最近見た、心温まるZapposの3つの奇跡をまとめてご紹介します。
まず一つ目が上の動画。
見たことのある方もいるかもしれませんが、ちょっと前から話題になっている、ザッポス初のテレビCMです。
Here's our first TV spot featuring puppets & actual phone calls to Zappos (more coming)! - http://bit.ly/b5Hms4 10:38 AM Mar 9th
ザッポスのコンタクトセンターの社員と顧客とのやり取りを題材に、パペットを使って作られたこのCM、実は実際にコンタクトセンターにかかってきた電話の録音を使っているのです。
内容はというと、「素敵なグラスを受け取ったが送り主が分からない」という問合せの電話に対応する社員が「誰からだと思う?」とクイズを出しながら楽しい会話で対応をし、最後にその女性が思いを寄せる男性からのプレゼントと分かり、喜びの声を上げる、というものです。
実際の電話の録音を使いながら作るところがZapposらしい透明性でもありますし、社員との楽しい会話やハッピーな瞬間を見ることができるのもならでは、と言う感じがします。
二つ目は、
Friendly reminder: Today is the deadline to submit your photos for the 2010 Zappos culture book! - http://bit.ly/cEVFfF 12:17 PM Mar 19th
というツイートに関するもの。リンク先を見ると、"Be A Part of Zappos Culture History!" と題されたエントリで、昨年"Zappos.com Gear Zappos Culture Book - 2009 Edition"を制作する際に、顧客や社員、パートナーから写真を募集したところ、大好評だったので今年も実施する、というもの。
本の内容は、
Zapposの企業文化がなぜ特別で成功しているのかを社員やベンダーらによる何百ものエッセイを通じて説明しているものContains hundreds of short essays written by Zappos employees and vendors explaining what makes the Zappos company culture so special and successful.
と言う感じで、募集要項もいかにもな内容。
Things we’d like to see:What you think of when you hear “Zappos”(Zapposと言えば?)Your favorite Zappos item(お気に入りのZapposアイテム)Something fun and a little weird(楽しくて、ちょっと変わっているもの)Something that makes you smile(あなたを笑顔にするもの)Something you’re passionate about(あなたが情熱を傾けているもの)Your interpretation of one of our core values(コアバリューのあなたなりの解釈)
実はこの本、販売されているのですが、そのレビューも"Seriously, this should be mandatory reading in every business, MBA, and leadership class.(全てのビジネス、MBAやリーダーシップのクラスにとって、この本は間違いなく必読書です)"と非常に高く評価されています。
何が凄いかって、こうして関係者のEngageを生み、それを通じて社外の人にもポジティブな影響を与える。こんなことができる会社、なかなかありませんよね?
そして最後の奇跡はCEOのTonyが11歳になる娘のAvaや企業家や明日のビジネスリーダー達にささげているという、2010年6月7日から発売される書籍"Delivering Happiness"を、11歳の誕生日に初めてプレゼントした、というもの。
プレゼントする際、人生のアドバイスとともにプレゼンテーションを作ったのですが、それが非常に心温まる内容で、同時にビジネスパーソンにも役立つものになっています。
ということで、最後にそのスライドショーをご覧ください。解説は、、、不要ですね!
Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点