新年度に入り、今年はFacebookを始めるぞ、という企業も少なくはないと思いますが、その際の懸念のひとつが不適切な投稿の処理。
そんな企業の担当者に朗報となりそうなのが、Facebookが公式に追加した、禁止語句を含む投稿のフィルタリングを行うモデレーション機能。
もちろんこの機能は無料で提供されます。
これによって禁止語句のリストを管理者が指定できる作れるようになったわけですが、ヘルプセンターの説明には以下のように書かれています。
ページに投稿されるコンテンツに対して制限を設けることはできますかページに不適切な語句が表示されないよう、コンマ区切りのキーワードを「禁止語句リスト」として指定できます。[Facebookページを編集]を選択し、[権限の管理]タブを開くと、禁止語句リストにキーワードを追加できます。禁止語句リストに含まれている語句がページへの投稿やコメントに使用されると、そのコンテンツは自動的にスパムに指定されます。投稿はページの「スパム」フィルタに配置され、公開されることはありません。コメントは管理人に対してグレーで表示されますが、一般には公開されません。
投稿からスパムの指定をはずすには、[スパム]フィルタをクリックして、その投稿にカーソルを合わせ、[X]をクリックします。[スパム指定を取り消す]を選択します。コメントからスパムの指定をはずすには、そのコメントにカーソルを合わせ、[X]をクリックします。[スパム指定を取り消す]を選択します。
また、Facebookが事前に登録した「不適切表現」のブロックを「なし、中、強」から選ぶこともでき、一般的な公序良俗に反する表現は、ここでフィルタリングできるようになりそうです。
ただし、不適切表現のブロックについては、具体的にどういった言葉が指定されているのかは分かりません。
Inside Facebookの記事によると、これまでFacebook上でのモデレーションのソフトウェアや、目視によるモデレーションサービスを提供してきた企業となりそう、とのこと。
この機能を使うことで担当者の負担は軽減できそうですが、これは投稿自体を削除するものではなく、一般に表示されなくなるものなので、投稿した本人やその友達には見られることになりそう。不適切な投稿を削除するという業務自体は定期的に行う必要がありそうです。
また、これによって「炎上」が避けられるわけではありません。いうまでもないことですが念のため。
ご参考:
0 件のコメント:
コメントを投稿