2012年2月19日日曜日

Facebookで起きている"What People Think / I Do What I Really Do"現象とその分析




オリジナルが作られたのはもう少し前かもしれませんが、 この画像にFacebookで遭遇したのが1月の下旬。

広告業界におけるアカウント担当、クリエイティブ、プランナー、クライアントそれぞれの立場からみたお互いのイメージをビジュアル化したもの。まぁ、クライアントは最悪、ということになりますが、広告業界にいる人にとってはニヤリと笑ってしまうものだと思います。

それから数週間後、2月になるとこんな画像に再びFacebookで出くわしました。


その後、ジャーナリストに続き、ライター、日本、猫、PRコンサルタントなど、続々と類似の画像に遭遇しました。


気になったので調べてみたところ、2/2にGarnet Hertzというアーティストが、Facebookに公開したこの画像が始まりだったようです(via knowyourmeme.com)。


基本的なフォーマットはこの5つで、


最後のWhat I really doがオチという構図です。

この現象、なんだか日本のTwitterでみられるハッシュタグの大喜利にも通じるものがありますね。

さて、この"What People Think I Do / What I Really Do"シリーズ、ソーシャルメディアキャンペーンを考える上で色々と示唆に富んでいるので、それをちょっとまとめてみたいと思います。

職業を題材にすることでにすることでその周りのひとに分かりやすくなっている(猫や日本など、職業以外のものもありますが)
さらに、同じ職業にあたる人にとっては自分事化されやすく、共感を生む(実際にリンクを見るわかりますが、タグ付けしている人もいます。)
最後にオチを作る、という基本的なフォーマットがユーモアを生み、バイラルしやすくなっている
・(Facebookのように)様々な関係が重なり合っているソーシャルメディアと、"What People Think I Do / What I Really Do"のフレームの親和性が高い

という感じでしょうか?

"What People Think I Do / What I Really Do"のようなフレームで、実際に自分やその友人のプロフィールを読み込んでお互いにどう見られているかの結果を(ユーモラスに)しめすアプリがあったら人気が出そうですね。















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