via nymag.com
"Twitter Places"が始まり、日本でも注目が集まるかもしれない、位置情報サービス。
そんな中、ソーシャルメディアを「アンチソーシャルに」利用するサービスがローンチされた模様です。
その名も"Avoidr"。
サンフランシスコを拠点とするテクノロジストのJesper Andersen氏は、先月、Avoidrというなのサイトを製作。Avoidrは、Foursquareのユーザーが避けたい"友人達"を選択できるようにするもの。その"友人達"をがどこにチェックインしたかを示すことで、ユーザーはどこに行くべきでないかを知ることができます。Andersen氏によると、2万人の人が利用し、2500人がアクティブに使っているそうです。San Francisco–based technologist Jesper Andersen last month designed a site called Avoidr, which allows Foursquare users to select the "friends" they want to avoid. By showing where those "friends" have checked in, users know where not to go.According to Andersen, the site has been used by around 20,000 people, with around 2,500 active users. (nymag.com)
なるほど、SNSの理念を逆手に取ったサービスのようですね。
「けしからん!」という声も聞こえてきそうですが、このサービス、無料で利用でき、
Built with love by @jandersen
とサイトに書かれているように、善意をベースに開発されたもののようです。
このアイディアは、Andersen氏の友人の多くが離婚するのを目にした時に思いついた:「元妻(夫)がいるからこのバーには行きたくない、というのは共感できる感情です」The idea came about when Andersen watched a lot of his friends go through breakups: "It was an emotionally resonant feeling — you don't actually want to go to this bar because your ex is there."
Avoiderは、ストーカー対策にも役立っているようです。
彼はまた、Avoidrは、ストーカー被害にあっている人にも利用されていると言う— 彼(女)らは、ストーカーを"友人"として許可し、自分からはチェックインしない。その代わり、Avoidrを使ってストーカーを避けています。He says Avoidr has also been used by people with stalkers — they allow their stalkers to "friend" them, never check in themselves, and use Avoidr solely to steer clear.
Foursquareを積極的に使っている人が対象、という条件はありますが、使い方によっては良いツール、といえそうですね。
最後に、Andersen氏の印象的な言葉をご紹介。
ソーシャルネットワークは、友人関係は潮の満ち引きのように常に変化するものだということを考慮するべきだ。social networks should take into account that friendships ebb and flow.
Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点