"May the 4th Be With You."
これは、BlackBerryのTwitterアカウントから、5月4日の「スターウォーズデー」に発せられたもの。BlackBerryとスターウォーズには実際これといった関係がないにもかかわらず。
この投稿は15万人にリーチし、その98%がポジティブな反応で、ほとんどのツイートがブランドをポジティブに関係付け、15%のフォロアーの増加につながった。(BlackBerryのGlobal Digital VPのBrian Wallace氏)
このエピソードは、Advetising Ageの「FacebookではRelevanceが再定義されるかも」という記事に紹介されていたものです。
What are you doing this weekend?
What is your ideal vacation?
What's your favorite movie or book?
記事では、実はこういった普段の会話が最も大きな関与(Engagement)を生む、と書かれています。
実際に、ソーシャルネットワーク上の多くの人はあなたの製品について話したいわけではなく、単に話がしたいのです。ブランドをソーシャルメディアで語る際には、会話的な雰囲気が必要なことは以前から理解していたものの、実に会話的であることに驚かされます。ソーシャルネットワークサイト上で最も効果的なマーケティングコミュニケーションが、シンプルで、ランダムで、暦と関係した陳腐な発言や質問、ブランドとは無関係の思いつきの質問、などであることが次々と証明されています。
11月11日の復員軍人の日にFacebookで行ったBlackBerryのシンプルな投稿は、8,000近くのLikeと550のコメントを生んでいます。
同じような例が、OREOのファンページからも紹介されていました。
フォークや他のものを使ってオレオを飲み物に浸して食べた(Dunk)ことはありますか?> 8,200のLike! と2,300のコメント
どんなフレーバーでもいいので、オレオの新フレーバーを作るとしたら何にしますか?> 7,100のLikeと12,500のコメント
抜き打ちテスト:Twist、lick、それから...>6,500のLikesと6,200のコメント
たしかに驚くような数字がシンプルな投稿に対してつけられています。
8,000人にブランドのために何かしてもらうことは実際簡単ではありませんでしたが、TwitterやFacebookはそれを変えるかもしれません。
ファンページの数が多いので(BlackBerryが約390万、OREOが約1500万以上)、割合としては大きくはありませんが行動を起こした人の絶対数を考えると、やはりこれはすごいことだと思います。
記事には他にも印象的な言葉やフレーズがあったので最後にまとめてご紹介。
"Stream marketing" が今度重要になる。
コンテンツは会話的なものに向かうべきだ。
見た目は行き当たりばったりに見えるメッセージが、結果的には企業ブランドや行動の目標にどれだけ貢献するかを理解できるようにならなければならない。
Facebookのファンには何の意味はない。Facebookのファンに何かしてもらうことに意味がある。
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