2011年8月18日木曜日

ソーシャルメディアマーケティングを総点検する5つのポイント




via flickr by kevin yezbick

数日前、何の気なしにこんなツイートをしました。

ソーシャルメディアの文脈で語られる「長期的視点」って何年だ?「ソーシャルメディア」が登場してわずか数年だと思うけど。

何件か頂いたリプライやFacebookからのコメントでは、3-5年という感覚の方が数名見受けられました。3年程度と考えると、いわゆるここ数年語られている、「いわゆるソーシャルメディア」を長期的な目的(その場合主に「エンゲージメントによる企業ブランドのイメージ向上」などだと思いますが)に据えている場合、何らかの結果が見え始めているところが現れてきてもいい頃でしょう。

さて、自社のソーシャルメディア(マーケティング)が、当初目的としていたことを実践できているか、軌道修正の必要が無いか、というような総点検に役立ちそうなtipsがあったので、抄訳にてご紹介。

1. ソーシャルメディアマーケティングの現状は?
ブログや共有サイトを含む全ソーシャルメディアチャネルの活動を点検しましょう。ファンやフォロアー数にとどまることなく、どのくらい発展したかを定義しましょう。ソーシャルメディアの売上への貢献を計測するには、販売プロセスの初期段階からの顧客との関わり合いやソーシャルメディア上での顧客サポートを計測する必要があります。伝統的なブランドモニタリングの手法を使ってブランドへの影響がどの程度増加しているかを見ることも必要でしょう。また、コストについても予想以上かかっているはずなので、軽視しないように。こうした情報を基に、ソーシャルメディアでの活動が想定どおりかどうかを評価することができます。
2. 周りで何が起きているか?
ブランドのモニタリングが役立つのが企業やブランド、製品や会社役員、その他のキーワードがどのように語られているかの広聴です。また、自社のみならず、経済や政界で起きていることを踏まえてソーシャルメディアのアプローチは修正されるべきです。テクノロジーがエンゲージメントを加速するのであれば、スマートフォンやiPadのようなタブレットコンピューターのようなデバイスも分析に組み込むべきでしょう。
3. 競合はソーシャルメディア上で何をしているか?
業界内の直接的な競合や、カテゴリのトップ企業、市場を独占している企業について、どのような情報を得ることができますか?自社の提供しているものやサービスに影響をもたらす問題が生まれてきていませんか?競合が違うソーシャルメディア上で活動を行っているのあれば、なぜそうしているのかを理解しましょう。できれば個人アカウントをそこに作り、競合企業と関わりあい、参加者をどのように扱い、コミュニケーションしているかを確認しましょう。
4. ソーシャルメディアの変化を理解する
常に変化するのソーシャルメディアのエコシステムは発展を続けるため、その変化がマーケティングに及ぼす影響を注視し続ける必要があります。FacebookやYouTube、LinkeInやTwitter、クーポンサービスのGrouponやLivingSocial、ロケーションサービスのFoursquareなどなど。最近の急成長を鑑みると、Google+もプランに入れておくべきでしょう。
5. 目的達成のために修正すべきソーシャルメディアマーケティングの計画と戦略は何か?
こうした情報を集め、ソーシャルメディアマーケティングの計画に戦略的な修正を加えていくことが大切です。修正点を編集カレンダーやビジネスやマーケティング全般と統合しましょう。組織全体においてソーシャルメディア活動が統合されている必要があります。

 夏もそろそろ終わろうとしているこの時期、年末へ向けて修正すべきことはないか、点検するにはいいタイミングかもしれませんね。









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