2010年8月23日月曜日

PR会社の人が使わない方が良いソーシャルメディアに関する8つの質問



via flickr
ソーシャルメディアの普及にあわせて、そこで何ができるか、何をしなければならないのか、を考えているPR業界人は少なくありません。特にクライアントに対して提案すべき立場にあるPR代理店に所属している人はなおのこと。セミナーなどに参加し、見識のある人に対して質問をするケースもあるでしょう。

そんな際に、こういう質問の仕方をするとプロっぽく見えないのでやめようね、ということを述べているエントリがあったのでご紹介。
 
PR代理店の人から質問を受ける人の視点でかかれたと思われるこのtipsですが、違う立場のひとにも参考になると思います。

1. 今ソーシャルメディアでトレンドになっていて、クライアントに提案できそうなものは何ですか?
よりよい聞き方:どうすれば今の私たちのソーシャルメディア施策を最適化できるのでしょうか?

2. Facebook の "like" や Twitter のフォロアーを増やすもっともよい方法は何ですか?
よりよい聞き方:既存の顧客を私たちのクライアントとソーシャルウェブ上で関わりあうようにするにはどうすればよいでしょうか?

3. バイラル動画をどうすれば何千人もの人に見てもらえるのでしょうか?
よりよい聞き方:見込み客が検索結果で知るようにするには、動画をどのように最適化すればよいでしょうか?

4. ソーシャルメディアをサポートするために、どのくらいの費用をeメールの予算から引き出せばいいでしょうか?
よりよい聞き方:eメールとソーシャルメディアを統合し、カスタマイズとレレバンシー(関連性)を高めるにはどうすればいいでしょうか?

5. 自分たちがソーシャルメディアに長けていることをクライアントに説得するにはどうすればいいでしょうか? 
よりよい聞き方:自分たちの専門性を示すためのコンテンツを様々なフォームや場所で作るにはどうすればいいでしょうか?

6. どうすればソーシャルメディアの専門家を見つけて自分のチームに加えることができますか?
よりよい質問:ソーシャルメディアに関する見識を企業全体に提供し、トレーングや知識の共有を図るにはどのようにすればしょうか?

7. どうすれば認知を得られるキラーソーシャルキャンペーンを作ることができますか?
よりよい質問:長期間にわたって顧客を推奨者とするための、持続性があり現在進行形のソーシャルメディア戦略を立てるにはどうすればよいでしょうか?

8. 影響力のあるブロガーを見つけてクライアントのことを書いてもらうにはどうすればよいでしょうか?
よりよい質問:どうすればクライアントに強い関心をすでに持っている既存顧客を見つけ、マーケティングの支援をボランティアでしてもらえるでしょうか?







全てに共通していえるのは、目先の結果や、手法にとらわれるのではなく、根本となる全体戦略をいかに考え、顧客との関与を深めることを念頭におくべし、ということでしょう。


ご参考: 




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