先週日本でも開催された、Facebookによる企業のマーケティング担当者向けカンファレンス「fMC Tokyo」。アメリカで行われた「fMC」同様、Facebookページのタイムライン化と有料広告のReach Generatorについての説明がなされました。
今回の変更によって、スタートページを使ってLike gatingができなくなるなど、Facebookページのタイムライン化で運用方針を色々と見直さざるを得ない企業も多いと思いますが、そのFacebookページのタイムライン化をクリエイティブな視点で活用しているブランドもあります。
タイムライン化に対応したFacebookページというと、まとめ記事が多数あるように、カバー画像のデザインに注目が行きがちですが、カラムの右側にある年表機能「マイルストン」も活用できるポイント。ブランドの歴史を記載することができるわけですが、年表に単に情報を入力するだけではない使い方ができます。
例えばこれは1955年のFanta誕生をタイムライン上で表現したもの。
さて、FantaのFacebookページではこれだけではなく、行方不明になったFantaのキャラクター4名を探し出し現在に連れ戻そう、というタイムラインを活用したイベントが開催されています
これが、
こうした取り組みは、企業の歴史的な情報と連動させると、楽しみながら学んでもらえる企業PRにもなりそうです。
あと、タイムラインを活用方法は過去だけではないかもしれません。
これはDisneyland ParisのFacebookページに投稿された画像ですが、ミッキーが見つめてるその先は未来です。これ自体にはに何の仕掛けも無いのかもしれませんが、Facebookページのタイムラインを最大活用する、という意味では未来の展開も見据えてコンテンツを投稿していく、という視点があってもよさそうですね。