今ペプシに関するBuzzといえば、Super BowlのCMから撤退してその予算をソーシャルにシフトさせたPepsi Refresh Projectだと思いますが、スペインでは地域に根差したユニークな試みもしているようです。
動画のスペインでのペプシのテレビCMに出演するのは、サッカースペインリーグのFernando Torres選手。
Fernando Torres選手のCM撮影の模様をCMにしているのですが、どうしても"Pepsi"の真ん中の"p"が発音できず"Pesi"と発音。何度もダメ出しをされ、しまいにはバックパネルの"p"を破り捨ててしまう、というもの。
スペイン人にとっては、"Pepsi"と発音するのが難しく、"Pesi"になってしまうことから考えられたキャンペーン。
スペインの方にとっては「あー、わかるわかる」という共感を生むことでしょう。
ブランド管理の考え方からどうなんだとか、そもそもこれってネタなんじゃないの?という疑問もわきますが、地域にあったコミュニケーションを通じて共感を得てBuzzを起こす、という発想はいいですよね。
ちなみにこのキャンペーン、もともとは同じスペイン語圏のアルゼンチンで行った、"Pepsi"を"Pecsi"としたことをヨーロッパンに持ち込んだ、とのことですが、スペイン語圏の他の国でも行う予定は今のところないそうです。
"There currently are no plans to use similar advertising in other Spanish-speaking markets."(AdvertasingAge)
Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点