via dailymail.co.uk
先週、Facebookの上場申請のニュースでにぎわいましたが、その上場によって注目を集めているアーティストがいます。
グラフィティ・アーティストのデイヴィッド・チョーという人です。
そのグラフィティ・アーティストは、Facebookの最初の本社の壁画を描いた報償として現金の代わりに株式を受け取るという、賢い選択をした。デービッド・チョーが保有する株式は、今年後半にFacebookが上場した時には2億ドル以上に相当するとみられている。(nytimes.com)
2005年にFacebookはパロアルトに最初のオフィスを構え、デービッド・チョー氏はその壁に壁画を描く仕事をうけました。その時に受け取った株式は同社の0.1〜0.25%とも言われており、現在も保有し続けていればFacebookの上場時価は1000億ドルと目されているので最大2.5億ドルに相当するといえます。
まぁ個人的には、会社の経営に携わらない人に株式で支払うのってどうよ、とは思いますが。
「フェイスブック 若き天才の野望」には、アクセルパートナーズというベンチャーキャピタルのケビン・エルフシー氏とアーサー・パターソン氏が初めてそのオフィスを訪れた時の様子がこう描かれています。
2人は新しい壁画が描かれた長い階段を上った。階段を上ったところの壁には、デイグロの蛍光塗料で巨大な犬にまたがった怪しい女性の姿が描かれていた。そこはオープンスペースの広いロフトで、引っ越しはまだ終わっていなかった。壁にはさらに多くの落書きが残っていた−後でこれもわざわざ描かせた壁画と分かった。(P.164)
その絵が、こちら。
ちなみに、デビッド・チョー氏のFacebookオフィスの作品群は、彼のFacebookのアルバムで見ることができます。
また、Facebookは最近新オフィスに引っ越しをしましたが、どうやらそこにもデビッド・チョー氏の作品が飾られているようです。
受付の後ろにはエアブラシで描いたような絵画が掛かり、オフィスに足を踏み入れたところ、落書きかアートか判別が難しいような“作品”も。かつての本社は、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が「創業の地」である学生寮と同じような雰囲気をつくるために壁画を描かせたが、この伝統は新本社にも引き継がれているようだ。(nikkei.com)
デビッド・チョー氏とマーク・ザッカーバーグCEOが、「落書き」を楽しんでいる動画があったのでそちらをご紹介。
ご参考:
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