企業のCEOはどのくらいソーシャルメディアを自ら活用しているのか?についての調査レポート"Socializing Your CEO 2013"を、PR会社のWeber Shandwick社が公開していました。
対象となったのは、フォーチュン・グローバル500の上位50社(北米:15、ヨーロッパ:21、アジア:11、南米:3)で、2010年との比較調査にもなっています。
それによると、
・企業の評判の49%がCEOに関するもの
・CEOの(オンラインでの)ソーシャル活動は2010年から30パーセント増加し66%に
・自社メディア上での露出が32%から50%に増加
・自社メディア、ソーシャルメディアのいずれかでのCEOの動画出演は18%から40%に増加
などなど、という結果になったようです。
チャネル別にみると、自社メディアとTwitter以外のほぼすべてにおいて存在感が増していることが分かります(ソーシャルメディアについてはアカウントの有無)。
CEOがオンライン上(特にソーシャルメディア)での露出を増やすことは、より身近な企業イメージづくりへの貢献が期待でき、間違った使い方をすると株価が下がるようなケースすらあるので、関係者としては気が気でないかもしれません。
今回の調査で注目に値するなと思ったのは、2010年比で倍以上になったCEOの動画の利用です。
特に先ごろTwitterが買収したVine(6秒間の動画作成アプリ)については、「マーケティングとPRの実践ネット戦略」の著者David Meerman Scott氏が、「VineをマーケティングとPRで活用する方法」というエントリで、
A brief product demonstration. (簡単な製品紹介)
A short statement by the CEO. (CEOからの短い声明)
などと使い方を紹介しているように、活用が進む可能性もありちょっと注目です。
ご参考:
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