2011年、Facebookで最もシェアされた記事上位40が、先月末に公開されていました。
1位になった記事は、The New York Timesによる、Satellite Photos of Japan, Before and After the Quake and Tsunamiという、東日本大震災の前後の比較をインタラクティブにできる衛星写真を用いた記事でした。この記事にはシェアボタンが一つも付いていないにも関わらず、です。
この40の記事に見られる特徴を4つにまとめたエントリがあったのでご紹介。
1.記事が実用的で、驚きがあり、強い主張を持っている。いわゆる重大ニュースや政治ものばかりではない。
2. ほとんどが短く、魅力的な見出しで、記事内容を良く伝えている。
3. 男性よりは女性を対象にしている記事が多い。40の内13が子どもや教育に関するもので、人間関係や動物、占いも健闘している。
4. 全ての記事がメジャーで、規模の大きなFacebookページを持つ報道機関からのものである。
たしかに、重大ニュースものばかりではない、女性に人気のある内容も多い、という点はFacebookでの時間の使われ方を考えると頷ける感じ。傾向としては夕方のニュース番組に少し似ているかもしれませんね。
ちなみに、メディアごとに順位をつけると、
Yahoo 13
CNN 10
NYTimes 7
Huffington Post 7
Washington Post 3
WSJ 1
という結果になりました。