Twitter利用者は、独自の言葉使いでトライブ(部族)を形成する、という調査データが公開されていました。
調査は2007年1月から2009年11月に発せられた2億ツイートを分析したもの。
英語のツイートのみを対象にしたものですが、そこで使用される言葉はTwitter上のコミュニティ構造を反映している、ということが確認されました。
ガーディアンの解説記事によると、今回確認された最大のトライブであるアフリカ系アメリカ人のコミュニティでは"Nigga", "poppin", "chillin"などの言葉の使用頻度が高く、メッセージの90%はそのトライブ内に向けられたものだそうです。
そのほか、Justin Bieberのファンは"Pleasee" のように"ee"で終わる言葉を使い、ヒンズー語を使うインド人の場合、"bhi"や"nadi"などの言葉を使用する傾向があるそうです。
上の図は、
各トライブで使用される、頻度の高い言葉の一覧を下の表で確認できます。
地域属性のみでなく、Swsxのようなイベントによって一時的に形成されるコミュニティもあり、なかなか面白いです。
昔から「郷に入っては郷に従え」といいますが、そこで使用される「部族語」を理解し、話せるようになることも場合によっては必要なことと言えそうですね。
上の図は、
・テキスト:それぞれのトライブで最も使われる言葉を示しています。
・円:コミュニティの大きさ
・線の太さ:コミュニティ内での会話数
・色:コミュニティのユーザー間での会話の割合(赤が100%で黄色が0%)
各トライブで使用される、頻度の高い言葉の一覧を下の表で確認できます。
地域属性のみでなく、Swsxのようなイベントによって一時的に形成されるコミュニティもあり、なかなか面白いです。
昔から「郷に入っては郷に従え」といいますが、そこで使用される「部族語」を理解し、話せるようになることも場合によっては必要なことと言えそうですね。