via slate.com
「すでに読者の半分がいなくなった!」
「この記事をまだ読んでいるのはママだけだ。ママ、ありがとう!」
と、ジョークを織り交ぜながら、「オンラインの記事はどこまで読まているのか」に関する調査をSlateというメディアの記者が公開していました。
調査に使用されたツールはリアルタイム解析のChart beat。
その結果が上のグラフですが、
・ほぼ何も読まずに離脱
・半分程度で離脱
・最後まで読む
と3か所にピークができています。これはSlateの解析データですが、他のメディアでも概ね似たような傾向だったそうです。
まぁそうだろううな、という感じの結果ではありますが、面白かったのが、Twitterのシェアと記事がどこまで読まれたかの関係の調査。
縦軸は記事の長さで単位はpixel。大体の記事は2000pixelでできているそうです。
この分布図を見ると、記事をどこまで読んだかと、記事をシェアするツイート数には相関関係がないことが分かります(注:このデータはSlateの解析結果)。
つまり、「よくシェアされる記事は、最後まで読まれるほど面白い記事」ということでもなく、「記事を読まずして、冒頭からツイートされ始めている」ということのようです。
Best article I've read in a while. And yes, I'm guilty of tweeting before finishing it. You Won’t Finish This Article http://t.co/qaRx0KW2Jr
— Jenny Scrivens (@JenScrivs) June 9, 2013