昨年の3400%という驚異的な成長をみせたfoursquare。Facebook Placesというライバルの出現にもかかわらず成長を続け、現在600万のユーザーがいるそうです。
それにしてもこのinfographicは何というかネタの宝庫という観があって面白いです。
例えば、
2010年にはトータルで3億8157万6305件のチェックインチェックインされるのが多いのはお昼と夜の飲食店宇宙からのチェックインが1回チェックインされた駅の1位がニューヨーク・ペン・ステーション、2位が渋谷駅、3位が新宿駅
などなど。
国際宇宙ステーションからのチェックインについては、筆者もこのブログで取り上げた、スペースシャトルのバッヂがもらえるユニークな企画でした。
さてこのinfographic、公開されたのがfoursquareの公式ブログで、それが今回取り上げた理由の一つです。
というのも以前、「ソーシャルメディア時代の広報ツールとしてのinfographic」というエントリを書いたことがあり、それを実施している事例だったからです。
infographicはソーシャルメディア時代の企業広報でスタンダードになりうると思う理由を前回書いたのですが、
最近はこれに加えて、1. マスメディアからではなく、主にソーシャルメディアから情報収集をする人の割合が増えてきている。2. わかりやすく図解を交えて伝える「池上解説」がいま非常にもてはやされているように、情報を整理して理解するのが簡単ではない。3. 同時に、多くの企業の事業内容は複雑化(一方でコンペティターで一方で協業など)していて、一言では説明できない。4. 数字や歴史など、主に広報部門で取りまとめている「事実」情報をベースに構成されている。5. オンライン上の情報発信者は、自分のブログなどに張るだけで済み、同時に情報量も豊かなコンテンツを求めている。
6. 企業がコントロールしたメッセージを伝えやすい
というのがあるのかな、と思い始めています。特にソーシャルメディアでは多くの人を介して情報が伝わるので、(誤解などを生まないためにも)コントロールを効かせられることのメリットは大きいといえます。
コストが数十万かかるようですが、ここぞ、というタイミングのネタであれば、その価値はあるかもしれないですね。
ご参考:
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