日本ではどのくらい使われているのは分かりませんが、特に米国では日常的に利用されている感のあるFacebookの位置情報サービス機能、"Facebook Places"。前日のエントリ「位置情報サービスの人気順位と使う理由:割引などの特典目的での利用はわずか8%」でもご紹介しましたが、Facebook Placesはよく使われる位置情報アプリで42%と、アメリカでは首位。アプリを使うメリット(使用理由)も、
・知り合いと連絡をとる/会うため:41%・自分の信頼する人のお気に入りの場所を知るため:21%・割引や購入特典が得られる:8%
と、ソーシャルグラフに根差した使われ方がされているのが明確。
ではどんな場所に人気があるのか。Adageに、Facebook Placesで人気の、チェックインされる場所についての記事があったのでご紹介(調査はFacebookのキャンペーンアプリケーションなどを提供しているWildfire Interactive社によるもの)。
上の図は、そのトップ10ですが、アメリカの7つの空港、ディズニーランド、タイムズスクエアそして、Facebookの本社が、人気のチェックインスポットになっているようです。もっともFacebookの場合は社員も積極的に使っているでしょうから、そこは間引いて考える必要はあるでしょう。
Foursquareのデータでも空港が人気スポットの上位を占めているらしく、傾向としては合致しているそうです。
ちなみに、空港も、ディズニーランドも、待ち時間が長くて暇つぶしが必要だからチェックインされるんでしょう、なんてコメントもありました。
いずれにしてもよくチェックインされる場所であれは、それを活用したマーケティング施策を行いたいところですね。
以下、カテゴリ別のトップ3のデータの一部をご紹介。
Top 3 Tourist Traps
Disneyland, CA 206,000 check-ins
Times Square, New York 131,000 check-ins
Epcot Center, FL 54,000 check-ins
Top 3 Restaurants
Margaritaville, Las Vegas 11,000 check-ins
The Boiling Crab, CA 8,000 check-ins
Hard Rock Cafe, Orlando 6,000 check-ins
Top 3 Stadiums
AT&T Park, San Francisco 75,000 check-ins
Dodgers Stadium 55,000 check-ins
Cowboys Stadium 50,000 check-ins
Top 3 Hotels in Las Vegas
MGM Grand Hotel & Casino 39,000 check-ins
Caesars Palace 33,000 check-ins
Planet Hollywood Resort & Casino 32,000 check-ins