないでしょう。

自分自身の頭の整理のために、SMMとPRとの共通点を洗い出してみたいと思います。


いかがでしょうか?

「押し売りでなく相手にあった形で情報を提供」「コントロールをしようとしない」「関係性の構築」などなど、ソーシャルメディアマーケティングで語られているこうしたことは、誤解を恐れずに言えばほぼ全てPR的には常識と言えます。

両者の最も大きな違いは、消費者と直接つながって会話をするかどうかと言うことになりますが、実はPRが 
「メディア(記事)を通じて信頼性の高い情報を消費者に対して発信し、消費者とと双方向のコミュニケーションを行う」
という考え方に立脚していることを考えれば、手法の違いこそあれ、これも実は共通しているといえます(そもそも消費者に支持されない情報は記者が記事にしません)。

例えば、企業の謝罪会見。これはメディアを通じて消費者に許しを請うコミュニケーションである、という例を出せばこのことは分かりやすくなると思います。きちんと説明して謝罪しないと消費者は許してくれません。消費者の不満が納まらなければ2回目、3回目の会見を行うことも珍しくありません。これは消費者とのインタラクティブ(双方向)なのコミュニケーションの分かりやすい例です。また、Public Relationsとしての広義のPRはメディアリレーションだけでは無いので、消費者の意見を直接伺う公聴活動や地域の人との交流イベントなども行います。

両者の違いを強いて挙げるとすれば、特に上場企業の場合は広報・IRを通じて情報発信することが義務(開示義務)であることぐらいかもしれません。

エデルマン社の調査が示しているように、ソーシャルメディアにおける情報の信頼性は変化を始めており、権威のある人か、実際の知り合い(ソーシャルグラフ)からの情報だけが信頼される、というように今後二極化が進むことも予想され、ソーシャルメディアマーケティングと非常に親和性がある伝統的なPR手法は、今後ますますソーシャルメディアマーケティングに必要になると考えられます。

広告とPRの違いを分かりやすく理解できる昔ながらの説明を最後にご紹介します。

広告は “Buy me!” で広報は “Love me!”

さて、ソーシャルメディアマーケティングは?



ご参考:













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